2021冬アニメ総括(本編,キャラクター,アニソンなど)

こんにちは。実は私、22卒の就活生なんですけど、特に内定も無いので凝りもせずテレビアニメを見ています。

そんなわけで2021年冬アニメを総括します。なお、宇宙よりも遠い場所やSHIROBAKO、僧侶などの再放送アニメ、及び前回の中間報告で終えたD4DJや幼女社長、異世界の門は入れておりません。

結論

S  ゆるキャン△ のんのんびより ウマ娘
A+  SK∞ 
A  怪物事変 アズレン
A-   ひぐらしGO(前半クールと合計) 無職転生
B+  リゼロ 隠しダンジョン 五等分 友崎
B  オルタンシアサーガ アイチュウ バックアロウ ゲキドル ワンエグ 回復 2.43
B-   アイドールズ じみへんっ 装甲娘 約ネバ
C+  蜘蛛 アイドリープライド
C  ウィクロス スケート
判別不能 エクスアーム(後述) ラスダン(切っちゃった...♡)
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ちなみにこの基準なんですけど、「次の話がどのくらい楽しみだったか」、「各話それぞれを見ての満足度」、「他アニメとの比較」とかを考えて、後は空耳アワーのタモリみたいな感じでフィーリングで決めています。

あと、割と今回は妥当性を得られるランク付けを意識しました。私の主観の意識は活かしつつ、ただ客観視することをなるべく意識して考えました。これが妥当かどうなのかは誰かコメント欄でも直接でも教えてください。今後の参考にします。

ではまず総評を載せます。

雑多な総評

Sに置いたアニメの名前からわかる通り、やっぱり今期は続編アニメが強かったと思う。名前のメンツ的には当然という感じではあります。

私が事前に予想した範囲では隠しダンジョンとかIDORY PRIDEに期待していたんだって。隠しダンジョンは面白かったから、多少はね?

さて、そんな中でも新規アニメの中では怪物事変、SK∞、アズレンが非常に良かったと思う。どれもこれも毎週ワクワクして見てた。アズレンが少し異色に見えるかもですけど、僕は本当に毎週ワクワクしてましたよ。「お、今週の女はどんな乳をしているのかな…w」って。

サプライズ枠はゲキドル...…ではなくアイチュウとオルタンシアサーガに定めます。アイチュウ、後半は少し微妙だったけど中盤の盛り上がりは個人的に凄いアツかった。オルサガも概ね同様。ゲキドルは...…どうしてこうなった。

反して少し残念だったのは、IDORY PRIDEとワンダーエッグプライオリティ、そして約束のネバーランド。前者2つは作画が良かっただけにやはり残念度は高かった。ワンエグはぶっちゃけ6月の特別編次第ではあるけれど、30分枠では満足のいく終わり方はしなさそうだし、進むも地獄退くも地獄になってしまっている気がする。IDORY PRIDEは…後述します。約ネバは、まあ大体の人が知ってると思うのでココでは割愛します。

総じて言えば今期は豊作か不作かで言いますと、続編も新規もまあ結構面白いアニメも多く、レベルの高いクールだったのではないかなと思います。B+以下に定めたアニメも割と毎週楽しみにしてたところはあるので、多分何だかんだ面白いアニメが多かったんじゃないかな。

全然関係ないんですけど、このクールは宇宙よりも遠い場所とSHIROBAKO後半の再放送がありました。この2つ、かなり面白かったのでまだ見てない方は見ることを強くお勧めします。

来期は新規アニメが多いです。結構面白そうなアニメが多いと思うので、私は勝手に期待しております。ただ、シリアスそうな作品が多いので疲れちゃうかも。疲れたときは映画に備えてきんいろモザイク2期でも見ようね。


さて、以下は個別感想です。ここに力入れ過ぎて長いです。ネタバレを普通にしてるので、気になさる方は見ないほうが良いと思います。後、この下誰も見てないと思って好き放題書いてて、多分大概不快なことなのでマジで見なくて大丈夫ですよ。
ちなみに一番下におまけ(キャラ、音楽)を書いております。宜しければどうぞ。

S

・ゆるキャン△ SEASON2

とってもいいアニメでした。
なでしこの1人キャンプの話が私は一番好きです。伊豆キャンもきれいな終わり方で、何の不満も生まれない神アニメでした。だからあまり語ることが無い。
強いて言えば、だんだんキャンプアニメから旅アニメになってきてない?

OP・ED・BGMも素晴らしく、内容も良く、私個人としてはこのアニメが今期覇権というか、順位をつけるなら1番かな~と思います。

・のんのんびより のんすとっぷ

終わっちゃった…。原作も、アニメも…。

私はのんのんびよりの中でも駄菓子屋とれんちょんの絡みが好きで、今期も無事見れてうれしかった。駄菓子屋とかず姉の話も見たかったんだけど、そこは想像しておけってことかな。

最終回の後に特殊CM?みたいなのが流れたり、終盤になると季節が冬になったり、最終巻の告知CMが流れたりで喪失感が凄かった。もうアニメはやらないのでしょうか?

・ウマ娘プリティダービー Season2

ギャグアニメと見せかけて実はガンガンスポ根する、とてもアツいアニメ。個人的にはトウカイテイオーが完全に挫折した9話、ツインターボの大逃げでテイオーが復帰を決意する10話、つかの間の休日を楽しむ11話、大怪我により完全に挫折したメジロマックイーンにテイオーが決意を表す12話(6話辺りとの対比が良くて~)辺りの流れは非常に圧巻でした。
1期もそうでしたが、史実があるから知ってるところは知ってるのに手に汗を握れる、非常にクオリティの高いスポーツ青春アニメだと思います。

有馬記念後のユメヲカケル!(トウカイテイオー、ビワハヤヒデ、ナイスネイチャ)の作画は凄すぎてびっくりした。今期見た歌って踊るアニメの中で、一番度肝を抜かれました。
「流行に乗るのはちょっと~w」と逆張りしている方、コレを逆張るのは勿体ないのでオススメです。

一つ言うと、最終話のレース演出は少し個人的には微妙だった。でも言える雰囲気では無いので、この辺りで退散しておきます。

A+

・SK∞

最後2話が凄かった。これはもう完全に腐女子(死語)が考えた最強のほんのりBLスポーツアニメという感じ。作画もボンズだったので、衰えることなし。なので、今後スケボーアニメを作るのは難易度が上がりそうだな~。そんなアニメ現れるのかわからんけど。

アダムってキャラがテラ子安(死語)なんですけど、本当にほぼ一貫してキチガイでよかった。チェリーを殺したのってフルスイングキッスだっけ?アレはヤバいでしょ。暦が周りのキチガイ度に圧倒されて、自信を無くす描写も良かったし、その後ランガと仲直りするのも良かったし、ラストレースでも暦がランガの恋人になっててよかった。

上では褒めてしかないし、実際本当に文句なしの神アニメであり、評価にスゴイ悩んだ。内容・作画などは間違いなくS級。だから今Sにしてる3作品をS+とかにするか、これをS-にするか、スゴイ悩みました。ただ、S-って何か気持ち悪いし、マイナスの差別点を挙げるとすれば、総集編があったことが挙げられます。これだけで、A+にした。ごめんね。それで、下の作品をAに格下げすることで調整しました。それが以下の作品です。

A

・怪物事変

実は最初見る気なくて2話からリアタイに参戦していたんですが、この判断は間違えていませんでした。
おじさんとショタ3人(+お兄さん1人)、住所不定のロリ?(ガチ無能)、恰好など全てがメスガキと言えるメスガキなどあらゆる性癖をかき集めたみたいな奇跡的な作品だったと思います。でも内容は簡素な萌えアニメなんかではなくて、毎回何かしらの事件などを解決するためにショタ3人とおじさんが、時には皆で、時には一部で動くみたいな話です。

原作ほしい~となった作品は、コレが今期唯一かな。キャラクターのバックグラウンドもかなりしっかりしていて、1クールで終わるのが惜しいくらいだった。それくらい面白く、大変オススメできるアニメだったと思います。でもSK∞がちょっとレベル高すぎたので...…。
ちなみにメスガキは本当にメスガキって感じなので、メスガキが好きな人は見たほうが良いですよ。ほとんど出番ないけどね。ショタが好きな人なんて、この作品を見る以外ありえないwww

・アズールレーン びそくぜんしんっ!

神!毎週新しい女が代わる代わる出てきてどうでもいい話をする日常系みたいな話。ガルパピコとかもそうですが、これも原作一切知らなくても楽しめると思います。

EDが新田恵海のやつと榊原ゆいのやつと二つあるのですが、後者のEDは出てくるキャラが寝転んでる縦長の1枚絵?を上から下へシフトする感じの映像で、これマジで良いんですよね。「あぁ~こんな女もいたよなあ~w」と振り返られて結構好きだった。僕、OPED映像で女が大量に出てくるのが好きなんですよね。ごちうさとか、脳コメとか。

胸がでかい女とかが色々出てるから過大評価しているだろ!
その通りで何の反論もできなくて~...…。

A-

・ひぐらしのなく頃に業

2クール制の後半クール。後半クールは梨花ちゃまのDIEジェスト+黒幕沙都子確定の猫騙し編、祭囃し編の未来を描き沙都子の崩壊を描いた郷壊し編の2編だったはずです。思い返せば、猫騙し編って凄い前に感じるな…。
個人的には2クール目の郷壊し編が、面白さで言えばかなり微妙だったためこの評価。シャンデリア崩落で心中→新ED映像は深夜0時に声をあげる程度には面白かったけど、ひぐらしって多分そういうのじゃないよね。

でも総じて普通に面白かったと思う。「いや、どっち?」って思うかもしれませんが、やっぱり「ひぐらし」という作品から少し逸脱してない?と思う。赤坂発症(これは結構絶望感あったけど)とか鉄平聖人化(これも面白かったけど)とかは、やりすぎじゃね?まあ私は今年ひぐらしを駆け足で見た人間なので何も言えませんが...…。

夏から3クール目にあたる「ひぐらしのなく頃に 卒」が始まります。オタクの皆も早くひぐらしから卒業しろってことね。レナが覚醒しそうなので楽しみです。

・無職転生~異世界行ったら本気出す~

ロキシー師匠が割と早い段階でメインから退場、緑髪の女の子もすぐ退場と結構悲しかったのですが、結構面白かったです。ただ話がちょっとだけ難しかった。これって僕の脳が終わっているってことで良いですか?私が思うこの作品の良い所はオ〇ニーシーンは地上波で流しても大丈夫という知見を得られたことです。

分割2クールらしいけど、最終話の引きが結構楽しみな感じだったので期待しております。リゼロみたいに小難しくなるのは勘弁。
ちなみにこの作品ってやっぱりハーレムものですか?

B+

・Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season

面白かった~......のかなあ?となった。

まあ多分面白かったんじゃないかなあと思う。実はあまり自信を持って言えなくて、結局この2期後半クール(というか2期全部)って25話かけてようやく聖域を解決するんですね。その解決に至るにはスバルの過去、オットーの過去、ガーフィールの過去、エミリアの過去、エミリアの過去、ロズワールの過去、リューズの過去、過去、過去、過去...…。ワンピースの元オタクで、過去編アレルギーを発症して突如読まなくなってもう8年くらい経ってる私にとって、このアニメは正直地獄以外の何物でもありませんでした。おそらく、過去編に何らアレルギーが無ければ普通に見れる作品だったと思う。
ただ、エミリアとスバルの痴話喧嘩は流石に無理でした。許してください。

でも最後のベアトリスの話はメチャクチャ面白かった!

・俺だけ入れる隠しダンジョン

やっぱり雑なエロさが良いのかもしれない。そんな大事なことに気づかされたアニメでした。別に性欲以外でもLPを貯められるのに、ほとんど性欲でLPを貯めてたのも面白かったし、「LPが無い…そうだ、幼なじみとキスをしよう!」という思考回路も面白いし、それを受け入れている幼なじみも面白い。そして、この幼なじみが良いキャラしてるんですよね。

何もかも面白くて、何も考えなくて見れるし、普通にいいアニメだったと思う。ただ、作画が結構酷かったから、過大評価することは難しく、この評価で。

・五等分の花嫁

ご存知の通り1期がガチで酷かったのですが、制作会社の一新などで作画に関してはほぼ不安なしと言っていいくらいには仕上がっていたと思います。それと、この2期の範囲って個人的には五等分において山場であったと記憶していて(特に2覚醒辺り)そこが大体しっかり描かれていたのは良かったんじゃないかな~と思う。

ちなみに3期?の制作が決まっているらしいです。これはもう最後までやるのかな?実は私五等分の原作を全部読んでいるのですが、にもかかわらず最後の方の記憶が本当に1ミリも無くて新鮮な気持ちで見れると思うので楽しみ…です。覚えてないってことは面白くなかったっていうことの証左とも取れますが…。

・弱キャラ友崎くん

結構きつい時もあったんですが、何とか完走できました。これは結構人を選ぶんじゃないかなあ。最終的にこの高評価なので、私はこの作品に適合できたのだと思う。
色々女の子がいましたが、友崎は男子キャラ(島﨑信長とか岡本信彦とか)とつるんでいるパートが面白いという中々稀有な作品に感じました。BBQシーンは飯能だったらしいね。これがヤマノススメか…。

最後は日南葵の存在意義を問いただす話でしたが、確かに日南葵ってちょっと(ちょっと?)おかしいんですよね。お人よしとはまた違う感覚で友崎をサポートして、ちょっと反論されたらすぐ怒る(でもコレは一般的な女とも思う)など、中々不思議なキャラ。原作ではもうちょっと日南葵に踏み込んでいるのかな?

2期があったら見るか~、というくらいには面白かったんじゃないかなと思います。というかむしろ、2期は何をやるのだろう?という興味はそこそこ強い。「やや過大評価では?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、スケベすぎる水着回があったのでこの評価は正当だと思っています。

B

・オルタンシア・サーガ

ソシャゲアニメ。想像していたよりは面白かった。
途中までは淡々と各ストーリーをこなしているという感じで、まあ言ってしまえば結構退屈だったんですが、個人的にはマリエルが捕まって処刑される!となってからの主人公の覚醒+全員集合で何とか阻止した辺りの話はかなり面白かったと思います。

尺が足りなかったのか最終回が超駆け足だったことが残念。終わり方はビターエンド...…と見せかけてハッピーエンド...…と見せかけて続きを気にならせる終わり方でした。え?どうなったの!?と思った時には終わってました。結構続きは気になります。アプリはやりませんが…。

・アイチュウ

ファイヤーフェニックスっていうグループがメインだったんですけど、彼らの成長がちょっと見えたことが本当に面白かったと思います。

例えば、目標のCD枚数を売り切るのに一番苦戦していて、購買意欲を刺激するためにショッピングモールでライブを開くことになるんですけど、迷子の女の子がいて主人公(CV.KENN)はそっちを優先しちゃうんですね。結局迷子は解決して、ぎりぎりで間に合ってライブを成功するんですけど、この話本当に一切の無駄がない完璧な話で凄かったです。
というか、心ちゃんの話(これも心ちゃんのプロ意識とかを見れて非常に素晴らしい話だった)、上述の話、水着回(これが何か面白かった)という完ぺきな話が3週続いちゃって、困っちゃったね。ちなみにそんな主人公なんですが、10話くらいで挫折するんですね。この話もかなり良かったです。

ただ不満点を挙げるとすると、キャラが多すぎて話数が追い付いてなかったことかな。松岡くんのグループ(何か芸術やってるやつがいるグループね)なんかはほとんど深堀されてなかった気がするし、ぽっと出の最強キャラが全部持って行っちゃうのは、マジか~ってなった。でも面白かったからOKです。
今期の意外枠はゲキドル!って思ってましたけど、多分アイチュウだったと思います。割とオススメです。

・バックアロウ

俺はバッキャロウの、バックアロウだ!
展開が信じられないくらい高速テンポで、飽きるな~とか以前にまず目を離せません。終わらないのは嫌なのでテンポ感に極振りしました、って感じのアニメ。
面白いかと言われると、う~~~~~~~~ん。ゲラゲラ笑うアニメではあるけどね。酒とか飲みながら適当に見るアニメとして最適なアニメではあると思います。
2クールなのでまだ続きます。どうやって壁を登る(または壊す?)のか、少し気になるので継続視聴を決めています。

・ゲキドル

個人的には、あいあいの話とか元アリスインシアターメンバーでSMTにいる女の子(名前忘れた)とかせりあの境遇とか見るに、結構ドロドロしたアイドルアニメなのかな~(これはアイドリープライドで事前に予想していた感覚、しかし…)と思っていましたが、まさかのSFノリ。せりあとあいあいがハグしあって「これから二人で頑張ろう!」って言った後にドールが落下した(かおるんに落とされた?)話から急に理解が追い付かないアニメになった気がする。

でも最終回のサブタイ(「終わり良ければすべて良し」)の通り、割と最終回は理解できたし良かった…と思う。
最後って、かおるんが謎の機械のリミッターを外しちゃって、最後の関門であったアリスインシアターメンバーによる過去の再現で完全に過去に戻ること(そのことを何て言ってたか忘れた)を川澄綾子みたいなキャラ(歴史改変を果たそうとしてかおるんが追いかけてた生徒会長みたいなやつ)が実現しようとしたものの、せりあによる脚本転換によってシナリオが狂って、あの世界線はブラックホールみたいなものに飲み込まれて、新しい世界線(池袋ロストが起きていない世界線)が生まれたって理解で良いですか?

ゲキドルをマジメに考えている人、いますか?
いたら一報お待ちしてます。

・ワンダーエッグプライオリティ

間違いなく、今期で一番作画が良かったと言っても良いと思う。譲っても無職転生とのタイマンくらいにはあった。そのくらい作画が良かった。

ただ、ストーリーに関しては賛否両論という印象。個人的には否寄りの中間という評価。女の子が親友で会ったり姉妹であったり、自殺してしまった女の子(不思議と全員女の子だった)が何故か自殺する瞬間に凍結されていて、それを解凍するために「エッグ」なるものを助けていく...…というのが大体の流れ。ただこれ、多分1人2話くらいを担当していたおかげで大体9,10話くらいまで同じような話が続くのですね。

で、まあ上まで書いて最終回とその一個前を見たのですが、まあこれはひどいと思う。どうやら特別編をやるらしいけど、どう考えてもあと1話(本編24分)では終わらない気がする。どんなに面白くないオリジナル作品でも大体は終わってくれるから「あ~綺麗に終わったな~面白くはなかったけど」ってなる(直近だとまえせつとか神様、印象深いのはエガオノダイカ)んだけど、これはその土俵にも立ってないし論外と言わざるをえないかもしれない。私のTLでの評価が低いのも、まあ何となくわかった。

ただ、別につまらなくはなかったし、一応作画も結構凄かったし(最終話はちょっと怪しかったけど)このくらいの評価かな、と思う。これは無理な人は無理だと思うし、好きな人は最終話の終わり方に目を瞑って絶賛すると思う。

全ては6月にやる特別編?にかかっています。
皆さんは見ますか?僕は...…う~ん。当日考えます。

・回復術士のやり直し

1~2話の展開は間違いなく面白かったと思う。ケアルガが悪役令嬢?をレイプするアレね。でもその後の展開は大体が焼き回しで何の捻りも感じられなかったこと、結局のところ主人公最強のハーレムモノであったこと、主人公の「復讐」がチープ化していたことから、まあこんなものだと思います。

ただ、エロアニメ(特に復讐モノ)として見るならかなり有用な作品だったと思う。可哀想なのが抜けない人以外は、結構刺さるんじゃないだろうか?作品としてB-、エロ要素で1個上のB評価という事で、ひとつ。いや、本当にエロいんだよねこのアニメ

そんなエロ要素(というか作品)に強い不満がある。
それは洗脳した女の記憶を完全消去していること。
これはエロ漫画絵描きにも勘違いしている人間が大勢いるんだけど、洗脳モノにおいて「記憶を消して快楽堕ち。自尊心、死亡!w」ってのはあまりに稚拙で幼稚であると言わざるを得ません。そこには1つの山しか存在せず、物語の盛り上がりはそこで止まってしまいます。
わざわざ洗脳モノを使うのであれば、もう一つ山を作ることが出来るのです。それは「洗脳ないし洗脳後の快楽堕ち→記憶を戻して自尊心死亡!」という戦法です。前者は強制的に(内面を弄って)自尊心を殺していますが、後者は基本的に自発的に自尊心を殺させています。これこそが洗脳モノにおける肝であると思う。しかし、中々これをやる人は多くはいない。
どうせなら、描く作品ならまだしも、この作品は書く作品なんだから、それくらいの労力を見せてほしかった。そんなになろうオタクって従順が好きなのか?大和男児なら魂見せろよマジで

・2.43 清陰高校男子バレー部

すぐ顔を赤らめる謎のアニメ。よくわからないんだけど、女性が好きそうなアニメってこういうことなんですか?

上手く言い表せないんだけど、何か惜しかった気がする。ほとんど灰島とユニ様の話だったからとか、あっても敵チームの話だったからとか、そんなんかな?
あと、前半の主人公のキチガイ加減がヤバかった。特に灰島と東京に行った話。それには作者も苦言を呈したとか何とか、っていう風のウワサを聞きました。しかしこれは本当にこの話だけ(…多分)なので、ギリ許容範囲。

でもやっぱりバレーシーンの臨場感は凄かった。灰島がメインみたいなもんだけど、瞬時にトスを上げる意図を変えたりとか、ほとんど出番がなかった人が値千金のスパイクを決めるとか。だから、私は普通に面白かったと思う。多分。ただ一つ上の評価にするには決め手がないように思えた。

B-

・アイドールズ

短いバーチャルさんは見ている。私はコレを途中からテレビ放送(BS朝日にて)で見ていたんですけど、コレをテレビで見ていた人って世界に何人くらいいるのでしょうか?
実はこれまあまあ面白くて。最終回のライブシーンなんかは割と感動しました。曲が良いというのは、アイドルアニメにおけるマスト要素なんだな~と、また一つ確信させていただきました。後、妙に3Dの動きが良かったです。
万人受けするとは言い難いですが、10分アニメ×10話なので、およそ5分で見れます。お湯を沸騰させている手待ち時間にぴったりですよ!

・じみへんっ!!~地味子を変えちゃう純異性交遊~

Blu-rayの表紙絵は胸のところと下半身のところが破れているぞ!急げ!

僧侶枠。会う!セックス!アフター!のテンプレ。面白かったかは微妙ですが、エッチではあった。でも地味子さんは言う程地味要素なかったよね。
ちなみに次の僧侶枠はTSモノらしい。きましたね、時代が......ッ!

・装甲娘戦機

周りのオタクの評価が尋常じゃないくらい高くてビビった作品。目を覚ましてくれ、メインキャラが一言もしゃべらない総集編が面白いなんて、冗談だよね?
テーマは異世界修学旅行とでも言えるでしょうか。このコンセプトは概ねカッチリしていました。メインキャラは大概修学旅行(あるいは前世?)に良い思い出が無く、5人+AIで日本全国(というよりは関東以西)を周りながら(観光しながら)ネメシスっていう謎の機械を掃討していくというのが大体の話です。
変身シーンの作画は凄かったですが、それ以外の作画は微妙で、演出も変だし、ギャグとシリアスの雰囲気がブレブレだし、先述の総集編は唐突だしで、切りたいなあと一生思っていたんですが...…。

まさかの最終回のややビターなエンドにちょっと感動しちゃったので、この評価に致しました。後輩に聞いた話だと、この最終回の最後にはかなり深い描写があったらしい。
リアタイしていると、この次がオルタンシアサーガだったんですよね。マジで2連続終わり方でビビりましたよ。

・約束のネバーランド

1期は信じられないくらい面白く、それを期待して2期を見るとあまりの落差にビビるのではないしょうか。別に2期も悪くはないんですけど…。

と、いうのはノーマンが再登場する中盤までで、そこからは本当にご都合主義連発のカオスアニメになりました。どうしてこうなった?(AA略)
多分人々は「まあ1クール→映画か2クールかなあ」なんて予想していたと思うんです。私はそうでした。しかしこの2期は高速展開+アニオリマシマシで何と恐らく原作でそれなりの巻数に符合する話数を13話にまとめ上げました。その技術は凄いけど、ご都合展開が凄すぎて本当にカオスだった。
1期見たけど2期見たほうが良い?って言われたら、まあ1期で終わったものと考えてもいいんじゃない?と返すくらいには、少しアレな2期でした。

余談ですが、リアタイしていると異常にOPの音が小さいんですよね。「気のせいかな~?」と思って音量上げると次のCMで正常なボリュームのOPが流れて死ぬ、というのを何回もやりました。このクソアニメが!

C+

・蜘蛛ですが、何か?

蜘蛛子さん(CV.悠木碧)が延々と独り言を呟いて戦ったり生きたりする様を一生見せられるだけのアニメ。たまにある人間パートも、そうですか…程度のモノ。
おそらく蜘蛛パートの世界と人間パートの世界には10年そこそこの隔たりがあって、そこの交差具合とミスリードの塩梅とスキルを得ていく蜘蛛でニヤニヤする物語なのかな、と勝手に理解しました。だからといって、そんな面白くはないかな...って思っちゃった。
ちなみに2クールです。ここから面白くなる可能性は全然あると思いますので、私は見ていこうと思います。2期があったら…考えます。

・IDORY PRIDE

長瀬姉が凄いアイドルだったのは理解できるんですが、あまりにも一部キャラがその幻影を追いかけすぎかなと思いました。特に牧野くんは最早担当している「今」のアイドルより「過去」の存在である長瀬姉を優先し過ぎていて、そのせいでアイドルアニメをしたいのか、二人(牧野&長瀬姉)の関係性を掘り下げたいのか、どっちつかずの話になっちゃったという印象にあります。
また、あまりにも長瀬姉関係者のキャラの出番が多すぎたせいで他のキャラクターたちの影は完全に薄くなってしまったことも非常に残念でした。長瀬妹と心臓ちゃんと幽霊見えるちゃんとはるこさん以外のキャラの存在価値が薄く、彼女たちは長瀬姉を追いかけすぎており(心臓ちゃんは自らのアイデンティティが長瀬姉に引っ張られ過ぎていて可哀想だった)、結果として彼女たちのアイドル活動に何ら深みが感じられなかったというのも残念でした。

いっそ実は最初から全員に長瀬姉は見えていて、長瀬姉からレッスンを受けたりして皆が成長する過程で、中盤で長瀬姉は成仏して、全員やる気を更に出して優勝を目指す!とかの方が面白かったんじゃないかな~、なんて。
一応作画は良かったので、下2つよりは上の評価にしております。
ただストーリーは何かも酷くて何が良かったのかわからなかった。秋葉原に行ったらアトレとコラボしていて、普通に写真を撮っていた人がいました。だから、好きな人は好きなんだろうな。

C

・WIXOSS DIVA(A)LIVE

OPが凄い良い。でもそれだけだったかも...…。

WIXOSSと言えばジメジメ命がけのカードバトルアニメってイメージでしたが、これはほぼそんなシリアスのかけらもないくらいの作品だったと思います。僕はつらいのはかわいそうだと思うので、こっちのほうがまだ好きです。
回を重ねるごとに劣化していく作画、最強一匹狼キャラみたいな扱いだった青色(CV.白石晴香だっけ?)が完全に空気になる、エクス(CV.富田美憂ちゃん)がヒラナちゃんをガチでリンチしていたのにそのリンチの件がほぼ無かったこと同然みたいになっているクソ雑な脚本など色々酷すぎて面白かったと思います。
でも面白くなかったというか、普通に苦痛だったのでココに置いておきます。

・スケートリーディング☆スターズ

パネマジを食らった感じのアニメ。つまり、あまりスケートの描写が無かったスケートアニメでした。

こちらは「スケートリーディング」という架空のスポーツがある世界線(普通のスケートもある)で、かつてスケートの選手としてそれなりの実績があったものの強大なライバルの存在で挫折した主人公が、そのライバルとの兄弟関係にある男と出会って「スケートリーディング」をやっていく!…というアニメ。
なのですが、スケートリーディング描写はかなり薄く、終盤間近に結構やっている以外は、OPのほうが滑っていたという感じです。それだけならまだいいんですが、主人公が最初ありえないくらい自己中なのに作中で妙に持ち上げられていて、それが治まったかと思えば急に微妙に空気になりだして、もう色々メチャクチャに見えた。

OPとEDは結構良い曲だったので是非聞いてみてほしい。日曜日のバイト中、CMの脳内再生が止まらなくて、俺はつらかった。

判別不能

・EX-ARM

謎。作者が本当に可哀想に思えるアニメ。ロイヤルリムジンは、エクスアームを応援します。

本当は多分もうちょっと面白いと思える作品だったと思います。原作はどうやらもうちょっとアルマとか小松未可子のキャラ(忘れちゃった)がエッチらしいんだけど…あのCGだとね~
でも個人的には毎週楽しみにしてたし、何なら実は普通に面白かったんじゃないか?とさえ思えた。これが正気の下で判断しているのかはわからない。
10年後くらいにリメイク待ってます。制作会社は、MAPPAとかで!


終わりに

個別感想は以上です。

最後に就活の話でもしようかなと思うのですが、内定どころか面接に行けた企業が数個しかないので、まあ「そろそろやばいかも~w」とか思っています。これってどのくらいのヤバさですか?

そういえばエヴァンゲリオンを新旧どちらとも見ました。やっぱり破が一番面白かったよな~と思う。アニメ版と比較すると綾波レイの萌え度が加算されているし、使徒との戦いもかなりアツかった。なんなら最後まで目を離せない展開だったし、映画として完璧な話だと思う。しかし、Qは...…。つまらなくはなかったんだけどね。

で、まあシンエヴァ見たのですが、これがまた面白かった。何かもう「Qって微妙じゃない?」とか「旧劇って何なの?」みたいなエヴァンゲリオンに対するネガティブな感情が、結構どこかへ消えたような作品だった。完結作としては素晴らしい出来だったのではと思います。

来期の過去作漁りは、ひとまず映画が控えているきんいろモザイク2期でも見ようかなと思います。皆様もどうでしょうか。

以下はおまけです。

おまけ1:2021冬アニメOPEDランキング

アニメ程語れることはないのですが、順位だけでも貼っておこうかなと思って書きました。キリが良いので5位までにしてます。
なお、D4DJのような特殊なケース(2020秋~2021冬をまたいでいる)やひぐらしのなく頃にのようなクール継続、再放送(よりもいやきんモザなど)は選考基準から省いております。
基準としては一応曲そのものに注力していますが、少し曲以外のところ(アニメの面白さ、映像など)も加味しています。

・OP

🥇 ユメヲカケル! / チームスピカ(ウマ娘2期)

2位と非常~~~~~~に迷った。歌・映像・元アニメ共に同着なので、ならいっそ同着で良いかと思ったのですが、明確な差別点はコレが最終話にライブ(しかも高クオリティ)として歌われたことですかね。文句なし、天晴の曲です。

🥈 Seize The Days / 亜咲花(ゆるキャン△2期)

こういう緩やかなイントロですが心がワクワクするようなイントロがとても好き。ユメヲカケルと非常に迷って2位にしました。映像部門ではこちらに軍配。1期もだったけど、毎話OPの一部分を差し替えるのはおしゃれだよね(1期のに気づいた人は本当にすごい)

🥉 D-(A)LIVE!! / NO LIMIT(WIXOSS DIVA(A)LIVE)

歌詞がバカ。一足飛びゅーん勝利まで一直線にDIVE ハローハローオートーセヨー←ガンギマリ?
しかしアニメ本編は...…

以降の順位は以下の通りです。
4位 Long shot / 前島真由(リゼロ2期)…本当は3位より好きなんだけど3回くらいしか流れておらずアニソンと言っていいのかかなり微妙なため。
5位 残酷な夢と眠れ / 栗林みな実(回復術士)…こういう栗林の曲が好き。プリズマイリヤ2期とか。
その他 巣立ちの歌 / アネモネリア(ワンエグ)…原曲が好き。

・ED

🥇 はるのとなり / 佐々木恵梨(ゆるキャン△)

ゆるキャン△は何故曲にも本気なのか?キャンプしてテントを開けて朝日を浴びる早朝とかに聞くと気持ちよさそう。ちなみに最終話と歌詞はリンクしています(歌手もそれを意図)。それもポイント高いね。

🥈 ただいま / 宮内れんげ、一条蛍、越谷夏海、越谷小鞠(のんのんびより)

※公式が見つからなかったため映像は省略

もはやこれまでという風潮。「世界一優しいおかえりが待ってる場所」では「当たり前の『ただいま』を柔らかい笑顔が出迎えた」らしいです。実はまだこのコンテンツは終わらないと思ってる。思うだけならタダなので。

🥉 木漏れ日のエール / トウカイテイオー、メジロマックイーン

曲自体は4位のほうが好きなのですが、映像・このED映像が3種類あること・EDの入りの良さとかを加味してこちらに軍配を上げました。確か映像の向きも変わってたよね?

以降の順位は以下の通りです。

4位 Life is サイダー / アネモネリア(ワンエグ)…明るい曲調で好き。3位との差はほぼありません。
5位 セカイノハテ / 斉藤朱夏(バックアロウ)…さわやかで好き。ネモフィラと迷った。

...…面白みのないランキングで、ほんとすいません。でも、アニメの面白さとOPEDの良さは比例しちゃうかな~。これはどうか許してほしい。
ちなみに私はOPEDにはクレジットがあったほうが好き。クレジットで遊ぶアニメとかあるしね(このクールはアイチュウ、後はヤマノススメ2期とか)。皆様はどうですか?

おまけ2:MoQ(萌え of the Quarter)

最後に今期の萌えキャラを判定する。なお、時代背景を考慮して「萌え女」とはしない。

俺の答えは、コレだ!

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ウマ娘2期より、ツインターボちゃんです。

決め手となったのはキャラクターと脚本です。マジレスすると、今期一番感動した話はウマ娘2期10話「必ず、きっと」なのですが、引退しかけているトウカイテイオーに「諦めないこと」を体現するため(ちなみにツインターボちゃんはこの「諦めないこと」をトウカイテイオーから学んでいる)にオールカマーで大逃げした姿及び走り切った後のツインターボちゃんがとても...…良かったですよね~(小学生並の感想←死語)
そもそもキャラクターも良いし、声もスゴイ良い。花井美春さんという、言ってしまえばアイマス声優なのですが、そのアイマスのキャラとツインターボは全然キャラが違うのに演じ切っていたので、もしかしたら今後伸びるかもね。

そんなわけで今期一番「萌え~」となったキャラはツインターボちゃんでした。
一応他に候補を上げると、トウカイテイオー(ウマ娘)、昌(怪物事変)、紺(怪物事変)、綾(怪物事変)、エリス(無職転生)、ラフィー(アズレン)、菊池風香(弱キャラ友崎君)、華房心(アイチュウ)、エマ(隠しダンジョン)、ルナ(隠しダンジョン)、ドリアード(隠しダンジョン)...…など。全キャラ語れますが、怪文書になるのでこの辺で。


終わります。本当に総括したので、文字数がバカになりました(14000文字超え)。エントリーシートでストレスが溜まっていたらしいです。
ここまで見てくれた方がいるのかは甚だ疑問ですが、読んでくれた方ありがとうございました。2021春アニメで会えればと思います。

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