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素晴らしい王者

自分の行動力のなさを自覚しているゆえ、自分でも驚いているのだが、一昨日までの1週間の間に、DDT、東京女子、ガンプロと、所謂DDTグループ3団体を立て続けに観戦してきた。しかも、全ての団体初観戦である。それぞれ、団体のらしさがしっかりと感じられて、とても良い大会だった。1つづつ書ければいいのだけれど、その3大会の一番最後に見た試合のインパクトが強すぎたので、今はそのことについて書かねば、という想いです。

結果だけ言えば、今成選手はベルトを防衛しました。ですが、試合内容に関しては、かれこれ25年ほどプロレスを観てきた自分でも、なかなか説明できないというか、形容できないというか、とにかく今まで見たことのない、とんでもなく凄い試合だったのです。初めて後楽園ホールへ行った日でもあり、初めてガンプロを観た日に、こんな刺激の強い試合を生で体感するとは、はっきり言って想定外だった。

ここ、映像で見直したら、入江選手が「なんやその顔は!!」みたいなこと言ってたように聞こえた。怖い。
カメラさん越しに見えた渾身のスリーパー。

 推しの選手が防衛した!!やった!!っていうことよりも、「や、ヤバい(いい意味で)試合観てしまった・・・しかも初観戦で・・・」という、気持ちの方が上回っていて、宿泊先の部屋に戻っても、まだ頭がぐるぐるしていた。

まるであしたのジョーのように燃え尽きてしまったように見える今成選手。大家さんがとても頼もしかった。

人によって、色んな見方、色んな評価があることだろうと思いますが、自分にとっては、あの場で観たものと感じたことが全てだと思ってます。ただただ、今成夢人は凄かった。ボロボロになりながら、トラウマから逃げずに闘った、凄いチャンピオンだ。後楽園のメインのリングにふさわしい、素晴らしい選手です。これからも応援し続けます。


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