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D.C.5FL 可子√感想

あまりにも最高に刺さりましたのでまだ3√目ですが一度感想を書いておきます。
ネタバレ有りなので未プレイはブラウザを閉じて5とFL買いに行ってくださいね。
未プレイで感想読まれても仲良くはなれないです。

話に入る前に先に気になった点を書いておくと、可子のイベントCGの顔にバラ付きがあるように感じたのが気になりました。
丘の上での抱きしめてるCGやラストCGの顔は良いんですが、他は無印でこんなだったかなぁと思ってしまう。なんか目が角ばってるような?
あんまり鷹乃ゆき先生原画の良さが出てないような顔の塗りに見えました。
もしグラフィッカーの違いによるものなら顔は統一して欲しいですね・・
通常CGだからまぁいいんですけど、今後R18版があるなら先に挙げた二枚みたいな柔らかい顔付きのHCGのクオリティじゃないと厳しいです。誰かわからないので。


さて本題。
個別開始が画面白転からの義妹が起こしにくるシチュがニ乃を思い起こしますねー、後5無印の愛乃亜のフライパンw
FDなのでキスとか上に乗ってくるイチャラブパターンかと思ってたらそんなことはなくて意外に思いました。
後になって思えばこれも「あえて」の事だったのかもですね。
序盤から自分の妄想が具現化したかのような話がいっぱいで楽しい。
マッサージで疑似Hシーン喘ぎ声とか最高
まぁテキストはそれ狙いだけど古賀葵さんは意図的にかそういう方向じゃなくて完全に健全なマッサージを受けてる時の演技されてらっしゃいましたが、それも逆にウケましたw
東山奈央さんならそういう方向の演技もやってくれそうだし有里栖でも是非こういうのを!

メインモニターとサブモニターに有里栖有里咲アリスの立ち絵を並べて、それでもまだ空いてるから8人くらい並べて
「ん~、4人目の名前はありちょんかな?デュフ」
みたいな気持ち悪い妄想をしてた自分にとって、公式が立ち絵並べをしたのには笑いましたw
推しは多ければ多いほど嬉しいのでアリス√欲しいですね。D.C.(D.S.)のAIやロボ√は鉄板で面白いので。

魔具関連が家業として描かれてたのも面白かったです。
ウサギといえばそら姉を連想しますね~。
二乃のお師匠様は八坂の魔法を継承してるっぽく描かれてるので、愛乃亜が譲ると言ったときは「おお~、きたか」ってなりました。
他にもアクセを作るだけじゃなくて教える才能に目覚めていく姿や、5無印で杉並が欲しがってた謎アイテムの作成を頼まれたりなどオタクをガンガンに喜ばせてくれます。
「4杉並が付けてるの魔具じゃない?考えすぎかな」って思ってたけどもうかなりの高確率でソレでしょう。宝石ぽいのも使われてるし。

そんなこんなでシリーズのオタクが見たかった展開が続くからこの時点でもう100点なんですけど、発売前からFLに期待してたこととして
「伏線から想定される自分の理想通りの話は見たいが、その反面予想の上を行く話も見たい」っていう贅沢なものもありました。
そこに柴犬のタロが立ち絵付きで登場したのにはビックリしましたね。
「え?鳥じゃなくて犬?」って。
鳥なら5エピローグの梟など色々とオタク的に繋がりが想像できるけど犬は謎すぎて
「これが死んだり飼い主の元に戻る時のお涙頂戴エピをメインシナリオとしてされても待望のFLでやる意味あるかなぁ」
って悪い意味で予想を裏切られた感がありました。

このタロがパっと見は萌えを狙ってない絵なのもあって最初は「うーん、犬」くらいだったんですけど表情差分が細かくあったりしてだんだん馴染んできます。
人語が分かるらしくお約束の微エロスチルを引き出したのはGJ過ぎました。暴れん坊
一度目はスチル無しでアレ?って思わせてからの体操服の時を狙うのとかがもう最高すぎてやられたなと。
可子が兄さんへの思いをタロに打ち明けるシーンがスチル付きで何度も出てくるので目線はすっかりタロになって読んでましたね。
(同じスチルの使いまわしはPHで叩かれたせいか以後必要以上に避けられてたように思ってましたが、こういう風に必要な場面で使うならむしろ良いことなんですよね。PHの使いまわし自体も自分は問題だとは思ってませんでしたが。一度目と二度目で脱衣差分になったりもしてたし)

預かり期限は2週間なので1週間目の桐子姉への報告の時には
「言うて別れのシーンまで結構あるな」くらいに思っていました。読み手からしたらノベルゲーの1週間は結構長いですしね。
と思ってたらタロ脱走。
「来たか・・案外早いな・・でも泣かせるために事故ったりはせんといてよー」と思いながら読んでたけど発見場所が星空の見える丘なのはやられましたねー。
この丘でのやり取りがすごくグっと来ました。
私の目線はもうタロなので、創眞可子カップルを見てるのもいいけど最推しの有里栖に帰りたいなぁって。
いくら可愛いヒロインを用意されてて、最高のお話を読んでも自分にとっての最高の人や場所はある訳で。
全然関係なさそうな話だったのに天文部の新入部員募集の話に帰結したのも良かったです。
可子が超新星ドッカンドッカン!とか知識を披露したり人数を増やす事にばかり目が行ってたのが、ちゃんと素直な本物の話をすることで共感できる人が少しでも居れば嬉しいという風に変わったのは素晴らしい。
circusもそんなブランドであれば嬉しいですね。
D.C.5FLは星空みたいなもの。

自分がD.C.4にずっぽり身を預けたときは12年飼ってた犬が死んで悲しんでた時だったので特に刺さりました。
その後にも知り合いが引っ越すから飼えなくなるという理由で犬を飼いましたが、引っ越しがなくなったので返すという出来事があったので。
だから飼い主に返すときに可子が泣く姿はジーンと来ましたね。。

あとはFDと言えばイチャラブ~というのがお約束なところあるけど意図的にか徹底的にしないようにされてると思いながら読んでたけどやはりそうでしたねー。
個人的には最推し以外のキスや手を繋ぐなどのイチャラブがFDだからといって定期的に暇つぶしみたいに挟まれるのは感触が伝わってこないのもあって暇なんで助かりました。
ノベルゲーだから言葉でのやり取りで「好きじゃん!」を実感できるほうが好きなんですよね。
でもそこら辺も最後に全部回収されて
「いいよ可子てゃん!今後存分にイチャラブするといいよ!」
って思えて終わったので完璧でした。


前半のオタク喜ばせで100点
終盤の予想以上の本物のシナリオで+100点
可子てゃの話の余韻を笑いに変えた3バカで+30点
合計で230点(ニーサン)の最高の個別でした◎


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