また、

彼が夢に。
どうして、いつも、こんなにリアルすぎる夢なんだろう…
私とぴったりくっついている。
そうだ、この体温とこのにおいと。
やさしい声と。
しかし、彼のことを好きな女の子が他にもいるみたいで、彼の後ろにピッタリくっついてこっちを睨んでくる。
私は動じない。
だって、ちゃんと彼はわたしだけを見てくれるから。
でも、周りに気を遣って
「今日は、とりあえずそのままかえろうか」
こんなことを話してくれた気がする。
私は頷いて、そのまま彼の胸に寄りかかり、その存在を十二分に感じたところで…目が覚めた。

忘れてないよ。
寂しいよ、会いたいよ。

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