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厌氧(YANYANG)生物が1億元シリーズA資金調達

中国四川厌氧生物科技有限責任会社(以下、“YANYANG”と略)が1億元のシリーズA資金調達を受けたと発表した。今回は道彤投資と成都科創投が共同に出資し、資金は主にYANYANGの人材チーム、活性菌薬物の三相臨床試験、候補の薬物ラインの研究開発と菌薬製造プラットフォームの建設に使用する。
YANYANGは中国国内で最も早期に設立した農業部嫌気性微生物研究重点実験室であり、自社知財権の嫌気性微生物ハイスループットスクリーニングプラットフォームを有している。全国の多数の地域においてヒト嫌気性微生物菌データベース (千以上の品種)を構築し、嫌気性微生物によるハイスループット薬物形成評価体系を構築し、GMPに準拠した生発酵、濃縮、凍結乾燥、調製、品質管理プラットフォームを構築した。嫌気性生物製剤は、菌株探索、生菌評価、プロセス開発、臨床申請、臨床研究まで一貫して行うことができ、今後も生きたヒト微生物による革新的な医薬品の開発に注力していく。

同社が自社開発したバイオ1類新薬KAL-001は膣炎治療・予防効果を持つ活性乳酸菌カプセルである、独自の知的財産の千株以上の乳酸菌のスクリーニングと評価から得られた。同製品は細菌性膣炎と閉経後萎縮性膣炎の二つの疾患の適応とされており、主に女性の炎症性膣疾患の治療に使用され、女性に多い炎症性疾患をカバーしている。現在同品種が既に臨床II 相に突入しており、今年6月に初症例のレジストリーが完了した。同社が既にFDAとPre-INDについて申し立てており、年内に正式にINDを申請する予定。
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写真:Photo by CDC on Unsplash

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