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支配階級が庶民の望む平和を嫌う理由


これまで活動してきてよくこのような質問を受けます。

「あなたの主張が事実だとして、支配階級は何のためにそんなひどいことをするのですか?そんなことをすれば自分たちだってその被害を被るのに」

とか、現実に友人、知人、親など誰かに話すとこんなことも言われます。

「あなたの言うことが事実なら何でマスコミで報道しないの?」

というものです。

活動家の方や真剣に日本の未来、子どもの生きる社会の行く末、人類の未来を憂いている人たちなら一度は経験があるのではないでしょうか。

非常に基本的な質問で、この質問に対する回答として答えることはできますが、それは本質ではなくその答えは相手のレベルに合わせる必要があります。

重要なことは質問者の想像力を引き出すことです。

例えば、非常に重要なこととして、庶民と支配階級は「平和に対する認識が異なる」ということがあります。

私達一般庶民が考える平和とは、戦争も紛争もテロもなく、日々平穏に、良質な食事や環境が整い、それらの安寧が継続する、概ねそんな状態をイメージかと思います。

しかし、支配階級やそれに次ぐ資本家は平和に対して、まったく別の認識をもっています。
庶民の思う平和は金融市場の動きは活発にならず、何事も発生していないという状態を「停滞」と判断するのです。
支配階級にとって停滞は「退化」とか「怠慢」といったネガティブな認識です。

一例を挙げれば、どこかの国でテロがあり、それを契機として紛争が起こり、多くの国が関わる戦争に発展したら、金融市場は物凄く動くはずです。
石油関連銘柄、軍需産業はもちろん製薬企業、食料、建設、インフラなど様々な業種の株価に影響します。

そのように戦争や紛争、テロ、自然災害など混乱が起こることで社会は「発展する」と考えているのです。
彼らにとって発展とは成長を意味し、人類の発展のためなら戦争などの混乱もやむを得ないと。

したがって前段の庶民の認識する平和を問題視しているのです。

このような質問をする人にこの回答のさらに視点を上げた両建て構造、弁証法の回答はすべきではなく、これらのことを理解しなければ、両建てはまったく理解できないのです。

前段の質問は支配階級の存在と考え方を知らないからこその質問ということになります。

なので、その存在を先に知らなければ、質問の回答をしたところで「??????」となり、「嘘だ~」、「信じられない」となるのです。

結局のところ私の狭い経験の中では、知りたいと自分で調べて質問をして、一旦素直に受け入れて、時間差で出てきた疑問を質問するという人が最も早く世界の構造を理解できます。

何を言ってもわからない人はわかりません。
その人が知ろうと思ったときに初めてわかるからです。
人に伝える際に私が意識しているのは、その人の「知りたいスイッチ」を入れられそうな話題から始めることです。

みんなスイッチが違います。
アニメやエンターテイメントから入る人、アカデミズムから入る人、小説や映画から入る人、みんな千差万別なのでひとりひとりに違った伝え方をする必要があるのです。

そんな面倒な…と思うかもしれませんが、そういう地道な作業があって20年前より、10年前よりも気付く人が増えてきたのです。

この活動はデモに一発行って騒いでどうにかなるようなものではありません。デモに一発行ったからとて変わるものではなく、むしろガス抜きとして使われているデモも多くあります。

デモに行かないでも自分のできることを地道に、無理のない範囲でちょっとづつすればいいだけです。
頭の善し悪しも一切関係ありません。
頭が良かろうと悪かろうと、この活動は自身の心に従って行うものですから、頭が良かったとしてもそうでない人と大差は生まれません。

つまり、体力気力が最も重要ということです。
私達、庶民は数だけは圧倒的です。
数が多いわけですからひとりひとりがちょっとだけの活動をするので十分です。
ひとりで100の力を出せる人がいても、その人が気力も体力も尽き果て口を噤んでしまい、従順になっていたほうが楽だということになってしまうなら、30の力で継続し続けたほうがよほど効果的です。

10の力しか出せなくても、1の力しか出せなくても、数では圧倒しているのだから新たに気付いた人に任せれば良いのです。
私としては短期的に100の力を出せる人がひとりいるよりも、1の力を出せる人が90人、80人いた方が長期的に考えて有益だと思っています。

なので、ひどい状況のように見える情報がたくさんあってもそれに押しつぶされず、粛々とやるべきことをやっていきましょう。

さて、国策として行われてきたコロナワクチンによる医療殺戮ですが、これもひとつの人身売買だと思いました。
国家が国策として国民の命と健康を製薬企業とその投資家に売り飛ばし、製薬企業は莫大な富を得ることに成功、一方国民は命や健康を奪われ、接種者は言いようのない不安を抱えています。

先日NHKでコロナワクチン接種後の死亡者の数が放送されました。

10月からはじまるレプリコンワクチンでさらに多くの国民を消す算段です。
多くのレプリコンワクチンを懐疑的に見ている識者の情報から理解するにゴキブリ駆除剤のような効果があるようなので、なるべく人の多いところには行かないようにしたいところですが、それだけではなくレプリコンワクチンに対しても接種しないよう声掛けをお願いしたいところです。

先日、私が大変お世話になっている読者の方からいただきました。


情報量、わかりやすさ、温かみのある絵、私にはできないことです。
私はこれをマグネットにして車に貼り付けようと思います。

別件ですが読者からいただいた情報です。

このような輩の存在は今にはじまったことではありませんがインフルエンサーなどの影響力を行使してカネを稼ぐ連中には注意をしてください。
ユーチューバーでもブロガーでもカネをもって狂った人間は多くいます。

大金を稼いで都心に住んでこの世の春を満喫し、我勝ち組と言われるような立場になったとしても、あの世に持っていけるものではありません。

先日、大雨で都心の駅の方は冠水していましたがそのインフラが脆弱なところに真の権力者、支配階級が住むと思いますか?

ゲリラ豪雨、線状降水帯、バレないからといって奴らはやりたい放題です。

権力者は高台の平屋、せいぜい二階建て、地下3階のような構造の邸宅にしています。
牢屋とか地下金庫、隠し扉、賭博場、表示が妙なエレベーターなどそんなものを設置しています。

そんな連中に尻尾を振る歴史家もいたりするので注意してください。

改憲したがる連中はあの手この手で改憲発議に持ち込もうとしますので、気は抜かないようにしたいところですね。

マスメディアが報じる改憲について私達にとってポジティブに見える報道はすべて罠だと思ったほうが無難です。


最後にすべての愛国者を自負する方々に聞きたいことがあります。該当しない方はスルーでお願いいたします。


「日本国のために」というのは、「日本政府のために」と同じ意味ですか?

「日本を守る」というのは外敵のことだけを言うのでしょうか?そこに内敵は含まれないのでしょうか?

「子どもの未来を守る」ことは日本を守ることに直結しませんか?

福澤諭吉の甘言に乗せられ、同胞女子を外国に売り飛ばし、人身売買で財を成して富国強兵政策を進めた天皇を守ることと、我が国の子どもの未来と日本国の土壌、平和を守ること、どちらが優先されるべきでしょうか?

私は国のために死んでも、腐敗した権力のために死ぬことはないと思います。

「本当の忠義とは、上司や主君の命令、たとえ国家の命令であっても、それが主家のため、国家のためにならなければ、敢えて逆らうことあるべし」

これは住友グループ中興の祖として崇められている広瀬宰平の座右の銘とのことです。

日本のために死ぬ勇気はあるが、大義のために主君に逆らう勇気はないという理屈は通るのでしょうか?

この理屈が通るというのなら、この連中と大差はありません。

盲目的な愛国心で、現実を直視できないのであれば、天下国家を語る資格はありません。
どんな人物がやろうとも、どんな人物が語ろうとも、間違ってることは間違っています。

あなたは本当に愛国者ですか?

「愛国者──政治家には馬鹿みたいにだまされ、征服者には手もなく利用される人間」

アンブローズ・ビアス


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