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大竹さんのイメージは。
色々やっている人。直島の「I❤湯」やっている人。
…くらいの認識しかなかった現代アート初心者の私ですが、TVのトーク番組でたまたま聞いたお話が超面白くて。
展示会とトークショーにいってきました!

●ざっくり感想


圧倒的エネルギー。とんでもない種類の表現、スタイル。
なんなんだこれは~!と思いながら、脳みそがギュンギュン動く。刺激をうける。
で、全部を見終わってみたら。一貫したセンスというか、個性を感じました~。すごい。。
そのエネルギーにあてられ、翌日までヨレヨレになるほどお腹いっぱい。

トークではちょっと気怠い(失礼)感じで展開されるお話しが最高に面白く、そのお人柄も大好きに。

大大大満足の展示会でした~❤

●美術展の概要(HPより、ちょっと省略)

1980年代初めに華々しくデビューして以来、猛々しい創作意欲でおびただしい数の仕事を手掛け、トップランナーであり続け、近年ではドクメンタ(2012)とヴェネチア・ビエンナーレ(2013)の二大国際展に参加するなど、現代日本を代表するアーティストとして海外でも評価を得ています。
ついに開催される大竹伸朗の回顧展は、国際展に出品した作品を含むおよそ500点を7つのテーマに基づいて構成します。あらゆる素材、あらゆるイメージ、あらゆる方法。作者が「既にそこにあるもの」と呼ぶテーマのもとに半世紀近く持続してきた制作の軌跡を辿るとともに、時代順にこだわることなく作品世界に没入できる展示によって、走り続ける強烈な個性の脳内をめぐるような機会となるでしょう。

●お腹いっぱいすぎて1週間くらい寝かして自分なりに消化したこと。


・世の中にある、様々な「これ!」っていう瞬間、感覚、映像などのスクラップ、抽出、再現。
・それを更に観覧者が「これこれ!」と見つける、集める楽しさ
・自分は「ここに萌え」を集めた
・絵として描く、立体として具現化する、音楽に変換する。それに合う手法を選ぶ
・アートって何?これをどう捉えたらいい?テーマは?メッセージは?とか理解しようとする、ということではない(気がする)

●トークショーでメモったこと


(ご本人の発言)
・効率と反対のことをやっている
・満たされるとダメ、鬱屈した何かがないと作品つくれない
・文法が見えると飽きる
・30代のエネルギーはない
・コンセプトとか効率とかではなく
・都築響一『TOKYO STYLE』は「出会ってしまった感」がある

(私がおもったこと)
・80年代のヘタウマの雰囲気を思い出す
・反骨精神
・ポップアートに通じる何か。その時代ならでは。
・初期衝動のような

●まとめ


軽やかで趣味横断的でサブカルなピカソみたい。



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