私の好きなところ

私は私の人間味あるところが好きだ。

人間らしく、愚かなところが好きだ。

と打ったところで「人間味」でググったら


にんげん‐み【人間味】
人間としての豊かな情緒。また、人間らしい思いやりや、やさしさ。人情味。「人間味にあふれた人」


解釈違いでした。

特に人間味はなかったです。


ということで、なんかそれっぽい日本語でオブラートに包むことができず、シンプルに私は私の愚かさが好きである。

いや、好きという言葉を使うのもおかしいかもしれない。

むしろ、「愛」

私は愚かなことを言い、愚かなことをする私のことを許せないと思うけれども、そんな私がかわいい。

めんどくさいなって思ったらサボることもあるし、部屋は片付けられないし、三日坊主だし、気が利かない。

褒められたら調子にのるし、幸せアピールもしたがるけど不幸は不幸で慰められたい。

夜更かししちゃうし、夜中にジャンクフードもラーメンも食べちゃう。早起きできない。


マジで改善するべき。

でもかわいい。マジでかわいい。

愚かでかわいい。おろかわ。

改善すべき。と思って一応ちょっとがんばってみるけどなかなか改善されないところもおろかわ。

神が完璧な人ばかりでなく、愚かな人まで作ったのは、かわいいからかもしれない。

そう考えると、今の私は神の視点を手に入れたのかもしれない。

私は神として、神の化身たる愚かな私を愚かに愛する愚者なのだ。



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