D.C.5FL 雪姉√感想

まずCGが良かったですね、シナリオの感想よりもそっちが先に来るくらいには。
私はたにはらなつき先生＆鷹乃ゆき先生原理主義なところがありますが、長年彩色と原画をなさっていた如月ゆう先生の絵もやはりD.C.だなぁと思わされる馴染み深さを感じました。

微えっちなCGも最高でした。
特典画像で長乳だったけどそんなことはなかったｗ

手で押さえてるとはいえ普通に見える

めっちゃ長い

温泉卓球のCGはテキストだと胸元が開いてるとこから気付いて直してるのに差分が無かったのは残念。
R18版があるなら差分で違いを見せて欲しいとこですね。
当然直した方のじゃなくて、より開いててちくぴが見えてる方のCGを追加で！

シナリオなんですが5無印の雪姉√が泣きだったこともあって、そっち方面で期待してたけどあまりそういう方向ではなかったのが意外でした。
5ラストでは生きれる道は繋がったけど、寿命問題は解決したわけじゃなくてあまり長く生きられないという事だったので。
焦るほど短命な訳じゃないということで何を生き甲斐にするか探すシナリオだったけど、ライターも雪姉が日記を日々の出来事を羅列するしか書けなくなったのと同じように何を書くか迷った結果なのかもなぁと思いました。

序盤は生徒会長らしく、ゆゆと白河あいかに引き継いでいく様が他√よりも詳細に描かれてましたね。
あいか本人や灯莉√だとサクっと次世代生徒会が誕生してしまってたので先にこちらの√をやっておくほうが話としてスムーズだと思いました。
秤事が想秤の桜から普通の投票に変わってるのも強調されてましたしね。

中盤で意外とあっさり迷いが吹っ切れてからは杉並や生徒会らとD.C.IIのFDを思わせるドタバタ展開が繰り広げられます。
「派手なイタズラ」が花火とかじゃなくて麻雀だったのは新しい。しかもイカサマｗ
確かにハチャメチャな楽しい感じは受けました。

全編に渡って創眞はコツコツと寿命の解決の糸口を探っていたので終わり際で一気にD.C.クライマックスらしい展開に。
桜に想いが蓄積するシステムはシリーズならではですね。
納得性が高すぎて驚きとかはしませんでしたが。魔法とはいえもう理が通り過ぎて逆に当然まであるｗ
桜に蓄積した想い（マナ）っていうのは物語内だけの話じゃなくて、ユーザーの想いと重ねてる所はあるんでしょうね。ユーザーが望んだからＦＤが出ることで５無印よりもより長くせつなが生きる事が出来た。
「未来に昔はお金があった～とか言われないために香々見島に人を集めて恩返しするために生きる」
ここら辺もcircusの現状と被せてそうです。5から割とこの訴えみたいなのは気のせいじゃなく書いてると思われるので。
R18版が出る事は否定しないけど、いくら長続きさせるためとはいえ工口！工口！みたいな過度な体売り方面になるのは辞めて欲しいとこですがね。。

最後はやはり日記。
結婚式まで挙げてしまって美少女ゲームの個別ヒロインとしてはもう完璧に畳んでしまったから続きは書かれないと思うけど、それでも日記の締めの一言が「まだまだ続く」だったのは良かったです。

だいぶ予想外でしたけどこれが新しいせつなとしてのスタンダードなキャラ付けになるんだなぁって。
5無印が終わってからもずっと泣き要因になるのも大変ですしね。
個別ヒロインとしてはいい終わり方だと思いました。

あとは５無印を再走しながら予想・・というよりはちょっと無理矢理かもだけどあったら面白いなくらいの考察があったんですけど外れてたし供養。
無印の映画の脚本をフミノ先輩が書いてるのにまるで時遡の魔法を知ってるかのような内容。
後半で創眞が雪姉にもう一度会うために時遡の魔法を発動させたときの男女入れ替えみたいな展開なので、実は本編が始まる前に一度創眞は事故などで死んでいて、それを取り返すために雪姉は時遡の魔法を使ってたのかなと思ってました。
それで瑕疵として黒無が生まれて創眞の元の運命に戻る作用で心臓に取りつたとかだったなら面白いかもなーと。
フミノ先輩はただの一般人じゃなくて杉並みたいな特別な存在だったり実は魔法使いで戻す前の記憶を保持してて、助けるためにあの脚本を書いた、などと妄想しておりました。
まぁそんなことは無かったのでスッキリとせつなのハピエンを喜んで終わりたいと思います＾＾