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2023年Wasm関係の活動

今年はあんまり活動できない年でした。本業が何かと忙しく、つい仕事ばっかりしてしまってWasmに関する活動は後回しになりがちでした。やったことは次の3つでした:

  • アプリジャパン2023でWasmに関する導入セッションをした

  • Wasm Nightをオフラインで開催した

  • Wasm Advent Calendarに参加した

アプリジャパン2023での講演

お声がけをいただいてアプリジャパン2023で講演しました。WebAssembly 101というタイトルで、内容はWasmに関して経緯と最近の話題を概観する、という内容でした。

他のセッションがとてもビジネス寄りだった中技術によった内容だったので、もっと抽象度が高くてもよかったのかもしれません。ただ技術畑の参加者も多かったので、抽象度高い話ばかりでも楽しんでいただけなかったのかなとも思うと、なかなか塩梅が難しい講演でした。

準備するにあたって、改めてWasmtimeについて調べなおしました。PythonでWasmtimeが簡単に使えることがわかったのは、大きな発見でした。

WebAssembly Night #11

今年は1回しかWasm Nightを開くことができませんでした。誰に約束しているものでもないので、良いと言えば良いのでしょうが。来年はもう少し多く開きたいな、と思っています。2回、頑張って3回は開きたいなと思っています。

来年はこんな感じの会を計画できなたらな、とぼんやり考えています。特にサーバーレス/Edgeコンピューティング回には、FermyonやWasmernから登壇いただけないかな、などと思っています。なんのツテもありませんが…

  • コンテナーランタイム回

  • サーバーレス/Edgeコンピューティング回

  • なんでもの回

あと、もうちょっとアプリ寄りの会を開けたらなとも思っています。WebAssemblyという名前が低レイヤーに興味のある方をひきつけるなら、違う名前で会をするのもいいのかな、と思っています。

Advent calendarへの参加

今年も開催されているWebAssembly advent calendarに参加しました。私は4つの記事を書きました(予定)。4本ともコンポーネントモデルに関する話題です。

記事を書くというのはエネルギーと時間を必要とする反面、知識が整理されるので学び直しには有効だなと再確認しました。記事を書くために手をいろいろ動かすことで、資料を読んだだけでは持てなかった疑問点を多く持てたのも良い体験でした。

まとまった時間が取れたから3本かけたわけですが、もう少し細切れでも良いから毎日、コツコツ続けられるようになりないなと思っています。

まとめ

今年はあんまり活動できなかったなあと思って書き始めましたが、書き終えてみると、仕事ではないことを考えると活動できた方なのかなと思えています。来年はもう少しコツコツやって、技術を追いかけてゆきたいなと思っています。

間口を広げる活動もやりたいですね。低レイヤーの話題は私も大好きなのですが、もっと高いレイヤーに興味のある方向けにも発信できたらなと感じています。例えば、JavaScriptしか書いたことありませんみたいな人向けの会を開く、とか。その時はWebAssemblyという看板はおろして、別の名前にした方が良いのかもしれないなとも思います。

Acknowledgement:
アイキャッチの写真はAlexander GreyさんのUnsplashで公開されている作品です。

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