通訳を信頼するな
中国限らず言語が違う国で起業する場合、どうしてもお世話になるのが
通訳。
しかしこの通訳を選ぶ時って皆どうするんだろうか?
僕の場合中国において人間関係作るのに数年かけており
その間中国において事業を起こしたいなどは一言も話さず
ただただ人間関係の構築に時間をかけました。
そのおかげで自然と信頼できる人間とそうではない人間を
見抜けていたので問題はありませんでした。
今回は中国ではよくある話です。
当時日本の中堅美容メーカーの中国総代理店になってました
美容室の流通経路に乗せる為新規のディーラーと会った話。
色々話して行くうちにこちらの通訳が、(通訳は友人です)
「時間が無いので後の話は後日また会いましょう」と言って
席を立とうとします。
まだ話は途中でその後の予定はありませんでした。
とりあえずその場を立ち外に出て車に乗り込むと
「あの人悪い人だから止めた方がいい」
って助言の元に取引やめたこともある。
実は話の中で「〇〇元で話を決めたら貴方に〇〇%払うから
この日本人に〇〇元で進めてくれ」と中国語で行ったらしい。
一般的には通訳と相手の中国人の間で密かにマージンの話が
出来上がり日本人は知らない状態で損させられるなんて
一般常識に近いってのが現状です。
ある程度中国語が理解できるようになってからも
初めて会う中国人とのビジネスの場では僕は一切中国語を
使いません。
すると話の途中で先方からうちの通訳に個人的マージン
取引の話が出てきます。
うちの通訳ニヤリと笑い「うちのオーナー中国語わかるよ」
って相手に話します。
その時に僕は初めて中国語を話始めます(笑)
相手は驚きと気まずさで「冗談ですよ冗談」顔引きつり
ながら話題を変えようと必死になります(笑)
このように通訳に騙される日本人は相当数いると
思われるのでご注意を!
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