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自分を所有するのは自分だけ


先日はマイナンバーカード差別の走りとして一躍有名となった岡山県備前市が当差別を撤回するとの報道があり、ひとつ胸をなでおろしています。

吉村市長は、「国の地方創生臨時交付金の給付が決まり財源が確保できた」と発言しているとのことですが、実際は3万人程度しかいない市で五万人以上の反対署名が集まって、恐ろしくなったのでしょう。

5万人と聞けば人口比で考えるとそれほどの数じゃないような気もするかもしれませんがひとつの役所に5万件署名とその1割程度の電話やFAX、メールなど届いたら役所はその対応に追われパンクするはずです。

政治問題ですから過激派の暴力も想像するかもしれません。
しかし、正当な意見をすることで役所の機能をストップさせることは何の問題もありません。それで、誰かが迷惑を被ることもあるかもしれませんが、そんなことは気にする必要はないのです。

行動に慣れていないとどうしても「他人の迷惑」を考えてしまいがちです。ストライキなどもそうですが利用客に迷惑をかけてしまうことに対する心理的抵抗が行動力を削いでしまうのです。
因みに「お客様は神様」という言葉はこのようなストライキを防ぐための企業のガバナンスの一種とも言えます。
要するに洗脳です。

人間は生きているだけで迷惑な存在ですから、今更人の迷惑を気にしたところで何の意味もありません。
何をしても誰かしらに迷惑はかけてしまうのですから、その誰かの迷惑という不利益と、子どもの未来のため、人間の尊厳の保持のためといった利益を比較衡量(推し量ること)をすればどちらを選ぶかは考えるまでもありません。

読者の方々が声を上げ、日本中の有志が声を上げたことで阻止できた権力の差別行為なのです。

現実には、「知性、門地、職業、学歴、容姿、年収、年齢、地位、居住地」などの差別は当たり前の如く行われていますからこういったものがなくなるように人が考えるようになってくれればいいですね。

何度も言うようで恐縮ですがマイナンバー制度は家畜制度です。銀行口座や医療情報を紐付ける理由は管理、監視のためです。
ではなぜ、管理、監視をするのでしょうか。

銀行口座の紐付けは「大衆の資産把握」をすることで、改憲後に行うであろう預金封鎖を円滑に行うためです。
コロナ対策という名目で行われた財政出動(国債発行)の尻ぬぐいを大衆がさせられます。
いつものことです。

だからこそ、銀行口座紐付けがどうしても必要なのでしょう。
税金の徴収が公平に行われることは良いこと」という意見をちょいちょい見かけますが、公務員以外にこれを言うメリットなどありません。
大体、その税金が公正、適正に使われてないから年々増税されているのに頭湧いてるのかというレベルの話です。

医療情報は製薬業界のためです。
こういってはなんですが製薬業界のグローバル権力は国家の権力を遥かに上回りますし、大衆をさらに薬漬けにするには医療情報が必要不可欠です。

客の欲しい物が最初から分かれば売りやすいですから。
マイナンバーカードのミクロ的な側面にはこういったことがあります。
間違っても庶民の利益のことなど考えていません。
申し訳程度に庶民の利益を作って作成に繋げるためだけの詭弁の如きマーケティングが施されます。

そのマイナンバーカードは当然ワクチン行政にも利用されます。最終的にはワクチン接種歴もマイナンバーカードに記録されますから完全に家畜そのものです。

その家畜制度を推し続ける、厚生労働省は未だに子どもにコロナワクチンを接種させようと恥も外聞もなくアナウンスしています。

厚生労働省の正体も完全に割れました。

厚生労働省は「ニュルンベルク綱領は人間を被験者とする研究に関する倫理原則であり、法的拘束力を持つものではない」としています。

全文を読めばご理解いただけると思いますが、どうやら「倫理規定であり法的効力がない」というのが厚労省がニュルンベルク綱領に従わない理由のようです。

一方スイスではコロナワクチンを推奨しないということになり、薬害が生じた場合は医師が責任を負うことになったようです。

まともな国は法よりも倫理が上位に君臨します。
しかし、日本は逆です。
これが戦争に負けるということでもあるのです。
事実上、私的自治が許されないのです。

本来、法よりも倫理、道徳は上位であるべき概念です。
倫理や道徳の不均衡や経済活動における利益の衝突が発生しトラブルが生じた場合に法律という行政サービスで問題を解決することが一般的な法の使われ方です。

グローバル化の波に押され、いつしか「コンプライアンス」という言葉で企業の発想を「法律さえ守っていれば何をしてもいい」と変化しました。
これがグローバリストの狙いだったのでしょう。

今更言うまでもないことですが、自由貿易協定は「国民国家の破壊」を目的とした経済システムです。

私のLINE配信では、グローバリズムの問題を大きな枠組みで説明しています。主に「格差の拡大、文化破壊、共産化、民主主義の否定」などですが、医療、食料などあらゆる方面から侵食するののがグローバリズムです。

以下のアニメは地球少女アルジュナのワンシーンです。
食の分野における自由貿易問題を簡潔に説明してくれています。

日本国憲法はグローバリズムによって蹂躙され続けています。
今こそ日本国憲法を利用するときです。
政府やその上の権力層は日本国憲法が邪魔で邪魔で仕方ありません。
日本国憲法が作られた当時は、この憲法が米国の利益でもあったのでしょうが、今になって邪魔になっているのです。
米国やCSISから改憲を迫られていることは間違いありません。

この日本国憲法前文はファシズムを作り上げたい支配層からすると非常に厄介なはずです。

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

現在の状況を冷静に見つめるとどれほどまでにこの日本国憲法が蹂躙され続けてきたが理解できるかと思います。

以下の動画は7年前くらいにアップされたものですが、是非定期的にシェアしていただけると助かります。

テレビは外国の脅威を煽っていますが、その外国は仲良く軍事演習です。

権力は表向き争っているように見えても、権力者個人の各々は自分たちが前線に行くことなどないのですから、裏ではガッチリと握手しているのです。
余計な大衆を処理して、円滑で合理的な世界にしようじゃないかと言わんばかりに、大衆そっちのけで甘い汁を吸い続けるために、大衆を生贄に捧げるのです。

これに気付かなければ、いつまでも大衆は権力に「所有されていること」になります。
考えないこと、行動しないことの罪はすでに罰として現実に表れています。

「二番目の悪者」という本があります。

この本は幼児向けに作られていますが、非常に解りやすく、情報の本質や思考しない罪、行動しない罪、善意からくる悪行が描かれています。
是非、読んでみて下さい。

自分自身の魂だけは明け渡すことのないような人生を送りたいものです。


私が望むのは、考えることで人間が強くなることです。危機的状態にあっても、考え抜くことで破滅に至らぬよう。

~ハンナ・アーレント~

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