ぁぁ女神さま

東京事変10年振りのアルバム。10年振りだって。

今日は詰めてる会社だったけど、spotifyのライナーボイス3周してしまった。

 林檎さんもヒッキーも、何が好きって、圧倒的なキャリアと才能でありながら、語り口は驕りは微塵も無い、始終、スーパー謙虚。しかもジョークやウィットに富む、超キュート。思慮の塊。しかも見目が麗しい。私にとっては女神そのもの。

 林檎さんの声きいてると、私女ですけど、なんだか、悶々としてくるような「はーたまらん…」気分になってくる。まさに女神。

 以降、どれだけ、若く煌めく才能の女性シンガーソングライターが登場しても、、、やはり、、、どうしても、、、、椎名林檎と宇多田ヒカルのデビューから今までリアルタイムで見てる身とすると………幸か不幸か。

 林檎さんは「ここでキスして」のTVCMを観たのが最初かなぁ。「えらいの出てきたなぁ」という記憶があるくらい、強烈でした。。。

 東京事変にはまったのは少し遅かった。社畜生活で音楽聴いて無かった頃だったし、私は親の都合で都内から関西に越したので、「不本意ながら」関西に居るという感覚が拭えず、「東京」と銘打ってしまっているバンドについ斜に構えてしまって。

 ようつべでライブ映像を見たのが2012年解散の報を聴いてからで、あまりの素晴らしさに、文字通り机に突っ伏して「もうライブ観れないのか…」と後悔したのを覚えている。絵にかいたような後悔の図。

 再結成の報は、まさに奇跡。

「ライブ観るまで死ねない」NO1。東京事変。

社畜生活の頃、ほとんど新しいアーティストを掘ることしていなかったけれど、MJと東京事変とperfumeのライブ映像みながらビールで酔っぱらうのが息抜きやったなぁ。。。

 ヒッキーは好きな曲リストとか作る余裕あるけど、林檎さんと東京事変に関しては全部。音楽は目に見えない。言葉じゃないから。沸点超えると語彙力意味なし。

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毎回テーマらしきものがある東京事変のアルバムだけれど、今回はド直球「音楽」

ちょっと前にも同じようなこと書いたけれど、私はしばしば「音楽」は合法麻薬だと思ってきたけれど、昨日の某番組でのテーマと被るところ。

あと、今回は、Liner Voiceの方でも言及されてきたけれど、お黒い要素が強め。好きモノにしたら聞きやすく。けど、敢えてそこを推したいわけでも無さそうな感じ。本アルバムでは音楽性は割とさらっと流されてる感じ。いやとっくのとうに到達しちゃってるから。今更。

 それより、今回のアルバムは、言語、詞の方に力(リキ)入ってる感じしたんですよね。。ご時世でしょうか。。いや、今までだって深い洞察、知性、教養、溢れる詞が魅力ではあったけれど。スケール感がさらに大きくなったような。世代なのかしら。

 こうやって、アーティスト本人が直接語るライナーノーツを聴けてしまうという、この時代。今までになく、純度の高い理解をしているように感じる。昔はね、アーティストさんとの間には、媒体が介在していたから。それは良い面と悪い面があって。アーティストの声を直接確かめられる、すごい時代やなぁ。


美味しいかどうかはさておきだ各種生業お疲れさん
気付いたら違っていたバトンタッチが済んで
自分らは扶養側へ責任を負う立場になった
自由よいいように搾取されないで安く売らないで
終始貴様は誇り高くあって頼むよ
果たしても選ばれざる服従層と
知らん間に選ばれし支配層を結ぶ争点
自由という名の富
買い叩いて奪い合う尊厳
(緑酒)
深層は表層 大体かいてある
(一服)



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