ペアスコアタ小話

こんにちは、ちりまーやと申します。今回も多くの方に話題にして頂き、とても良い形で企画を終える事が出来ました。ありがとうございました！

第二回ペアスコアタ運営での小話をメモとして残します。

●第二回を開催する流れ
●ルールについて
●課題曲について
●提出方法について
●レベルが高すぎる
●総括

この6つの項目について主催者目線で記録出来ればと思いました。

●第二回を開催する流れ
第二回をやってほしいという話は結構前からチラホラと聞いていましたが、コロナ禍での開催はかなり消極的でした。運営の老人会メンバーの中でも以前と比べてモチベーションの差があり、年1のお祭、KACも延期。また音楽ゲーム以外でも世間的に大きな催しは中止、延期が殆ど。
私は緊急事態宣言中は自粛しており、数か月ぶりに触るポップンはスコアが出なくともとても楽しく感じました。その後、KACも延期を重ねながらも無事開催出来た事もあり、BPLにポップン無いし、WRも始まらないし久々にやんない？と老人会に提案したところ、有難い事に全員が乗り気になってくれました。やった！
老人会で一番モチベが低かった上に、運営する上で一番大変なPC管理のじぶりんが一番に快諾の返信をくれたのが印象に残っています。

●ルールについて
第二回開催にあたり老人会全員の承認が取れ、ルールや課題曲等を全員でLINEや通話で考えました。ルールは言い出しっぺとして私が提案、様々な理由で少しずつ改変されたものが今回のペアスコアタのルールや提出方法になりました。第一回ペアスコアタが終了してから、今度やる時はこういうのもありだなと思っていたexペア部門がかなり好評だったのはとても嬉しかったです。
ペア内でクラスが高い方が引っ張る(事が多い)この部門はペアならではの面白みがあって、苦手曲がお互いに被った例もあれば、逆に得意曲が被った例も見ました。
私の周りの話だけでも「相方のダンディーを無かった事に出来た」人も居れば、「今回の結果発表での1位の方よりも高いゴールデンハートが、相方が上手くて無かった事にされた」という人も見ました。
もし第三回があれば、またこの部門は是非やりたいなと思っています。あればね。
また、緊急事態宣言発令があった場合はその分日程を延期予定でしたが、期間内には発令されずとても安心しました。まだ落ち着かない情勢の中、運がよかったです。

●課題曲について
前回同様、どのレベル帯の方でもそれなりに触りそうなLv.45付近にしました。課題曲を決める上で1番大切に考えていたものは「それなりにスコアが出しやすいが、多少の難所があるもの」

細かい部分では、
超の付く上級者であっても1桁が難しく、解禁間に合ってない人用にデフォルトで選べる曲。比較的簡単なロングやソフランを入れたい。また、他には過去のKAC(トプラン)課題曲を避け、出来るだけ他スコアタ被らない選曲。更に細かい部分だと一時期話題になった不正筐体や違法筐体と言われていた特定のBPMだけ光りやすくなる筐体でも問題の無いBPM等。

ペア部門のイメージとしてはスコアラーの方が｢この難所のせいでスコアが取れない｣と思うような、それでもクリアラーの方がスコアを意識出来る箇所があるような、そんな絶妙に難しい譜面を皆で考えました。
老人会でクラスが一番下のじぶりん(97.4x)～一番上のひろみ(100.2x)間で5000点以上離れている曲は候補から消し(Sephirot、反逆のディスパレート等)基本的には一筋縄ではいかない選曲を意識しました。

ハイパー余談なんですけど、ペアスコアタ開始早々not参加者の上級者プレイヤーに熱帯で当たり、メイメツをgr2出された時はめっっちゃ焦りました。

ex部門については担当しない曲があるので先述の課題曲を決めるポイントで5000点以上離れている～等は考えず、ペア部門よりも若干癖強めで選びました。また、全ての課題曲の譜面傾向を出来るだけバラけさせました。

気になっていた人も多い選曲者なのですが、
・メイメツ、フラグメンツ...じぶり
・エレキ族...不明
・ヒップロック...私
・夕陽のダンディー...もりやま
・SUPER SUMMER SALE...私
・BEEF...もりやま
・ゴールデンハート...もりやま

課題曲を決める時の通話にあすかのみ不在で、ひろみはなんでも来いスタイルだったので殆ど他の4人で決めました。うっしーさんは選曲者に名前は無いですが、「AとBならこっち」というような最終判断が多かったです。
エレキ族は全員が「自分ではない」と言っています。誰ですか言い出しっぺは。もしかして、私ですか？多分違うと思うんですけど.......

最後まで候補に残っていたDimension Galeを削ってエレキ族は残したいという強い気持ちを持っていたのはひろみなので、エレキを暫く触りたくない程やり込んだ人はひろみへ文句言って下さいね。私も言っときます。

●提出方法について
ペア部門は個人(各々)提出
exペア部門はチームの代表がまとめて提出(1曲の更新も4枚まとめて)
と、少し手間のかかる提出方法でお願いしておりました。

相方がTwitterをやっていない、面倒、いっぺんに送った方が入力がしやすいのでは？等、様々なご意見があった事は存じておりました。何故この提出方法にしたのかの理由について説明をしたいと思います。

まず、投稿用フォームを用意しなかった理由としては、DMを利用し日時や画像、やり取りを残す事で「ここまでは提出済」「ここまでは対応済」と参加者、運営共にお互いに明確に線引きをする為でした。提出方法でも様々なタイプの方が居て、1曲更新毎に提出される方も居れば最後に今までで一番良かったものを提出される方も居らっしゃるので、特に前者の方にこのリザルト提出したっけ？となる事を防ぐためです。

また、Twitter名、CN、HN、エントリー名全て異なる方が居る事。
生活スタイルも暦通りの方も居れば夜勤の方も居る。Twitterを見る頻度も頻繁な人も居れば、1日に1回程度の人も。先述したリザルト提出のタイミングも人によって違いますし、e-amuのスクショ提出の方から画面直撮りの方まで。そして、一番懸念していたのはexペア部門で担当する曲が変わるチームが居るという事でした。

まとめてしまうと、誰が誰とチームなのかを運営全員が参加者全員把握する事は難しく、担当が変わる可能性のあるexペア部門ではこの曲のリザルトだけ届いてない、そしてそれに参加者側も運営側も気付かないという事を避けたかった。自分のリザルト提出を忘れる方は稀でしょうけども。
そしてペア部門では、相方に提出をお願いしたのに！なんて事を避けるために個人での提出をお願いしていました。これは第一回同様の理由ですね。

老人会の提出担当者には、提出されたリザルトを必ず共有後に返信してとお願いしていました。
その後、私がアナログ管理、じぶりんがデジタル管理→2、3日に1回手元にあるデータに記入、入力ミスが無いかを確認。締め切り後はすべての曲の入力ミスが無いかを2人で確認した後、各提出担当に最終のPCデータが最後に届いたリザルトなのか(見落としが無いか)の確認。

運営目線としては出来る限りミスが無いようにしたく、再確認時に「誰(担当)の所に提出している誰さん(参加者)」という情報はとても大切でした。文章にするとハイパー長ったらしいのですけども、全てはここに繋がります。

余談ですが、締切3日前に未提出のあるチームへDMでリマインドを行いました。忘れていない方に関しては急かしてしまうようで申し訳なかったですが、「助かりました」という方もいらっしゃったのでやって良かったです。そして参加者全員の提出を期間内に確認出来た事、ご協力ありがとうございました！感謝の気持ちでいっぱいです。
しかし、一か月長いですね。相当な熱意がないとだれそうです。

●レベルが高すぎる
いやそれは本当に仰る通り...

実際にじぶりんが作ってくれたペアスコアタ最終結果のグラフから参加者の円グラフ→こちら を見ると、参加者の75%以上の方がクラス98以上、そして半数近い人数が99以上である事がわかります。99といえば世間的には上級者でしょうし、その殆どの方がスコアを意識して普段からプレイされているでしょう。

そして｢2人のクラスが199.00上限｣というルール。高すぎるとの声もあった事は知っていますが、前回から変更無しです。
殆どの方があまり自身のクラスを気にせず友人と組めるようになっていますが、100以上で相方が見つからず参加を断念した方を何人か存じております。今後第3回が開催されたとて下げる事はないかなぁ～...クラスの計算方法が変わらない限り上げる事も無いと思いますが。

どのゲームでもスコアアタックという企画自体が上級者向けのお祭のようなものでもありますし、ペアスコアタはそれを少しだけマイルドにしたような感じでしょうか。

結論としては、大体のスコアタのレベルは主催者(及びその友人知人)の人達から話が回り始めるので、スコアタのレベルが老人会のレベルに関連する事は、致し方ない部分が多い。
そんな中、スコアタという成績に順位がつく上級者向けコンテンツで、
レベルが高い事を理解した上でもご参加して下さった方々には本当に嬉しく感じておりますし、少しでも楽しんで頂けるようじぶりん協力のもとクラス別グラフの作成や平均値算出、クラス別個人詳細等を用意しました。

様々な層の方に楽しんで頂けるよう、出来る事は思いつく限りやったかな、というのが正直本音ではあります。一人一人の意見は大切ですが、全員の意見を全て聞くというのは中々難しく、10人居れば10通りの考えがあるなぁとシミジミ思いました。
一部でお声のあったクラス別開催はペアスコアタでは今後もやらないと思います。じぶりんの作ってくれたグラフで事足りていると、個人的には感じているので。

やってみなとわからない事ではありますが、順位はさほど気にせず友人や相方と競い合ったり、自己ベストを更新したから、メダルの形や色が変わったから、同じ期間内で多くの人と同じ取り組みが出来たから楽しかったと思える方でなければ「クラス別だったとしても全体のレベルが高い」の印象自体は変わらないと思っています。

これは、個人的な見解で老人会の総意ではありません。念のため。

●総括
今回も運営どちゃくそ大変だった！！！が、楽しかった！！！！！！！！
ミス報告も無く、やり切った気持ちです。再び一緒にやらない？から詳細決め、そして締切後の最終集計まで約2か月弱走り抜けた老人会メンバー最高過ぎ。全員が責任を持って最後まで対応してくれました。ありがとう！

今回はペアスコアタならぬエアスコアタ勢が居た事や、忙しく相方に迷惑がかかるので個人で詰めたという方も。ノースピやずっとラブリーやキャラポ等お邪魔を付けて参加されている方も居て、ポップンはいろんな楽しみ方があって良いですね。
そして、今回もイラストを描いて下さった多くの方々ありがとうございました！公式では絶対に合わさる事の無い2キャラのイラストはとっても素敵。キャラは他の音ゲーには殆ど無いポップンだけの魅力ですし、タグ付けして一緒にペアスコアタを盛り上げて下さり感謝感謝です。

友人と協力や切磋琢磨する楽しさ。目標を持ってやりきる事。締切までの公平に与えられた時間の中で、どこまで詰めれるか。粘れるか。
順位がつく上級者向けコンテンツに、KAC経験のある方～普段スコアタに参加しない層の方々まで。
老人会の協力の元、参加者全員の実力の底上げが出来たのではないかと僭越ながら感じています。

「頑張った事は記録にも、記憶にも残ります」

それでは、またどこかでお会いしましょう。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました！