リソ杯感想戦【衣装について】
遅ればせながら、Resoleカップ2023お疲れ様でした!
2022年10月のResole入会時から憧れだった舞台に立てて本当に嬉しかったです。
一緒にステージに立った皆さん、観覧にきてくれた皆さん、マシュマロちゃん参加の皆さん、そして最高の大会を企画・運営してくださったResole運営&トレーナー陣の皆さん、本当にありがとうございました。
私も他のサロメンさんに倣って、Resoleカップ2023を記録に残したいと思います。
とはいえ、あの日のすべてを書こうとしたら大会から2週間経っても書き終わらない遅筆ぷりだったので、主に「衣装」と「ステージ」の2つについてまとめようと思います。
リソ杯当日や後日、サロメンさんからこの2つについて聞いてもらえることが多くてとても嬉しかったです。
ここは参加にあたり、自分なりに準備や計画を頑張ったところだったので、自身の備忘録としても残しておきたいと思います。
今回は、衣装についてまとめます。
今後、リソ杯やイベント参加を検討する方にとって、少しでも参考になるように、実用的な面なども交えてお話したいと思います。
※ここからは敬称略だったり略じゃなかったりで参ります。
【マジシャンバニーに至るまで】
2023Resoleカップ、私はバニーガールで参加させていただきました。
リソ杯にバニーガールで出たいというのは、Resoleカップの存在を知った2022年9月から考えていたことでした。
私の中で、ステージの上でスポットライトを浴びるときに着たいのは、ドレスじゃなくてバニーガールだったのです。
ちなみに、リソ杯終了後のポストに書いたとおり、私はマジシャンバニーのつもりで出場していました。私にとって、ステージに立つバニーとは、すなわちマジシャンバニーだったからです。
マジシャンバニーとは?
【朝風まり】
朝風まりです。
私が初めて朝風まりさんを知ったのは、確か『トリビアの泉』だったと思います。
番組内の視聴者投稿企画である『トリビアの種』に投稿された、「イリュージョニストのプリンセステンコーがまだ引田天功でもなかった頃、ステージで歌いながらマジックを披露するという尖ったアイドル時代があった!」といった感じのエピソードでした。
そこで実際に朝風まりさんのステージ映像が流れたのですが、その衣装がハイレグに燕尾服、シルクハットでした。
当時の朝風まりさんとしては、もしかしたら不本意な下積み時代だったかもしれません。
でも、輝く衣装でパフォーマンスする朝風まりさんの姿を見た私は、いつかステージに上がることがあればこういう衣装を着たいなぁ、と思いました。
そして、ステージ=ハイレグ燕尾服というイメージが私の中でつながり、深層意識に残り続けることになりました。
【ノースリ燕尾服】
及川葉月です。
及川葉月は、『もやしもん』という漫画のキャラクターです。
作中で及川がバニーガールの衣装を着るシーンがあるのですが、そのバニーがバニースーツにノースリ燕尾服というデザインでした。
このバニーは私にとっては革新的でした。
私はそれまで燕尾服とバニーの組み合わせについて、トラディショナルだけどちょっと野暮ったいよね、と思っていました。
せっかくのバニーのシルエットが隠れてしまうし、ジャケットは着膨れするし、シワが寄って生活感が出てしまうし何よりせっかくのカフスを付けられない。
でも、及川葉月の燕尾服はなんとノースリーブでした。
これが本当にスタイリッシュで可愛いんです。
バニーのシンプルでややもするとちょっと物足りなくも感じるシルエットを、ひらひらした燕尾が補ってくれる。
腕が見えるので着膨れやシワもなく、手首のカフスもしっかり見える。
いつかバニーになることがあれば、こんなバニーを着たいものだなぁと思いました。
もしかしたら及川葉月以前にもノースリ燕尾服バニーは存在していたのかもしれません。
でも私にとってのノースリ燕尾服バニーは及川葉月だったのです。
かくして、私の中でステージ=ノースリ燕尾服マジシャンバニーがつながったのでした。
【衣装の発注に至るまで】
前述のとおり、バニーガールを着ること自体はResoleカップ2023が開催決定したときにはもう決めていたので、衣装のイメージには困りませんでした。
問題は、ノースリ燕尾服バニーをどこで購入するかということです。
Resole入会時からいつResoleカップが再来してもいいように、度々「バニーガール 個人 購入」などのワードで検索はしていたのですが、開催未定時はほぼ冷やかしで費用や納期は全く確認していませんでした。
しかしいよいよ開催が決まり、妄想でしかなかったノースリ燕尾服マジシャンバニーが、私の意思次第で実現しうるということが現実みを帯びてきてしまいました。
楽天やAmazonなどのECサイトで安価なバニーガールを購入することも考えましたが、私服ですら試着しないと失敗すること多々なのに、こんなタイトな衣装をネットで購入したら絶対に失敗すると思いました。
何着も着れもしないバニースーツを買い直して、時間切れで最終的にバニーでもなんでもない思い入れのない衣装を買って不完全燃焼…そんな未来が見えたので、衣装は採寸できるところで発注することにしました。
個人でバニーガールを発注できる会社はいくつかあったのですが、試着できるのは私が見つけた限りは一社だけだったので、ほぼ心は決まっていました。
私がお願いしたのは、アトリエダームさんという会社です。
アトリエダームさんは、試着ができる以外にも
料金設定が明確
オプションが多い(燕尾服ももちろんあり)
公式SNSの動きが活発
個人発注したユーザーさんがアトリエダームのタグで積極的に発信している
など、個人発注する上で安心感がありました。
特に、ダームさんで制作された衣装で、活き活きと魅力的な写真をアップされている方々には背中を押してもらいました。
結果的に、ここでダームさんにお願いすることに決めて本当によかったです。
【試着〜衣装発注】
7月下旬、ダームさんに衣装発注希望のメールを送りスケジュール調整をした結果、同月末日に試着に伺うことになりました。
ダームさんはいわゆるショールームや店舗ではなく社員の皆さんが働かれている社屋での試着になるので、社内や社員さんの様子などの詳細は差し控えます。
ただ、メインでやり取りさせていただいた営業担当の方も採寸担当の方も、とても寄り添った対応をしてくださり、技術的にも心情的にも安心して衣装を選ぶことができました。
衣装は、当初「黒バニー×赤燕尾」でいくつもりだったのですが、試着で着せてもらったカラーバニーが思いのほか可愛く、「赤バニー×黒燕尾」で迷いました。
黒バニーはスタンダードでこれぞバニー!ではあったのですが、どうにも「アシスタント」感が出てしまい、全員主役のリソ杯には少し物足りない気がしてしまいました。
対して赤バニーは、当日アトリエに在庫がなく別カラーでの試着となったので、実物の色を見ずに発注することに不安がありました。
使用する布は選べるのですが、色見本のちいさな端切れと出来上がった衣装では色の印象が全然変わってしまうのです。
ここはかなり時間をかけてしまい、担当者のお二人には申し訳なかったです。
最終的に、試着した黒のノースリ燕尾が気に入ったこと、試着した燕尾服をそのまま購入すれば納期を縮められることが決め手となり、「赤バニー×黒燕尾」に決めました。
余談ですが、もったりした自分のバニー姿を鏡で見て少し滅入りつつ、当日はもっと仕上げて臨みたいというモチベーションにつながったので、そういう意味でも試着してよかったです。
【スケジュール】
7月下旬 仮発注
7月末 試着、発注、振込(制作開始)
9月上旬 衣装到着
というスケジュールだったのですが、もっと早く動き出せばよかったと反省しました。
個人で衣装を発注するという経験がなさすぎて日和ってしまい、春頃にはダームさんに決めてたのに実際に連絡するまでかなり時間がかかってしまいました。
結果的にリソ杯には間に合いましたが、オプション盛り盛りカスタマイズごりごりにしていたら間に合わなかったと思います。
選んだバニーがスタンダードなタイプだったこと、在庫商品で納期短縮できたこと、何よりダームさんが尽力してくださったおかげでマジシャンバニー参戦が叶いました。
ご覧になってはいないと思いますが、その節は本当にありがとうございました。
可能なら余裕をもって3ヶ月は見たほうがいいということだったので、衣装の発注を検討している方の参考になれば幸いです。
【費用】
生地や型の変更がなければHP記載の基本料金で発注できます。
私は生地も衣装の型もスタンダードなタイプだったので、当日の組み合わせ(レギュラーバニー+ノースリーブ燕尾服)で計算した金額がそのまま衣装費になります。
ここから、例えば生地をスパンコール付きのものにしたり、燕尾服の切り込みを尻尾に合わせた丸形にしたりといった変更を加えたい場合は、差額が上乗せされる形になるようです。
私は燕尾服の肩幅を詰めるのと、尻尾の形に切り込みを入れるのを一瞬検討したのですが、費用対効果を考えて日和りまして、早々に撤回しました。
バニーはコンセプト衣装の中では割りと大きなカテゴリで既存の型があるので、個人発注衣装の中では手が出しやすい部類ではないかと個人的には思います。
というのも、ダームさんはコンセプトカフェやメイド喫茶の制服など幅広い衣装を手掛けているのですが、そういったオリジナリティが強くカスタマイズ性が高い衣装にはバニーのような明確な料金表が載っていないのです。
発注前に見積もりが立てられなければ、個人発注しようと考えなかったと思うので、朝風まりと及川葉月がバニーでよかったです。(朝風まりはバニーではないです)
【小物】
靴や小物は8月にはそろえていました。
ヌーブラ(正確には違う商品ですが便宜上)
こちらを切って着用していました。
切っても少し大きくて衣装から少しはみ出てしまったので、次回は水着用などを厳選したいです。
ストッキング
・太ももの切り替えが入っていないもの
・バックシームが入っているもの
・網タイツかブラウンストッキング
という条件で探しました。
ネットタイプとスムースタイプ、両方1枚ずつ買って当日はネットタイプを着用していました。
靴
厚底でヒールの高い靴がよいと思ったので、こちらを選びました。
16cmと私史上最標高ヒールです。
ソールとヒールにキラキラのグリッターがついているのが可愛くてお気に入りです。
シルクハット
衣装や靴は結構こだわりましたが、小物は多少チープでも目立たないだろうと思いお求めやすい価格のイベントグッズを購入しました。
当日は床に置いたり荷物を入れたりしていたので、本物のシルクハットにしなくてよかったです。
今、部屋でめちゃくちゃ邪魔です。
下着
1番難航しました。
バニーのハイレグがハイすぎて、何を買ってもレグからはみ出してしまいました。
こちらは紐を内部パーツに絡めることでなんとか隠せました。
この商品にたどり着くまで、あらゆるECサイトで「Tバック」「ブラジリアンショーツ」「Gストリング」などのワードで検索をかけていたところ、楽天の広告が汚染されてしまいました。
今でもたまに出てきます。早く消えてください。
ステッキ(不採用)
マジシャンなので、キャンディケインのような典型的なステッキを用意しようと思いました。
が、市販の安価なステッキは組み立て式のものが多く、ステージ中にセパレートしたらテンパって収集がつけられなくなると思ったのでやめました。
【おわりに】
こんな感じで、リソ杯の衣装について、発注までの経緯などをまとめてみました。
書ききったあとで、衣装のつくりとか着方とかお手入れのこととか書けばよかったと思い始めたのですが、液晶を見すぎて目がじわじわしてきたのでここらへんで結びとしたいと思います。
改めて、当日や後日、会場や自宅や外出先で、Resoleカップ2023に関わったすべての皆さまに感謝申し上げます。
最高でした。
2024開催、待ち遠しいですね。
おわり
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