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普通じゃない門枝ネイ

宝さいつよ勢所属、ちまつです。

プレトリオも終わり、来月からWGPが本格的に始まりますが、いかがお過ごしでしょうか。

僕は、そろそろ芝にお金をかけるのをやめようとしています。デッキもまだ回していないやつも含めて処分し始めましたし、後期の遠征回数も絞るつもりです。既に予約した札幌は行くとして、後は東京と名古屋で終わりかなって思ってます。自信もないし。

ブラウの方も全国があるので、タイカプかブラウどっち出ようかなって悩んでいますが、序盤負けたら多分ブラウの方に出ます。サービス開始から真面目にやってきて自信もあるので。




そんなこんなで今回は、前回に引き続き、パズドラのネイの話題です。

個人的に50枚固まって今後変わらないなというところまで煮詰めることができたのと、僕自身がプレミしまくっても勝率5割なので、他の人が使ったら安定して勝てるんじゃないかなというところで試してもらいたいなって思いで、記事を書くことにしました。

ネイの弱いところは前回書いたので、今回はこれを踏まえてどう強くしていくかを書いていきます。



https://decklog.bushiroad.com/view/5LD3K

普通じゃないネイのレシピはこれです。



1、普通じゃないところ


前のやつが普通のネイ


僕は自分のネイを「普通じゃないネイ」と常々言っているのですが、何が普通じゃないのかを書いていきます。

ー・ー・ー・ー・ー・ー

■普通のネイ
・0のパンチあまりしない(できない)
・1リフできない
・安定しない
・山が弱い

■普通じゃないネイ
・0でめっちゃパンチする
・1リフする
・安定する
・山が強くなりがち

ー・ー・ー・ー・ー・ー

普段僕が回してる普通じゃないネイを見たことある人は、トリオで入賞した時のレシピを見て「いつものと違くね」って思ったと思うのですが、普通のネイの方は当日ぶっつけ本番で回しました。

回し方が全く違うので、そのギャップに脳が付いていけず、予選最初の2戦はボロボロになってどちらも落としてしまったくらいです。その後は回し方を教えてもらって建て直して無事に4位入賞しましたが、二度と回すかと思いました。

逆に、普通のネイを回している人は、普通じゃないネイを回すと脳が追い付かないはずです。全く違うデッキなので。


0でパンチしなくてもいいならいいんですけど、
・パンチができない ⇒ ストックが少ない
・パンチができない ⇒ 相手が余裕で1リフ
・パンチができない ⇒ 相手に打点全然与えられずネイ発射
・パンチができない ⇒ ダイレクトを受け続けてLv2まで抜ける
の点から、パンチしなくてもいいってことは絶対ないはずです。
相手が2-2の時にネイ発射するより2-3の時に発射する方がいいですし、相手が3-0の時に発射できるなら毎試合そうしたいじゃないですか。
ストック増えるなら有難くストック増やしますし、1リフできるなら有難く1リフしたいです。

「しなくてもいい」じゃなくて、「できるんだからしようよ」が、この普通じゃないネイの原動力になっています。

普通のヴァイスに近いことができるのなら、安定性も必然的に生まれてきます。

最終的にネイネイネイファガンができるのなら、道中は好きなことやってればいいじゃないですか。

なんなら、安定性がある分、普通じゃないネイの方がネイネイネイファガンがしやすいです。




2、どうやって普通じゃない動きを実現させるか


霞と、この2枚を使います。

便宜上、左のイベントを「アインクラッド」、右の緑のを「2戻し」と呼びます。


2-1 控えの門連動をアインクラッドで釣ってくる


ネイは共通して門連動に依存しています。基本的に山から抜くんですが、ダメージで降ってきたり、集中とかで落ちた後集中ヒットしなかったりしたら門連動が控えから拾えません。

また、1回打ってリフした後控えに落ちた門連動の使いまわしもできればしたいです。

普通のネイはドキテマを4枚入れてそれで釣ろうとするのですが、Lv1以上が捲れる確率はせいぜい6割とかで、Lv0を捲った時はドキテマ自体のパワーも500のままですし、門連動を拾うことができません。

普通じゃないネイでは、このような下振れ要素は全部不安定感に繋がると考えているので、この動きはやりません。

代わりに、アインクラッドで釣ってきます。

アインクラッドを打つストックないんじゃないのって言われたらごもっともですが、普通じゃないネイでは0で殴りまくるので、ストックは3枚4枚くらい余ります。

アインクラッドを打つストックが無いことはまずないです。

0で殴れないハンドの時は、それはそれでアマテラスかオルソラで門連動を山から抜いてきた分で勝負するしかないですが、そんなに起こりませんし、そうなったら普通のネイと同じルートに入るだけなので、普通じゃないネイの下振れが普通のネイになります。

このアインクラッドを積むことで、0でパンチして作ったストックの使い道ができます。集中のトップで見えたCXも、掃く見込みが立つので強気に噛みに行けます。 

集中以外で盤面を使わずに山を削れるので、盤面の邪魔をすることなく、1周目1リフを狙えます。ここはフカ次郎との違いです。

2周目以降でも、控えの非ドラキャラを釣ってそこから更に非ドラキャラを圧縮することもよくやります。控えに門の受けとして枝を落とすのもそうですし、1周目使えなくても以降に使える場面がずっとあります。ファイナルターンでも、残山に枝が無く、リフしてエスカマリしないといけない時に強引に削ったりも、20戦に1回くらいやります。ストックやクロックに埋まってしまったネイを、後から運だけで釣ることもできます。


2-2 安定性の暈増し


アインクラッド自体の性能もそうなんですが、2戻しの方も、単にアインクラッドを拾うための採用ではないです。

2戻しテキストは前田慶次と違ってドラゴン特徴指定ですが、このキャラ自体が非ドラのキャラであることはめちゃくちゃでかいです。

2周目の終わりに非ドラのキャラを2戻しして3周目にネイ発射が基本ですが、その2戻しをする前田慶次は、本来3周目の山に戻したいドラ付きのキャラです。

それでもチャンプして次の山に戻せば変わらないので十分強いのですが、せっかくなら、非ドラのキャラを使って盤面でも非ドラ圧縮をキメて3周目の山に入りたいです。

アクティブな領域に落ちたアインクラッドを拾って1圧縮、2枚戻しで計3圧縮。2戻し自体も非ドラなので、手前の前田慶次を拾うタイミングで代わりにこの2戻しを拾っていると、更に1圧縮付いて、計4圧縮までできます。

圧縮の差はもう一つあって、緑発生を非ドラですることで、毎試合光景の選択肢と、レベル置き場の非ドラ圧縮を両立させることができます。

ここは0.5圧縮といったところでしょうか。なので、このセットを採用してる時としてない時を比べると、2.5圧縮くらい変わると僕は思っています。

ネイの7枚捲りの安定性向上も同時に実現できます。


2-3 このセットを使うためにも霞採用はマスト


霞については前の記事にも書いたのですが、結構アインクラッドを打つためというかアインクラッドからゲームを組み立てるためにも採用しています。

序盤のパンチ数を増やすのもそうですし、門が引けていない時に、1回霞を使って控えに落ちて、緑発生をしてアインクラッドで霞を拾って2回目の霞も全然やります。門を握っていても、門連動が1枚しかない時に特に、霞で門連動を下げて、次のターン門連動を打つ動きもあります。

この動きも含めて序盤の色発生を考えることがめちゃくちゃ大事で、1-0状態で緑単色になってもいいっていう保険がないと、安定性を損なうと思っています。

特に後攻だと、相手がまだLv0のシステムキャラを投げていて2回目の霞が狙えることが多いので、後攻で門連動に頼らずにゲームを組み立てることもあります。後攻で門連動を1回もせずにネイネイネイファガンができるのは、この霞と、アインクラッドによる1周目1リフのおかげです。




3、色発生は難しいけど慣れれば簡単


3-1 マリガン後の手札5枚の時点

この時点でいっぱい考えて、この後何を引いたらどうするのか全部考えておかないと、1手間違えるだけで大事故になります。

まず、Lv1で黄色は不要というか後回しです。一番右の前田慶次はクロックに叩く価値がありません。オルソラで切ります。

Lv1での最優先の色発生は青なので、青色でかつ非ドラのこのオルソラは、クロックに叩く候補に入っています。

次点で余裕があれば発生するのが緑なので、この時点で引いているアインクラッドは、手札からLv1のクロックに叩ける青色の札があるのなら、先に叩いても大丈夫です。

また、光景を引けているので、Lv1のレベル置き場に青色を置いて、1-1以降のクロックに光景を置いて緑発生をすることも多いです。でも1-1でアインクラッドを叩いたら、Lv2のレベル置き場に非ドラの緑を収納できるので、どちらかというとそっちの方が良かったりします。

3-2 先攻1ドローした後


アマテラスを引けたのなら話は早いです。オルソラを叩きましょう。この時点でLv1は青発生でかつレベル置き場にオルソラを置くのがほぼ確定します。

このパターンに入らない時は、1-1以降のクロックに青色が降ってきてかつ0-1~7のクロックに緑の非ドラが降ってきた場合のみ、レベル置き場に緑を置きます。

降ってこなくても手から叩いても同じっちゃ同じです。


2戻しを引いた場合は、アインクラッドを叩いて1-0で緑発生をほぼ確定させます。オルソラはクロツー後にアマテラスが引けなかったら1パンして霞かドキテマを持ってきます。この時点でここまで決めます。

ちなみに前田慶次の位置にLv0のキャラ何かがあれば、2戻しを叩きます。ここがアインクラッドと2戻しどちらを叩くのか論争の境界線的なあれです。どちらかというと、序盤殴るキャラで事故らなさそうなら2戻しをレベル置き場に優先して置きます。


足立を引いたのなら、この足立は1-1以降のクロックに叩くのが内定します。アインクラッドを叩いて、1のレベル置き場にアインクラッドを置くのをほぼ確定させます。

ネイやファガンのようなマリガン後5枚時点から何も状況が変わらない札を引いた場合は、アインクラッドを叩いて一旦緑発生を内定させます。その後適当にLv0を引けてオルソラで殴らなくてよくなったら、今手札にあるオルソラは1-1以降のクロックに叩くことを視野に入れます。

枝を引いた場合も同様です。この場合はオルソラで枝を切ることを視野に入れて、クロツーした後の札と相談します。


他のパターンもこんな感じでマリガン後に今引いた札をいつどこにどうするか決めて、状況が変わったらその変わった起因に委ねて、変わらなかったら元々のルートで最低値を取りに行きます。




4、構築について


普通に採用してるものは説明不要だと思うので、普通じゃない札について少しだけ書いておきます。

■ドキテマ
・弱い。要らない。使わない。不安定。弱い。使わない。要らない。弱い。
・とはいえ1枚入れておくと集中3枚目だったりアマテラス5枚目だったりCX入替2枚目だったりと、Lv0にアクセスする札として運用できます。あくまでもこれでLv1以上のキャラを釣ってこようとは思ってないです。ワンチャン釣ってこないといけない時点で、1ターン目から何かしらプレミしているか、構築が間違えています。
・門連動でLv0を拾う時に、渋々拾う可能性が少しだけあるので、1枚採用。0でも何も困りませんし嬉しそうにレベル置き場に収納します。元々霞2枚目で運用していて、別にどっちでもいいなって思ってるのでお好みで霞2枚目にしてみてください。2枚目以上はネイ構築の贅肉です。

■足立
・この枠は一生盤面に出さないカードの枠です。なら他のエスカマリとかにしないのって言われると思いますし、現に普通のネイの方はこれを抜いて拳を2枚入れています。
・ルシファーを入れていない理由は、ルシファー出さないしドラゴン特徴じゃないので集中やオルソラで拾えなくて不純物でしかないので、それならLv2以上でドラゴン特徴で青色の他のカードにしようかっていうことで、ルシファーじゃなくて足立を入れています。
・この枠は出さないとはいっても、先述の色発生問題の時にも言ったように、序盤引いていたら青発生要員としてキープして、緑発生を優先させる役割があります。Lv1以下の青色にしないのと言われそうですが、門連動のストブ等の兼ね合いで、できるだけLv2以上の札を暈増ししたいので、足立を採用しています。
・たまにファガンでトップを見てからストブできるので、ストックの一番上のドラを疑似的に浄化することができます。2/0のキャラとしての見方もできるので、使わない早出しLv3のキャラよりはまだ渋々ほんの少しだけ前向きな気がするくらいな理由で採用ができます。


回し方は特に書くこともないですが、強いて言うなら普通のネイじゃないので、普通じゃないネイとして、Lv0で殴って、1リフしましょう。道中の回し方やフィニッシュまでに考えることが、普通のネイとは全然違う気がします。結構山が強くなるので、相手のLv3の詰めを耐えてからネイ発射するルートとか、非ドラの圧縮ルートが普通のネイと違ったりするので、普通のネイを参考にしない方がいいと思います。早出しヒールもしないのでストックの使い方も2ターン目から全然考え方が違います。1周目に結構ストック0まで掘り切っても、余裕でネイネイネイファガンしてます。




マリガン以降からのケースバイケースが全てネイネイネイファガンまで繋がっているので、テキストで質問されても答えれない気がします。質問する時はマリガンから自分のハンド全部含めて動画に撮っててください。ハンド1枚の内容で全然ルートが変わります。

50枚完コピで動画で撮っててくれたら質問されても1ターン目から全部これがこうでって教えられると思います。

書くの疲れたので終わり。完コピで結果出した報告を待ってます。

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