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【お仕事】 理化学研究所・環境資源科学研究センターのイラスト

【概要】
理化学研究所・環境資源科学研究センターのWebサイト内のイラストを担当しました。研究に携わる人たちの日々の様子をたくさん描きました。研究所を支えるスタッフとはどんな人たちなのか、どんな活動をしているのかが「「最高」」な動画とともに解説されています。ぜひ最後まで見てほしいです。

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研究機器を管理し、研究所のパフォーマンスを底上げする技術者や、国際色豊かな研究者を公私の両面でパワフルに支援するスタッフなど。私がかつて所属していた研究所も、研究者だけでなく、理解ある職員さんのおかげで成り立っていたように思うので、多くの研究所にこんな特集があったらいいのにと思います。

日本語版: https://www.csrs.riken.jp/jp/activities/diversity/people/index.html
English ver. : 後日公開予定

主催: 理化学研究所・環境資源科学研究センター www.csrs.riken.jp
プロジェクトデザイン・ロゴ: Loftworks Inc. loftwork.com
イラスト: きのしたちひろ lunlundi.com Twitter: @chimomonga


【イラストの製作過程】
環境資源科学研究センターの方や、プロジェクトデザインをしていただいたLoftworksさんと楽しくやりとりしながら進めることができました。まずLoftworksさんから、とてもアツい気持ちがこめられた企画書とラフ案が送られてきました。国際色を豊かにし、研究スタッフの家族の様子も盛り込み、性別問わずいろんな人が研究に触れられるようになってほしいという思いが感じられました。私はそれを確認しながら、イラストに描きおこしていきました。

ラフ案。青+黄色の他に、色を変えたバージョンをいくつか提案しました。
↑完成に近づいたイラスト。人物の肌の色やジェンダーバランス、シロイヌナズナの葉の比率、ピペットマンのチップ部分の出っ張りなど、細部の完成度を高めるためのコメントが入りました。また、イラストをぐるっと一周することで研究者の日々の生活が感じられるよう調整しました。
最終版。Loftworksさんに最終調整をしてもらい、イラストにぴったり合うロゴを真ん中入れていただきました。
色が異なるバージョンも納品しました。研究所のタッチパネルなどに使われる予定です。


最終案に近づくにつれて、非常に細かいコメントまでいただけてうれしかったです。細部へのコメントが入ると、完成度が上がってきたと感じられるとともに、自分でも気づかなかった部分に注目がいくようになり、世の中の解像度があがる感じがします。ここが、イラストレーターをしていてよかったと思う点です。

素敵なご依頼をいただきありがとうございました。
Webサイトと「「最高」」な動画をぜひ見てくださいね↓

【作業環境】 Procreate (iPad), Photoshop

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