最近のこと

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長らく更新していませんでした。元気です。

この間、友達に誘われてパリ郊外にある花見で有名なスポットParc de Sceaux(ソー公園)へ行きました。

何か一品持ち寄ってとのことだったので朝からおにぎり握って卵焼きは彼に作ってもらって正午にバイクで公園へ

想像以上の桜の数と人でここは日本なんじゃないかという錯覚に陥った。

花を見ながら外で食べるご飯は特別に美味しく感じた。

話が変わってその一週間後は彼のおじさんの結婚式へフランスの北部にある街モンディディエに行った。

式の前夜から彼の家族、親戚がいっぱい集まって大賑わいだった。

こういう状況でいつも陥るのがフランス語のフラストレーション。

最初はあまり喋れなくて悔しかったけど三日間フランス語だけの生活をしたらほとんどわかるしちゃんと喋れるようになったことが嬉しかった。

彼のお母さんにも去年のクリスマスに来た時に比べてもっと理解できてるしよく喋れるようになったねと言ってもらえた。

あとは音楽の勉強のことですが最近いい兆しです。

先生に

「もう初心者になったつもりで今までの奏法を忘れて練習するか、このまま続けるかどうする?でも一からやるには相当のCourage (勇気)が必要だよ」

と聞かれ

「基礎からしたいです。」

と答えたので毎日どうやって楽器を吹くか徹底的に教えてもらった。吹く前の姿勢から。

それから毎日その練習だけをして、10日後のレッスンで先生に

「とてもよく変化してる。音が前と全然違う。」

と言ってもらえた。

自分自身も感じている。

より楽に生き生きした音で吹けている。体に一本の太い空気の軸ができてそこに息を流していく感覚。

今までより強くでも柔軟なよく響く音に変わってきた。

過去の吹き方は息をスムーズに楽器に入れられていなくてその分口に力が入って色んなことが不自由な状態だった。

それはフランスに来てからのずっと課題だった。

マルメゾンの音楽院に来てから先生からずっと言われてきたことだったけど、いつもフランス語が理解ができず、自分の中でずっと消化不良だった。

でも一から教えてもらったことを練習でだんだん自分の体で体感して

「あ、こう言うことなのか」

と腑に落ちた。

そのためには理解できるフランス語の能力も必要だし今までの奏法を忘れてやらないといけないからとてもエネルギーがいる。

でも今までの自分が経験したこと努力したことが強く味方をしてくれて今いい結果に向かっていると感じる。

あと残り少ない生活でいかに成長できるか。

色んなヒントを日々掴んで充実して生きたい