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もうすぐ 6.18、各社プロモーションは?

6.18は中国大手ECのJD.comの誕生日、W11(11.11)と並ぶ、ECのお祭りの日となっています。2019年を振り返ると、6月1日~18日までの累計取引金額は2,015億元(日本円で約3兆550億円 ※1元=約15円、5/21日現在)。他のプラットフォーマーも例外ではなく、EC一番手の天猫(Tmall)では6月16日の最初の1時間だけで、2018年の1日分の取引量に相当するなどのデータがある。また、拼多多(共同購入特化のEC)でも、6.18期間中の取引数が10.8億をこえるなど、大きな話題となっている。今回は各プラットフォーマーがこの期間でどのようなプロモーションを進めているか簡単にまとめたい。

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①キャンペーンの実施期間
キャンペーンは約半月前から始まります。
JD.comでは6月1~30日まで、
天猫では5月25~20日までと各社で違いがあります。

②プロモーション
天猫(Tmall)、JD.comともにセール金額を重要視。

天猫は5月8日までに190億元にも及ぶ消費券(優待券)を発行し、購買を促進している。
また、suning(苏宁)では、不動産、自動車など含めた様々な補助金を用意しているという。1,000以上の不動産やフォルクスワーゲン、シュコダ(ワーゲン傘下)、吉利、宝骏などと連携した自動車の半額タイムセール、飛行機のライブ販売などの計画も。
拼多多(共同購入)でもタイムセールに力を入れており、5月20日には事前に「520秒杀节(520タイムセール)」を開催。ダイソン、ディオール、シボレーなど様々な企業と連携。

ライブ放送もかなり内容が濃いものとなっているため、次回は6.18におけるTmallのライブコマースについてみていきたい。

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