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超高齢社会が招いているニュースにも取り上げられない日本の闇を聞いてほしい

どうも、はじめまして。普段は婚活をテーマにしたサイトを運営させて頂いております。前職でライター業務を経験し、自分で副業として記事を書いており、本業は某保険会社で営業をしています。

婚活の記事を書くにあたり、あるサイトの文章が目に留まりました。

40代独身で孤独に絶望するオッサンの告白が胸に突き刺さる

独身四十代の孤独は凄まじい。いい一日でも悪い一日でも、朝から晩まで孤独なことは同じ。いくら収入があっても何を持ってても誰とつるんでも虚しいだけ。家族持ちの奴らは、何年も俺に会わなくても何の支障もない。けど、独身の俺はひたすら動き回ってないと孤独に追い回される。趣味の集まりに行っても、その趣味のことしか話題のない自分が浮く。なんてつまらない人間なんだろうと泣けてくる。そのくせ、年だけとるから周りも気を遣う。なんのために生きてるんだ?生産性もない、人間性も幼稚、給料は余計に取るのに若者や世帯持ちほど真剣に働きもしない。なんのために生きてるんだ?世帯持ちに比べて、独身でいることだけだ心の拠り所だったのに、それすら足かせと認めてしまったら俺はどうしたらいいの。引用:40代独身で孤独に絶望するオッサンの独白が怖すぎるより

これはもちろん、男性だけではなく、女性にも同じような現象が起きつつあるのです。

身寄りのない高齢者、保険金請求がされることなく、1人で死んでいく現実

保険の営業を経験して初めて教えてもらって、びっくりしたことがあります。孤独死が増加していることに伴い、身寄りのない高齢者が死んでも保険金請求がされないことです。実は契約者の遺族が保険に加入していることを知らず、そのまま保険金が給付されないといったケースも発生しています。

このようなこともあり、各保険会社では指定代理請求人制度を設けているところがほとんどだと思いますが、実はこの機能がうまく機能できないまま亡くなってしまう契約者も居るのです。(※指定代理請求制度とは、あらかじめ指定された指定代理請求人がご本人に代わって保険金の請求などをできる制度。)

結婚していても妻や夫が認知症になり給付金が請求できないことも

実は、結婚していても安心という訳ではないのです。というのも子供がいないといった夫婦も中にはいます。そうすると、受取人や指定代理請求人を夫や妻に指定している人が多いことでしょう。そういった場合、受取人や指定代理請求人の高齢化が進行すると"認知症"が問題となってきます。

万が一"認知症"が始まってしまうと、被保険者を自分にした契約で自分が先に亡くなった場合、夫や妻が"認知症"にかかっていると給付金の請求が出来なくなってしまうといったケースが増えてきているのです。

子供が居ても受取人に子供を指定するのを拒む契約者も

上記のようなことがあっても、子供を受取人に指定するかと相談すると契約者は拒むことがあります。こちらが受取人を息子様に変更しましょうか?と契約者に問いかけると「あいつには知らせなくていい」と一言。

こういったことからも、家族の信頼関係といったことが見えてきます。しかし、そのまま変更せず、契約者が亡くなってしまい、妻も万が一、請求できなくなる状態に陥ってしまえば子供も契約があることを知らないまま、給付金の請求をすることができなくなってしまいます。

自分は長生き。しかし親戚など頼れる身内なども先に亡くなっていく

長寿とはとても素晴らしいことです。しかし仕事中に出会った契約者の80代のおばあちゃん。身内は一人息子のみで息子は40代独身、夫は先立ってしまった。

受取人は息子様のままにしておいて、代理請求人は親戚のどなたかを指定しておきましょうか?と尋ねると「親戚は自分より先に亡くなってしまって親戚に頼れる人が居ないんです」

「まあ、息子が自分より先に死ぬことはないだろうから」と言っていたけれど、万が一息子が先に亡くなってしまった場合はおばあちゃん一人が取り残されてしまうのです。

家族も親戚の中でも長生きしてしまうとこういった問題も出てくるのだと実感しました。

若い子は保険を良く分かっていない

20代の子に保険に加入しているの?と尋ねるとよく返ってくる言葉が「おそらく親が自分に保険をかけてくれているから大丈夫」です、と。

保険というのは被保険者の年齢によって保険料が安くなるメリットがあります。だから年金保険や貯蓄型の終身保険などは被保険者を子供にすると保険料を安く抑えることが出来ます。

もちろん両親なら子供が怪我や病気になったら治療費を負担してくれることもあるかもしれません。しかし子供が保険に加入しないままケガをしてしまうとその治療費を両親が支払うために年金を崩したり生活費が子供の怪我や病気の治療費で消えていくといったケースもあるのです。

治療費など自分の貯金で補うことが出来る方には保険は必要ありませんが、安い保険料でさえ払えない子供は両親が先に亡くなってしまった場合にはどうするのでしょうか。

保険金とはその人が生きてきた証である。だからしっかりと大事な人に残してほしい。

保険という仕事に就いて思うことは、人間とは"生きる備え"はしていくのに実は"死ぬ備え"はほとんどしていない人間が多いということ。契約者や、著者もそうなのですが、保険証券や契約内容を見えない所に閉まっておいて実は自分がどんな内容の契約に加入しているか、自分が死亡したときのことをしっかりと把握している人は少ないのです。

保険とは契約者が生活の中で得た大切なお金で払っていたものです。だからこそ、しっかりと自分の大事な人に残してあげてほしいと思います。

忙しい日常の中にほんの少しでも自分の"死"について考える時間を作ってみてほしい

明日、もしかしたら自分が死んでしまうかもしれない、と考えて生活している人間はほとんど居ないでしょう。

しかし、今は"終活"といって死と向き合うことで自分らしい人生を迎えるための準備をする方も増えてきました。例えば、自分が死んだあとは身内に葬儀を任せることになるかと思いますが、葬儀費用は平均で100万~250万円ほどと言われています。

しっかりと身内任せにするのではなく、自分の葬儀費用などしっかりと早いうちから備えておくといいでしょう。

だから婚活を支援したい

婚活メディアを運営していると検索されているキーワードを見ることができます。その中には『婚活 乗り気じゃない』とか『婚活 相手を好きになれないとか』中には好きでもない人と結婚するぐらいなら一生独身のままでもいい!といった女性も居ることでしょう。

でも今、婚活や結婚に向き合うことができなければいつ向きうことができるのでしょうか。

独身のままでもちゃんと死ぬときの備えができていれば問題ないんです。しかし、高齢化してくると介護が必要になってしまったり、孤独があなたに襲い掛かってくるのです。遺体の処理は誰がしてくれるの?埋葬は?

しっかりと考えたうえで、独身で良い!と思っているのでしょうか。

孤独に負けない生き方を目指すのが素敵な人生なのかもしれない

実のところ、日本は3人に1人が離婚している離婚大国でもあります。結婚したからといって、幸せである!といった統計は出ておりません。もちろん独身でも人生を謳歌されている方も居ます。

そこで、どうか結婚しても未婚であっても人に囲まれた生活を目指してみるといいでしょう。

複数の友人と会うのもいいでしょう。習い事をするのもいいでしょう。とにかく孤独といった時間を作らないようにしましょう。そしてどこかの節目で自分の死と向き合う時間を設けてあげてみてもいいかもしれません

最後:今回、この記事を読んでみた方はどうだったでしょうか?保険を通して見えてきた日本の家族の形や人間関係など、自分の人生も深く考えなければいけないな、と感じることがあり、記事にしてみました。

私のサイトでは婚活女性のための情報を発信して婚活といった分野を応援させて頂いています。頑張って記事を執筆していきますので、ぜひとも私のサイトにも遊びに来てくださいね!



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