中年主婦が普通自動車免許を取る話①
はじめましてこんにちは、ちむたろうと申します。
私は普段はスプラトゥーンばかりやっているしがないライター&主婦です。
今回は仕事の手が空いたので、30代半ばで初めて教習所に通った話をしたいと思います。
「免許取らないままずるずる来ちゃったけどやっぱりとっといた方がいいのかな」「30代(40代、50代)でも教習所に通って大丈夫?」と不安になっている方の参考になればうれしいです。
ちむたろうのスペックについて
まずはちむたろうのスペックについてですが、
……とこんな感じです。
普段は100%デスクワークでせっせこせっせこ文章を書いています。
ネットではあまり見せませんがそうとうポンコツゆえ会社勤めが向いておらずフリーランスとしてなんとかやっています。
運動は嫌いじゃないけど運動神経は良くないタイプです。
教習所に通った期間ですが、
というふうに6ヶ月かかりました。おそらく標準よりも遅いスピードでの卒業ですね。
そもそもなんで教習所に通おうと思った?
自動車教習所というと
「高校3年(18歳)で通う」
「大学在学中に通いはじめる(または合宿で免許取る)」
みたいな方がかなり多いかと思います。(事実、教習所に通っていたのは若い学生さんが9割でした)
そもそもなぜ中年になってから教習所に通っているのか?と疑問に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
理由としては「今が一番若くて記憶力もピークだから」です。
18歳の時にチャンスを逃した
もともと18歳になったころに父親から「免許取っといたら?」と言われていたのですが、当時住んでいたのが3つの鉄道会社が通っている大きめの都市で。公共交通機関だけで移動に困らず、必要性を感じていなかったんですね。
また、高校卒業後は働いていたので「通うヒマないやん」って思っていたので断ったんです。今考えると非常にもったいないことをしました。
結婚~子育てでずるずるタイミングを逃す
そんなこんなで働いているうちに結婚、出産、子育て(その間けっこうな頻度で転勤あり)……というふうにまとまった時間が取りにくい時期が続きました。
また、託児ありの教習所が近くになかったこと、引っ越しに次ぐ引っ越しでお金がなかったこと、産後ボケで今以上に脳みそがパッパラパーになっていたことも二の足を踏んでいた理由です。
(※産後ボケ、個人差はありますが私の場合はほぼワンオペ+転勤による両親遠方住まいという環境も手伝ってかなりひどかったです)
……こんな感じで「教習所通うなんてムリだわー」って思っていました。
30代半ばにしてチャリンコ生活がキツくなり、免許取得を決意
そうこうしているうち、子どもが成長してあっという間に6年生になりました。
このとき私はフリーランスとして自宅で仕事をしており、かつ子どもも(ある程度は)留守番ができるようになりました。
そんな中、真夏に買い物へ行くためチャリンコで近くの農道を爆走していると
「あ、だめだしんどい」
と感じるようになります。ひきこもり中年に夏の日差しは非常にキツい。
あと、「子どもが塾や部活に行くようになったらチャリより車で送迎したいし、自分も買い物に行くとき天気を気にせずピュッと出かけたいな~」とも思うようになりました。
エイヤッ!!!と申し込み完了
ちょうどこの年(2022年)、実父が突然他界したこともあり
「後悔しない人生を送るにはどうすればいいのか」
と考える機会が多くなりました。
その結論として「どうせ死ぬなら大好きな釣り三昧で余生を送っていた父のように、やりたいことやりつくしてから死にたい」って思ったんですよね。(まだ死ぬ予定は全然ないんですけど。)
もちろん、免許の取得には決して安くないお金がかかりますし、不注意バリバリ最強No.1の私に免許なんか取れるんか?とも思いました。
申し込む前はわりと悩みました。
ただ、あとから「免許取ればよかったなー」って思いながら生きるよりは、とりあえずやってみよう!挑戦してみよう!ダメだったらそれはそれ!ってチャレンジするほうが後悔しないだろう、とも思ったんです。
あと、「今が一番若い」という言葉があるように、自分が歳をとってから教習所に通うってだいぶハードルが高いな……とも思ったんですよね。
自分の日に日に衰えていく脳みそで、新しいこと(しかも人の生き死にに左右することもあるような技術)を学んでいくと考えると、今しかない!と思いました。
こうして8月末ごろ、教習所で申し込みを済ませます。
(余談ですが、その直後にスプラトゥーン3の攻略本執筆のオファーを頂いてびっくりしたのでした……)
教習料金ってどうなん?
教習所に通う「教習料金」は、教習所によってかなり違います。
私の通っていた教習所(関西)では以下の料金が含まれていました。
上記がもろもろ込み、約25万円ほど。
キャンペーンや学割などがある教習所の場合はお安く通えることが多いようです。大学生協経由で申し込むともっと安くなったり、友だちと同時に申し込むと割引になったりすることもあります。
また、私は「絶対にストレートで終わらない」と謎の確信をしていたので、延長教習や補習の追加料金がかからない「安心パック」をプラスしました。定額で通い放題ってワケ。
30代半ばということもあり約4万円のプラス(トータルで約29万円)でしたが、結果的にこれが大正解!後にめちゃくちゃ助かることになります。
このときの自分の判断をほめてあげたいし、勧めてくれた友人(免許持ち)にはめちゃくちゃ感謝しています。
後から考えても、本当に本当につけていてよかったと思います……。
教習所って若い人ばっかりで浮く?
結論から書くと「全然気にしなくていい」です。
最初のほうにも書きましたが、教習所に通っている教習生は学生さんが9割です。(制服姿の高校生もいます)特に1~3月はほぼ学生さんで埋まってる感じですね。
実際、路上の複数教習と危険予測ディスカッションは大学生の男の子と女の子と3人での教習でした。
ただ、個人的には「思ったよりは大人もけっこういる」と感じました。
私が入校したのは9月でしたが、同じ時期に入校した人で明らかに30代くらいの方もいましたし、妊婦さんのマークを鞄につけた女性もいました。
また、2人1組で行う高速教習(高速道路を走る路上教習ですね)では、20~30代前半くらいの女性と一緒に教習を受けたりもしました。世代が近かったのですごく話しやすくて、楽しい教習ができましたね。
とまあ、同年代もちらほらいたのですが。
正直言って教習所で浮くのを気にしたところで周りはまったく気にしていないので(むしろ教習の内容復習したり、友だちと喋ったりしてる子しかいませんでした)、杞憂だと思います。
学科の授業も同じくです。
ネットの体験談を見ていると「50代から通い始めた」なんて人もいますし、年齢についてはそこまで他人は気にしていない……と思います。
むしろ若い子たちからパワーをもらう!くらいの気持ちで通うほうが楽しいです。
まとめ
今回は教習所生活のスタートについてほんの少しだけ書かせてもらいました。実はこれを書いている今、まだ免許はゲットしていません。(本免試験が1週間後なので)
また手が空いたときに少しずつ備忘録として書いていきたいと思います。
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