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見取り図、劇場、ライブ

今日は本当に幸せな日でした。
福岡のよしもと劇場が2周年を迎え、特別公演があったんですがそれに行ってまいりました。次の週ニューヨークのライブも行くからお金貯めたいなとも思っていたけれど、どうしても我慢できない理由があったんです。

それは、ゲストに見取り図がいたこと。

私、幼少から生粋のテレビっ子で、それでお笑いが大好きになりました。けど、いや、だからこそか、テレビでお笑い見れるんだからお金をわざわざ出すことなんてないだろうって。まして、九州の田舎には常設の劇場なんてないし他のホールでもライブは頻繁にはない。劇場という文化が薄くて馴染みがない。だから推しの芸人ができてもライブに行こうとは1ミリも感じてませんでした。

ある時、見取り図のYouTube(見取り図ディスカバリーチャンネル、通称MDC)をお笑い好きの友達に勧めてもらい、面白すぎてどハマりしたのをきっかけに見取り図にハマりました。M-1で漫才を見たのでネタが面白いのは知っていたけど、YouTubeの悪ノリもまあ面白いんです。

見取り図のYouTubeはそのほとんどがよしもと漫才劇場(通称マンゲキ)で撮影されています。楽屋でも堂々とカメラを回すので大勢の芸人さんが映りこんだり、ゲスト出演したりします。おかげでたくさんの大阪の若手芸人さんの名前や面白さを知りました。と同時に、劇場のノリっていいなって思うようになっていきました。

見取り図の出演するテレビやネットで公開されていたり雑誌に載っているインタビューで、2人ともよく劇場を大切にしている、という旨の話をよくされています。推しがこんだけ言ってたらな、、、 と思う部分もありつつも、結局アクションを起こさずにいました。そんな私を、中学高校の同級生・Rちゃんがライブに誘ってくれました。しかもたまたま誕生日が近くて、チケットはプレゼントだからお金出さなくていいよって。ちょっと汚い気もしますが、それなら、ということでお互い人生初のお笑いライブに彼女と2人で行くことになりました。

ちなみにその時行ったのは「電気」というライブの福岡公演。うるとらブギーズ、やさしいズ、空気階段、ロングコートダディ、ニッポンの社長、ビスケットブラザーズと東西3組ずつのコント師が勢揃いする夢のライブです(ただしこの日ロコディはコロナ陽性で不在)。東京や大阪で人気のライブが福岡では初開催でした。私はニッポンの社長にハマっていて、MDCでも盛山さんが「ニッ社はぜひ生で見てもらいたい」とおっしゃっていたこと、誘ってくれたRちゃんは空気階段をずっと推していたことが決め手でした。率直に感想を言うと、本当に本当に面白くて、ずっと幸せで、あの日のことは今でも鮮明に覚えています。あの時に見た5組はあれからずっと追いかけていますし、のちにリベンジでロングコートダディも見に行って、案の定さらに好きになりました。

見取り図のYouTubeで初めて知った芸人さんで最近どハマりしているのがマユリカ。ビキニ写真集も買ったしポッドキャストも全部聞いているし、福岡にいらっしゃった際にライブにも行きました。ロコディのリベンジもこれです。MDCがなかったら、こんなに面白い人たちを知らずに生きてたのかも、と思うと本当に感謝しかありません。

きたる7月10日に初のライブ見取り図を経験することになりますが、実はその前にも1度福岡で劇場出番があったんです。が、家族の急病があって都合が合わず、断念しました。M-1ツアーも見取り図が来る確約がなくて結局チケットを取らずじまい。だから本当に今日を楽しみに生きてきました。お昼ご飯や帰る時間を考えると1ステと3ステしか見れませんでしたが、私は充実感で満たされています。知ってる大好きな声が目の前でしてるだけでも嬉しいし、何より漫才がとても面白くて終始笑いっぱなし。アドリブの応酬もめっちゃ面白くて「ああ、ライブに来てるなあ」という喜びでいっぱいになりました。

私の次なる夢は見取り図の単独を生で見ること。できれば九州にいらした時に。全国で羽ばたく見取り図の姿をいつか目の前で見れたら最高です。あの舞台上の楽しそうな2人を、絶対にまた見に行かなきゃって思う、そんな時間でした。

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