chirin *としての活動を終了します
こんにちは。chirin *です。
この度、タイトルにもある通りchirin *としての活動を終了させていただきます。
正確にはchirin *からchirinに戻ります。
ん?どういうこと?と皆さん思ったでしょう。
私はもともとnanaというアプリでchirinという名前で歌の投稿をしていました。
YouTubeやTwitter(現X)に活動の場を広げるにあたり、なんとなく名前の最後にアスタリスクをつけてパワーアップさせました(?)
正直あまり深い意味はありませんでしたが、単なる趣味でやっていた歌を、周りの方にも聴いてもらいたいというような意味を持ったのがアスタリスク付きのchirin *だったのかもしれません。
そのような活動は終了し、気が向いたら単なる趣味での歌や写真を上げるchirinに戻ります。
全てのアカウントは残しますが、Xはアスタリスクなしのchirin表記とし、主に皆様の活動などを追うためのアカウントとなるでしょう。
YouTubeへの投稿はあったとしても基本的にはshort動画の投稿にとどまる予定です。
nanaへの歌の投稿やピアプロへの写真の投稿はぼちぼち続けていくと思いますのでよろしくお願いいたします。
(とは言いつつ、現在制作途中のものがいくつかあるため、私もしくは他の方のチャンネルにて今後も動画が投稿されると思います…笑)
さて、今回このような考えに至ったのには大きく分けて2つ理由があります。
一つ目は、純粋に実生活が忙しくなりつつあり、現在歌などに割いている時間を仕事やプライベートに充てたいと考えたからです。
また、住環境の変化で歌の録音が物理的に不可能となる可能性も考えられるため、良きタイミングで活動を終えたいと以前から考えていました。
二つ目は、これまでの活動で自分のしたかったことが十分できたこと、そしてこれ以上のことは自分の実力では望めないと考えたからです。
これについては、関わった皆様への感謝も込めて、ゆっくりお話しさせてください。
私は幼い頃から歌うことが好きでした。
音楽の授業や学芸会など、歌を歌うと周りから褒めてもらえるのが嬉しくて、もっと私の歌をたくさんの人に聴いてほしいという思いを持っていました。
大きくなったら路上ライブをしてみたいなど幼少期の私は夢見ていました。
しかし、私の家庭は割と厳格(?)で、親からの勧めもあり、専門資格を取得するための大学に進学しました。
将来の道も決まりきってしまった状態で、勉強も忙しくあまり自由な時間がなく、楽器は部活で続けていたものの、歌とは完全に離れた生活でした。
そのまま大学を卒業し、専門職として働き出した私は、もう自分の歌をたくさんの人に聴いてもらうなんてことは叶わないという気持ちでいました。
社会人になり、趣味の一環としてnanaを始めました。
nanaは当初ワンコーラスのみの投稿であったり、伴奏がないものもあったりしたため、延長としてYouTube(及びTwitter)も始めました。
とは言いつつ、いわゆる歌い手さんとは違って、機材もmixも備わっていない完全な趣味の歌だったと思います。(今でも正直そのような感覚でいます。)
そんな中、作曲活動をされているkakさんに出会ったことで、私の活動は大きく変わりました。
Twitterを始めて3ヶ月くらいの早い時期だったと思います。「オリジナル曲を歌唱していただけませんか」というお話をいただきました。
オリジナル曲を歌ってみたいというのは以前から密かに思い浮かべていた夢であったため、とても嬉しかったことを覚えています。
歌唱提供させていただくなら、それなりの音質を確保しなければいけないと思い、そのタイミングでインターフェースとマイクを揃えました。
機材を揃えたことで、活動の幅のようなものが広がったと思います。
ちょうどその時期、ボカデュオという企画の募集が始まりました。
これまでの私だったら、自信がなくて共同制作のお誘いをすることは絶対にできなかったと思います。
しかし歌唱提供の経験、機材を揃えたことが少しの自信に繋がりました。
以前から聴かせていただいていたボカロPのReizuさんがボカデュオの募集をされているのを見かけ、勇気を振り絞ってお声がけしました。
ボーカルに選んでいただいたときは本当に本当に嬉しくて胸がいっぱいになりました。
憧れのボカロPさんと共同制作をする、本当に私の中の夢が叶ったような感じで、大袈裟でもなく、我が人生に悔いなしと思いました。
正直ここまでで、私の歌の活動としては大満足で、いつ活動終了しても良いという気持ちでした。
ですが、人との繋がりが増えたことで、嬉しいことになかなか辞めにくい状態になってしまったのかなと思います。
(特にReizuさんとのボカデュオは非常に多くの方に私の存在を知っていただくきっかけになりました。大きな影響を与えてくださったこと、この点でも非常に感謝しております…)
その他に私に大きな影響を与えてくださったのは歌い手のいわてさんです。
先に述べたように、私は自身を歌い手と認識しておらず、いわゆる歌い手様とコラボするということは自分には身に余ることだと感じていました。
そんな私を、いわてさんはコラボに誘ってくださいました。それも11人歌唱というかなりの大型コラボでした。
そして楽曲も、アイドルグループの曲ということで、おそらく普段の私のイメージからは離れたものだったと思います。
ご一緒する歌い手さんは、実力や経験に溢れた方ばかりで、コラボが初めての私は大変恐縮していました。
しかし、皆さん非常に仲良くしてくださり、これをきっかけに活動や交流の幅が広がったと感じています。
その他にも、たくさんの素敵な作品に携わらせていただき、その全てに様々な思い出が詰まっています。
全てを語りたい気持ちは山々ですが、あまりにも膨大になってしまうので、この辺りで自重させていただきます笑
約3年間という期間で、本当に十分すぎるほどに様々な経験をさせていただきました。
ずっと前からわかっていたことですが、この世にはとても素敵な歌を歌われる方が星の数ほどいます。
そんな中で、私の歌に何か特別な価値があるだろうかと考えたとき、やはり大勢の中の一人に過ぎないのです。(というよりも、正直その中に入ることすらできない程度の実力しかありません。)
このまま自己満足の歌を続けても、これ以上のものは得られない、そう感じたので今回このような決断に至りました。
ですが、私は生まれながらに歌が好きな人です。
歌がない生活というのは考えられません。
今後も気の向くままに歌を歌っていくと思います。
もしよければ、そんな何でもないただの娯楽の歌を、ときどき聴いていただけたら嬉しく思います。
これまで私の歌を聴いてくださった方、応援してくださった方、本当にありがとうございました。
皆さんからの反応やコメントが何よりも励みでした。
そして、私の歌を多くの方に聴いていただくという夢を叶えることができ、とても幸せでした。
また、活動を通じて出会ってくださった方、皆様から見聞きしたすべてが、かけがえのない事象であり、この先も私の中で生き続けると思います。
長くなりましたが、こんな私の話を最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
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