ランサーズ現象

ランサーズ現象と言う言葉をご存知でしょうか。

多分皆さんご存じないと思います。

なぜなら私が勝手に言っているからです。

と言うわけで、ランサーズ現象と言うものがどういうものなのか説明したいと思います。

ランサーズとはデザインだったりコピードとかいろんなものを発注をかけたりまたクリエイターがお仕事を募集したり探したりと言うことができるサービスです。

一時期イラストやロゴを作るお仕事ないかなぁと思ってですね覗いていたりしました。

そこであることに気づきました。

とあるロゴマークのコンペをランサーズで見ていました。

たくさんのデザインが並ぶ中どれがいいかなぁと、いろいろチェックをしておりましたコンセプトがあり、そのデザインそのものだけではなく、そこにどういう意味を含まれているかなども、ちゃんとプレゼンされています。

友達とあれがいいかな、これがいいかな、などと話していたのですが、後日そのコンペの結果を覗きに行ってみましたら、なんと1番ありえないでしょ？と言っていたもの選ばれていました。

どんなに良いコンセプトで作られて、質の良いロゴマークができても、最終的にどれに決定するかの権限を持っている人に、センスがなければ良いロゴは闇に葬られてしまうのです。

そしてそのセンスない人が決定したロゴが世の中に流通していきます。

ランサーズようなサービスはクリエイターにとってもクリエイターを探す企業にとって、探すには良いサービスではあるのかもしれませんが、これまでとは違い、コミュニケーションの浅さなどの影響が出てしまうのではないかなと思います。

そうなってくると、どうなってくるかって言うと、流通しているものの質がどんどん悪くなっていくわけで、世の中全体的にどんどんそういうものばかりになってしまいます。
良きものを見なければセンスも良くはなっていきません。

どんどん日本のセンスが落ちていっている、気がします_(」∠︎ ､ﾝ､)_

デザインとはなんとなくシュッとさせたらいいというものではありません。いろんな視点や意味を込めて作り上げていくものです。

おざなりにしたら、それはデザインに拘らない人にでも、その事そのものがしっかり伝わります。

そんなこんなを含めランサーズ現象と勝手に呼んでいます。

みなさまもお仕事などでデザインやコピーなんかを頼むときにはもう少し考えて決めましょう୧(ᕯ˙ᗨ˙ᕯ)୨