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心撃医療が5億元近くのシリーズC調達

先日中国蘇州心撃医療技術有限会社(以下心撃医療と略)が5億元近くのシリーズC調達を受けたと発表した。今回の資金は主に既存と新規製品のパイプラインの研究開発、臨床試験、増産に投入される。

心撃医疗は2017年5月に蘇州ハイテック区で設立し、中国の一線都市の北京、上海、深セン、武漢にも子会社とオフィスを構えている。心撃医療が心不全領域からスタートし、複数臓器不全のプラットフォームの建設に注力している。

心不全市場は冠状動脈ステント(2000-2010年)と弁膜インターベンション(2010-2020年)に続いて次のブルーオーシャンと言われている。中国の心不全流行病の最新調査結果によると、中国の心不全患者が約1370万人であり、2000年の調査結果より500万人が増えた。心不全患者の入院の主要原因が慢性心不全の急性増悪であり、急性期臓器不全の有効な治療手段が限られている。

AbiomedのImpellaシリーズ製品は現在グローバルにおいて唯一FDA承認が得られたインターベンション式の補助人工心臓である。心撃医療は中国国内で唯一ABIOMEDの最新Impella ECP、ECMOなどの製品のベンチマークに相当する製品ラインを展開している。

現在心撃医療が4つの製品ラインを正式に公開している。

①インターベンション式補助人工心臓

②体外循環補助人工心臓

③新モバイルECMO

④体外心臓復温プラットフォーム

心撃医療はわずか3年間で技術ハードルを突破し、心不全領域において最も速く、製品ラインを有する企業となった。

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引用元:http://www.vcbeat.top/52734

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