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Da CapoIII Dream Days クリア感想

※初代~IIIDDまでのネタバレなので未クリアがある方は読むの非推奨

シリーズ通しクリアしたので色々な感情はありますが全部書ききれるような量じゃないのでとりあえずD.C.III.D.Dの実質グランド感のある立夏√のラストの所だけ。

主に4と5が周回するレベルが好きで読んでいたので時間はかかりそうだけどルーツや世界観を見に初代から1年以上かけて走ってたのですが、思ってた以上にその目的に合ってて癒してくれたラストシーンでした。
ラスト辺りに4シーンほど連続で来るので一つずつ。
推測がかなり入るので実際の所は分かりません。そう感じたというだけ。

立夏とシャルルの年長組が公式新聞部を引退するから次期編集長を決めるためのグループ分けての記事勝負というところからスタート。
ダカーポらしい季節や学年が進んでここまで来たんだなぁという思いと、最終作の重要な立夏√の割に地味なイベントだな?って最初は思いました。

・姫乃シャルルは七夕
・葵さらは初音島の歴史
・立夏清隆は紫陽花
(全部後輩モブちゃん付き)の3つに分かれてスタート。

プレイヤーが主に調べる紫陽花の話は当然由姫さん絡みの話になるわけで、まぁたけうちこうたさんらしさのいい感じの話で立夏の紫陽花イベントCGを回収しつつ終わります。
んでいざ結果発表なんですが当然主人公が勝つだろうと思ってたらリアルコンペばりのシビアな評(予定調和。桜の初音島ば紫陽花島になったみたい)などと言われて落選しますw
実際そう思ったけどゲーム内でその目線で否定してくるとは思ってなかったのでビックリ。ご都合主義じゃなかった。
葵さらの1950~2050の初音島の歴史は設定がややこしすぎ、詰込みすぎなどと言われて落選。
姫乃シャルルの七夕が優勝しますが、七夕とか星をテーマにした話はD.C.4以降に主軸になる未来があるわけで、なんかライター陣のリアルコンペみたいなのを示唆してるのかな?と思いました。

「後輩たちに正しくバトンを渡していかないといけない」
「私たちが居なくなった後も部がずっと続いていったら素敵じゃない」
という立夏さんの話はただの部活動としての事だけじゃなくてダカーポシリーズもそうなんだろうなぁと。
清隆とイチャイチャするためだけに立ち上げた部ってのはどうなんだってツッコミはしましたけどw

初代からDDまでのクライマックスであろう老リッカが桜を植えるシーン。
それまでもP.P立夏√なりで大体の話としては出てたんですよね。
「立夏はリッカ・グリーンウッドの晩年の記憶も持って転生してる」
そういう設定なのは理解しててもIIから主要スタッフが変わってるわけで、どうしてもそれは一方通行な話で、II以降は「よく引き継いだ面白く壮大な2次創作」って目線で読んでるところはありました。
だからIIIのリッカグリーンウッドは初代祖母ちゃんでも、初代作品中の祖母ちゃんはIII以降のリッカの事は知るわけないって感覚だったんですよね。
それがあのラストシーンで読者目線からで「ああ、初代の祖母ちゃんだ・・」ってなったのはただそういう「設定」を作ったという時点では感じられるわけがなくて、IIIでプレイヤーと一緒に連作で解像度高く紡ぎあげたのと作中の立夏さんがD.Mの音姫ら子孫のために出来る限りの奮闘してた姿、そして何より以降のシリーズにバトンを渡す準備が出来たからじゃないかなーと思いました。
4以降は無関係、となってしまうような状況だと初代からのバトンも掌の上で跳ねてしまうわけで実際に落ち着くまでにこれだけの作品数が必要なんだなぁと思うとメガトンバトン。
でも有里栖なら可愛いから軽く受け取れそう。グッズ売れまくり学園アイドルだからフフ・・
冗談抜きに絵師が同じというのは強みw
もし違う人が描くようになってたら追うのは難しかったでしょうね。たにはらなつき先生に感謝。

そして最後の立夏とさくら(と清隆)の枯れない桜でのシーン。
本編ならD.C.√にあたるようなさくらのメタ的な発言でしたね~
「きみたちは自由だ」←長くやっててめっちゃそう実感
来世のくだりも最近に自分も来世に期待的なツイートをしたりしていたのですごく刺さりましたw
この辺の発言は重要なとこだから会議で決まってるか雨野さんのメッセージなのかな?違ったらすいません

まぁこんな感じで単純に面白かっただけじゃなくて4以降を追ってる身としてすごく気持ちよくなれる終わり方だったので過去に書かれてたと思うと凄いなぁと思いました。
それこそちゃんと未来の事を考えて書いてたから自然とそうなったんでしょうね。
以降のダカーポシリーズ(IIIの続きも含む)も期待して追っていこうと思います
では!

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