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(服)ファッショニスタ

と言っても、軍国主義ではありません。念のため。お洒落のハナシ。

私は一時期を除き、基本貧乏でしたので、お洒落も色々工夫を凝らしていました。

しかし、これがお洒落かどうかは議論の分かれるところであります。

まず、学校で理科の実験に使うために支給された白衣。高校卒業後、速やかにダイロンで染めて、墨黒のスプリングコードを作りました。(墨黒のつもりが染めが甘く、グレーっぽくなってしまいました。塩の量が足りなかったようです。)その後グリーンで二度染め、深みを出してみました。

プラスチックボタンがダサかったので、家にあったスペアボタン(貝ボタン)に付け替えました。

貝は割れやすいのが難点ですが、独特の光沢で、かなり高級感がでます。

白衣は生地がペラペラの綿なので、ボタン変えたら、なんだかそれなりに見えました。
(普通の男よりは、手芸に長けています)

次はベルトです。壊れたラジカセのショルダーベルト(昔はそんなもんが付いてました)を流用し、そのままベルトにしていました。
これは黒だし、意外に違和感ありません。

それから手袋。指無し手袋が流行ってましたので、これも援団の白手をダイロン染めして、先っちょ切って、はい出来上がり。

アクセサリー。
キーホルダーの連結部分の金属の輪っかありますね。あれを広げて耳に付けます。福耳が幸いして落ちてはきません。自家製イヤリング(ピアス)です。学生ですから、さすがに穴は空けません。

仕上げは指輪。水道管の連結部分の表面が丸いナットがあります。これ、なんの調整の必要もなく、中指に嵌まるのです。

髪は高校卒業していますから、染めたいけど金がない。ホワイトの油井マーカーで耳の上だけ白くしていました。今は逆に苦労して黒くしていますが(笑)

さぁ、こうして手作りニューウェーブ、いっちょ上がり。

洒落たカフェでお茶して、大衆舞踏場に繰り出しますか?おっと金がねぇや?

でもね、ナイショの話。舞踏場経営してる会社の課長と知り合いだったので、割券手に入れ放題(入場料壱千圓也)イベントはサクラで入場ロハだったのよ、これが。

悪い奴ですねー。もう時効時効!


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