相容れない

自分の中で永遠に不思議で、嫌なのはびっくりするくらいネガティブなところ。

ネガティブというかたまらなく卑屈である。

自分に対しても人に対しても。

「俺にはなにもね〜からァ!!!」

としょっちゅうしょっちゅう思って泣いている。

そんなとき冷静に考えるタイプの私が頭の片隅で言うのである。

「そんなことはないわ

素敵な家族、素敵な友達、大学にさして不自由なく通えるお金、頑張って旧帝大入るくらいの学力、人並みの恋愛経験…

なかなかの恵まれようよ」

そう、私には結構なんでもある。

手近な欲しいものは大体手に入る。

でも、何もないのも確かだ。

というか何もないと感じることは確かなのである。


人に対しても

「いーなー!!俺にはないものたくさん持ってて!!性格も顔も良くて!!才能もあってよーーー!!!」

と思うか

「うわwwwはずかしwwwマヂウケwwww」

と馬鹿にする

比較、否定、卑屈

3H

そういう時にはまた冷静タイプが

「人と比べても何も変わらない。

ないものを探すのではなく、あるものを数えなさい。

人の粗を探すのではなく、いいところを見つけて認めなさい。

今、あなたの心は貧しい。

お天道様は見ています。

自分も人もそのまま受け入れ、認めなさい…」


皆さまお気づきだろうか?


こいつガチうるさい。

私は分かっているのだ、自分がいい環境にいることも、自分も他者を認めることで人生が穏やかになりうることも。

しかし、卑屈タイプの私はそんな正しさを受け入れられない。

なぜなら卑屈なのだから。


みんなの中でも冷静聖人タイプと卑屈クソバカタイプが戦っているだろうか。

私の頭の中はこの2タイプの葛藤、止まらない口論の連続である。

疲れるぅ〜

しかも、両サイド私なので本当にうるさい。

私と話したことがある人はうわ〜…と思うだろう。

私はひとりでもうるさい。

それが2人もいて、デリケートな私の狭い頭に押し込められて、騒ぎ立てている。


あぁ、せめて片方しかいなければいくらか静かで楽なのに。

どうして2人も頭に定住してしまっているのだろうか。

もしかして永住?

ホントやめて〜

百歩譲って、2人の折衷案を見つけて欲しい。

そう願う最近の私から、お届けいたしました。





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