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【オリジナル】アナカラーナーガについて【デッキ解説】

 お久し振りです、中華製です。【4Cヴァイカー】振りに自信のあるデッキリストが完成した為、記事としてまとめた次第であります。

 今回紹介するこの【アナカラーナーガ】は現在出回っている《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》を使用したデッキの中でもトップクラスの完成度であると自負しています。マル秘カードも採用しているので是非デッキリストだけでも見て貰えると嬉しいです。それでは本題に移りたいと思います。

1.構築解説

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 各カードの採用理由を解説していきます。

《とこしえの超人》×4枚

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 主に【5Cグレイトフルベン】を意識して採用したカードです。後述しますが、この対面では《ベラドンナ》や《黒決断》を駆使して相手のハンドを枯らし、《とこしえ》を建てSトリガーをケアした状態で殴り切る事が最終着地点となります。
 勿論この対面以外でも刺さる対面が一定数存在し、受け札としても機能する汎用性の高さから4枚採用しています。

《デスマッチ・ビートル》×4枚

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 《とこしえ》同様のメタカード枠で、こちらは【ジョー星ゼロルピア】や【赤白閃】【ラッカキラスター】等を意識して採用しています。
 《サイバーエクス》に対して無力であったりメタカードとしての機能性に不安な要素はありますが、見れる範囲の広さや色バランス等を考慮して4枚採用しています。稀にガードマン効果で《ナーガstar》を守ります。
 

《悪魔妖精ベラドンナ》×4枚

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 ブースト効果は4ターン目に《ナーガstar》を着地させるだけで無く青17という少々歪な色基盤を解消する役割もあります。
 ハンデス効果は序盤の妨害から、中盤終盤の《ナーガstar》《黒決断》を用いたリアニメイトと隙間なく使え、本デッキを成立させる上で欠かせないカードとなっています。序盤の効果選択が難しい為プレイング解説の項目で述べたいと思います。4枚確定の枠です。

《学校男》《堕魔ドゥポイズ》×各2枚

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  初動妨害、自身の盤面クリーチャーを破壊しリサイクル、《イシガネ》と組み合わせた無限アタック、この3つ役割を担うカードです。《ベラドンナ》同様デッキに欠かせないカードの為4枚以上採用確定と考えています。この2種カードの呼称については文字数を考慮し、《学校男》で統一していきます。

《天災 デドダム》×4枚

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 墓地を整えつつ《ナーガstar》に繋げる最強カード。青17とやや色基盤に脆弱性がある為、初手から埋める判断も大事になります。勿論4枚確定です。 

 《ネ申・マニフェスト》×4枚

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 ルーター兼進化元。《ナーガstar》に進化させ、無限アタック成立が全体面におけるゴールとなっています。《希望のジョー星》下で進化元になるという点も非常に優秀です。4枚確定枠です。

《終末の時計ザ・クロック》×4枚 

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受け札兼《ナーガstar》のアタックキャンセル要員。受け札としての性能の高さは無論、このアタックキャンセルという使い方が非常に重要ですので次の項目で解説したいと思います。こちらも4枚確定枠です。

《奇石 イシガネ/センキン・ウォール》×2枚

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 無限アタックの為のコンボパーツ。《巡巡-スター》など同じ挙動が可能なカードは多数あり、それぞれ異なるメリットデメリットを持ちます。コントロールデッキと言う都合上、《イシガネ》の持つブロッカー付与効果が最もデッキと噛み合っていると感じた為こちらを採用しました。無限アタックだけでなく、《ナーガstar》攻撃時《イシガネ》《学校男》《クロック》を蘇生する事で耐久プランを取ると言った使い方も可能です。
 当初は1枚で回していましたが、ビート対面に中盤で必要な場面が多かった為2枚に落ち着きました。

《モモスター・ケントナーク》×1枚

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 盤面処理要員兼進化元。マナ染色効果、シンカパワー共に優秀で腐り辛いカードです。枠の都合から採用枚数は1枚となっています。

《H・センボン》×1枚

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 対赤白閃最終決戦兵器です。【赤白閃】との試合展開で《ホーリー》を踏みカウンターを受けるという負けが多く、これをケアするべく採用に至ったのがこのカードです。
 ビート全般に対して素出ししても強く、また進化元として使える為腐り辛いという強みが有り、デッキの穴を埋める重要なカードであると考えています。ロングゲームに1度絡めば良いカードなので採用枚数は1枚に抑えています。

《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》×4枚

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  デッキのコンセプト。ルーティング、ハンデス、リソース確保、無限アタック、これら全てを賄う、まさに切り札と呼ぶにふさわしいカードです。
 ドロー効果は強制ですので山切れに注意しましょう。言わずもがな4枚確定です。


《絶望と反魂と滅殺の決断》×3枚

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 《ナーガstar》が引けていないタイミングでの遅延や、《デドダム》蘇生によるリソース確保、メタクリへの対処。他にも様々な局面で有効に働き、デッキとのシナジーが強い腐り辛いカードです。
 序盤から山を多く掘れ触りやすい点、サブプランとしての意味合いが強い等の理由から採用枚数は3枚に抑えました。

《生命と大地と轟破の決断》×1枚

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 更地から《ナーガstar》を生み出すズルカード。序盤に引ければ、《ナーガstar》をマナに埋める選択肢を作れる為色基盤ごまかしという役割も持ちます。殿堂でなければ2~3枚採用したいカードです。

2.プレイング解説 

対面毎の意識すべき事について簡潔に解説していきます。

 【5Cグレイトフルベン】 
 先述した通りこの対面では相手のハンドを枯らし、自分の盤面には《とこしえ》が居る状態を作る事を意識します。
 《ベラドンナ》の使い方が難しく、例えば2ターン目にプレイする際ハンドに《 デドダム》がある場合はハンデス、ハンドに《マニフェスト》がある場合はブーストの様に状況に応じた使い分けが大切となります。
 詰めの段階以外でなるべく相手の盾を割りたくない為《クロック》を用いたアタックキャンセルが有効です。《ベラドンナ》《 デドダム》《マニフェスト》これら3種と組み合わせて蘇生する事で相手と大きくリソース差を付ける事が可能となります。大切なテクニックですので脳死の《クロック》マナ埋めは絶対に辞めましょう。
 詰めの段階では除去札+蘇生札をケアする為に《とこしえ》を2体建てる事が理想です。《ナウオアネバー》からの《ホーリーエンド》を警戒し、蘇生対象は《イシガネ》《学校男》《ベラドンナ》を選択。少しでも相手のハンドリソースを削りカウンター防止に努めましょう。体感勝率は6割程。   

 【赤白閃】
 コンセプト上進化元設置→進化まで1ターンのラグが生じる為、この間に走り切られるのが主な負け筋となります。その為先行2ターン目に《ベラドンナ》を出しブースト、3ターン目に《デドダム》、余った2マナで《デスマッチ》と言った、メタクリーチャー+進化元という盤面構築を見据えた立ち回りを心掛けましょう。
 詰めの段階では《ホーリー》からのカウンターを警戒し、ハンドに《クロック》を抱えた状態で《Hセンボン》をプレイして殴るのが理想です。
 また山を《黒決断》のみにし、《ナーガstar》攻撃時《イシガネ》《学校男》《クロック》を蘇生し、味方にブロッカーを付与させターンスキップ。次のターンに《黒決断》から《学校男》を蘇生し《クロック》破壊でロック成立が可能です。時間制限の都合まずしないプレイですが頭に入れておくと良いかもしれません。体感勝率は五分。

 【ジョー星ゼロルピア】
 勝ちパターンは無限アタックによる押し切り、もしくはハンデス、《デスマッチ》を駆使したコントロールの2パターンに大別されます。
 前者は2ターン目《ベラドンナ》ブースト、3ターン目《マニフェスト》、4ターン目《ナーガstar》に進化、無限アタック成立が理想。仮に無限アタックパーツが揃わなかった場合は《ナーガstar》攻撃時《ベラドンナ》蘇生によるハンデス等で遅延しながらゲームメイクして行きます。《デドダム》が進化元として機能しない事が非常に厄介。
 後者は2ターン目《デスマッチ》もしくは《ベラドンナ》ハンデス、3ターン目《デドダム》、4ターン目《黒決断》2ハンデスと言った動きを取り、時間をかけて無限アタック成立を目指します。《デスマッチ》は《希望のジョー星》《ゼロルピア》を揃えられても、ワンショットを抑制出来るカード。ソリティアが停止しターンが帰ってきたタイミングで、無限アタックによるカウンター、《ゼロルピア》を処理し更なる遅延等の動きを可能にします。しかしゲームメイクが相手に依存する事からやや不安定なプランです。総合的に体感勝率は五分程度。


 【赤単ガガガブランド】
 《とこしえ》を建て殴り返しによるアグロ牽制、《学校男》《ケントナーク》による盤面処理、《ベラドンナ》によるハンデス。これらのプレイを駆使していかに遅延出来るかが鍵となります。5マナまで到達すれば、《黒決断》《ナーガstar》共に致命傷を与える事が出来る為脳死で勝つ事が可能です。
 なるべく避けたいですが、《クロック》お祈り局面も多く発生する為《ベラドンナ》ブーストで4マナに到達させ、返しのターンにカウンターを狙うイメージも大切となります。体感勝率は3.5割程。
 

 【ラッカキラスター】
 《学校男》《ケントナーク》による盤面処理、《デスマッチ》による展開抑制が非常に刺さります。お互いメタクリを建て合い膠着状態に陥った際は《黒決断》による打開が可能であり、ゲームの主導権を握りやすい対面だと考えています。
 他の対面同様無限アタック成立がゴールですが《煌星龍サッヴァーク》《輝羅》等のGストライクを警戒し、可能な限り盤面を形成してから殴るのが吉です。体感勝率は6.5割程。
 

3.最後に

 沢山の人と構築をシェアし、CS優勝という確かな結果を残す事が出来て非常に嬉しかったです。より多くの人にこのデッキを認知して貰え、また参考にして頂ければデッキビルダー冥利に尽きます。
 最後まで読んで頂きありがとうございました!何か質問等あれば気軽にtwitterのダイレクトメッセージまでお願いします。

でわでわ

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