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中国国産初のProbranch®TIPS静脈ステントグラフトが東南大学附属中大病院で全国初臨床試験に成功

7月25日朝8時に中国東南大学附属中大病院のインターベンション診療センターで当病院の院長、中国科学院院士滕皋軍教授らが国産門脈圧亢進症TIPS静脈ステントグラフト製品の埋込手術に成功した。
初臨床症例の患者は35歳女性、肝硬変、脾臓腫大、食道胃静脈屈曲と診断され、門脈主幹と左分枝が細炒め、穿刺ハードルが高い。最初に6mmのバルーンを用いて拡張したのちに、8mm-7cmのステントを留置し、その後8mmのバルーンを用いて内腔拡張を行なった。患者の門脈圧が21mmHgから9mmHgまで下がり、治療の効果が確認された。
TIPS術(経静脈的肝内門脈ステントシャント)は門脈圧亢進症に対するインターベンション治療手段として他の術式と比べて、手術成功率が高く、止血率が90%以上。中国には700万人超えの肝硬変患者がおり、毎年肝硬変門脈亢進の関連死亡例が約33万件以上。
これまで国内のTIPS製品が全部輸入品であったが、上海宏普医療器械有限会社は、臨床専門家の意見と国内臨床ニーズを組み合わせ、国産品で初めてプロブランチ®TIPS術用ステントグラフトを開発した。

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