最近考えたこと マジ雑記

きれいな土台と素敵なお家

 古巣の大喜利コミュニティに居たときに、「大喜利って構造上、臭みが存在するよな」ということを考えていた。「このお題に面白く回答してくださいねー」と提示されたものに、面白く答えようと頑張ってる人がひねり出した回答が並ぶ、というのは臭み以外の何物でもないなあということです。これはコントとか漫才とかももちろん存在するんですけど、ネット大喜利みたいに文字だけで構成されていて、勢いとか演技力で引き込むとかでごまかす手段がないものだと臭みが強くなりがちです。
 この問題に対して僕がどう折り合いをつけたかというと、「最低限、臭すぎない範囲で自由にやるしかないなー」だった。要するにあまり気にしないで置いておこうということ。このスタンスと比較して、こちらのメジャーなネット大喜利界では臭みを懸命になくす努力をしているなあと思うわけです。僕がとりあえず無視しとこーってしてたことを真剣に取り組んでいる集団という感じで、そこは漠然と敬意を持っています。皆さんは、ちんパールからよくわからない敬意を持たれているということです。逃げろ!!
 で、ここからさらに話が進むんですけれども、ネット大喜利の営みをあるものに例えられるなということも考えています。ネット大喜利における理想というのは、「きれいな土台を用意して、その上に素敵なお家を建てる」かなと現状思っています。きれいな土台を用意する作業というのが、臭みを消していくことを含む段階。そしてその上で、素敵なお家を建てられたらそれは素晴らしい!という感じです。
 ぶっちゃけ、きれいな土台を用意する能力が卓越しているだけで、ネット大喜利では上位にいけるんじゃないかとは思っています。僕はその能力がまだまだ劣っていてよくない。しかしながら、きれいな土台だけ用意して終わり、みたいな回答はあまり好みではないです。お家建ててよって思っちゃう。それじゃあまるでマインクラフトの整地勢じゃないですかと思っちゃう。土台を用意する能力が高い人にはある程度の敬意を持っているけれど、好みとしてはお家建ててよねということですねぇ。土台を用意しただけですでにお家も建っちゃってるみたいな回答があることはわかってるけど、そうじゃないやつもあるよね。

夢の話

 ミヤモトさんが「恥ずかしいー!やめてー!」って言ってるのに、横に居る僕がミヤモトさんのマル秘エピソードを語るのを一切やめようとしない、みたいな夢を見ました。楽しかったです。
 それから、何か月か前の夢で、marusaさんが「縁起物やなあ」と言いながら低いテーブルで弁当食ってて、クソ面白かった。

何でもできる環境が、お前を腐らせる

 現代は、楽しいあれこれが何でも今すぐにできる環境です。スマホの登場でそれが決定的になりましたね。肌身離さず持ち歩けるもので、何でも楽しめるのがわれわれ現代人です。そしてこの環境が人間を腐らせると感じています。
 何でもできるからこそ、何にも手を伸ばさない。何かを始めても別のものに気を取られる。まとまって時間を取られる骨太なコンテンツを楽しまずに、「これなら時間を奪われた気があまりしない」という小魚のようなコンテンツを大量に消費して結果として時間を奪われる。
 このことに危機感を持ったほうがいい。危機感を持つだけではもちろんだめで、どうにかして対抗しなければなりません。僕が現在持っている対抗法として、「何でもできる環境を断絶する時間を持つ」というのがあります。「仕事の時間がそうではないか」というと、そうではありません。あくまで余暇の時間に断絶するのが効果的です。強制されて好きなことができない、というのではなく、自分の意志で何でも選び取れる時間なのにも関わらず、不便な環境に身を置く。これが大事です。この時間に以下のことをします。
・何でもできる環境に戻ったときに、本当にしたいことは何なのか考える
・途中で止まっている思索をこの時間に進める
・主観的な時間感覚を引き伸ばす
 時間感覚を引き伸ばすことについて説明します。現代の、とくに日本に生きる人々は時間に追われて生活しています。約束の時間は必ず守らなければならない。電車は遅延せずに運行することが当たり前で、できなければ不満の空気で充満する。ノルマを期限までにこなさなければならない。現代日本人の精神は、時間によって強く圧迫されています。
 このような生活の中にあっても、冠婚葬祭に参加すること、季節を感じるような活動をすること、昔馴染みと会うことなどにより、時間感覚を引き伸ばすことができます。「今こなさなければならない時間のハードル」だけ近視眼的に見えていた状態が、これらの営みによって感覚を引き伸ばされ、人生全体を意識すること、より大きな目標の大切さを再認識することができるようになるのです。時間感覚を引き伸ばすことは、人間の精神にとって大事なことながら、皆が忘れがち、いやそもそもそれが存在することをほとんどの人は知らないと思います。少なくともこのように言語化して理解できている人はほとんどいない。この時間感覚の引き伸ばしが、「何でもできる環境を断絶する時間を持つこと」によってまあまあできるなという実感を持っています。よければぜひ!

気になる大喜利プレイヤー

 最近インブルーさんが気になっています。投票時に、点は入れないけどこれ気になるなあみたいなのがインブルーさんだったりもする。

 これもそのパターン。ロープを睨むのいいな~って思ったけど、読点のあとの天井が崩れるのがあんまり好みではなく、点を入れなかった。この回答で30秒ぐらい立ち止まって、ロープ睨むのいいな~でもな~って思ってたらインブルーさんだった。ご本人的にはこの回答どうなんですかね。
 人を興味の中心として、この人の回答がはたしてどれだったのか、というのを後から確かめるみたいなことってあんまりしないんですけど、最近はインブルーさんでそれをやっている。私生活がパカパカしてて大変みたいなんですけども、もうちょっとインブルーさんの大喜利が見たいなあ。
 ギリニュースで好きな大喜利プレイヤーに挙げるべきだったなっていうこれ、あるあるでしょうね。

ミヤモトさんキャスやって

 はい。ミヤモトさんのキャス楽しいです。こんなに面白い思考ができる人が、なんで別のこの部分ベッコベコに凹んでるんだろうみたいなところも魅力的ですねえ。よく財布を紛失するそうです。そういうのって、常に唇からよだれが垂れている人がやることではないですか。
 人を好きになることはかけがえのないことですが、特に僕は人を好きになる才能が弱いなあと自覚しているため、貴重なことですねえと思っています。

おわりに

 おつ!^^


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?