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"SUMMER"(Model:蒼)【しきあそび】
モデルについて
「しきあそび」企画4人目のモデルは、蒼です。
詳しくは下記記事参照。
集合
2024年4月13日。
撮影のため、片瀬江ノ島駅までやってきました。
駅前で蒼と合流。
白いキャペリンハットに薄手のベージュのコート。
コートの下には紺色のワンピース。
足元はビーチサンダルで、とても涼しげです。
今回の撮影のテーマ「夏」を完璧に体現してくれています。
助かる。
今回の撮影に関して少し補足を。
「今は4月なのに、もう夏の撮影するの?気が早くない?馬鹿か?」と思われた方もいるでしょう。
僕もそう思います。
ですが、湘南の海で「夏」を撮影するとなると、実は早くないんです。
・6月 : 梅雨のため雨続き
・7月 : 7/1から海開きのため、人でごった返す
・8月 : 引き続き人でごった返す
・9月 : 寒くなるかも
というわけで、「観光客に邪魔されず晴天の中撮影する」には、4~5月を撮影日とするしかないんです。
これに気付いた僕、とても偉い。自分で自分を褒めておきます。
以上、補足でした。
撮影に向かいましょう。
撮影
西プロムナード
片瀬江ノ島駅から5分程歩き、「西プロムナード」にやってきました。
片瀬西浜・鵠沼海水浴場の端から海に向かって細い道が伸びています。
これが西プロムナード。
通行人は数人でしたが、テトラポットの上には大勢の釣り人の姿が。
きっと「つりのめいしょ」なのでしょう。
コイキングやメノクラゲを繰り出してきそうです。
天候は、晴れ寄りの曇り。
今週は平日が雨続きだったので、それなりのお天気になって良かったです。
通行人が少ない瞬間を狙って撮影開始。
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湘南の空をしっかりと画角に入れることが出来ました。
西プロムナードのロケーション、良過ぎます。
この時、太陽はほぼ真上。
帽子で顔が陰ってしまいました。
ですが、完全に陰ってくれたため無問題。
レタッチでそれっぽく補正できました。
太陽が傾いていると、帽子のつばで顔が中途半端に陰ってしまい、はっきりと明暗がついてしまうところでした。多分。
白灯台
西プロムナードを奥まで進むと、「白灯台」がポツンと建っています。
高さは5~6m程度。
かなり小さい灯台です。
フォトスポットとしての役割の方がメインなのかもしれません。
運良く通行人は少なめだったので、ゆったりと撮影出来ました。
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トートバッグから、ヒョウ柄のウェリントンを取り出す蒼。
今日の小道具として持ってきてくれたとのこと。
おかげで夏らしさが3割増しです。
相変わらずポージングの引き出しが多い蒼。
そしてサングラスがめちゃくちゃ似合う。
完全にモデルに助けられています。
西プロムナードではズームレンズを使ったので、ここでは50mm単焦点で撮影。
50mmf2.8は実家のような安心感があります。
わぁい50mmf2.8。ちきぽ50mmf2.8だいすき。
片瀬東浜海水浴場
西プロムナードを戻り、「片瀬東浜海水浴場」までやってきました。
今回の撮影で一番撮りたい画をここで狙います。
本来、この撮影は西プロムナード手前の片瀬西浜・鵠沼海水浴場で予定していたのですが、急遽変更となりました。
現地に想像の30倍くらい人がいたからです。
浜辺には上裸に海パン姿で小脇にサーフボードを抱えた湘南の漢がひしめき、波打ち際は貝殻を物色する子供達で鮨詰めでした。
まだ4月なんですけど。
海開きは3ヵ月後なんですけど。
こういう事態を避けるために、わざわざ4月に撮影を決行したというのに、完全に想定外。
湘南の海を甘く見ていました。反省。
そこで、片瀬西浜よりも東浜の方が海岸が広いため、人口密度は低いだろうと踏んでやってきた、というわけです。
目論見は成功。
人は大勢いましたが、撮影するには十分な人口密度。
早速撮影開始です。
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これ。
これが撮りたかったんです。
感無量。
ここで撮影を終了してもいいくらいの満足感。
波打ち際を裸足で歩いている姿が撮りたかったので、蒼にはビーチサンダルを脱いでもらいました。本当にありがとう。
撮影後は、持参した水で綺麗に足を洗ってもらいました。
余談ですが、砂浜には大量の牡蠣の殻が落ちていました。
流れてくるんだろうか。
江の島大橋
片瀬西浜・鵠沼海水浴場と片瀬東浜海水浴場を隔てる、「江の島大橋」にやってきました。またの名を、「江の島弁天橋」。
ただし、やってきたのは橋の上ではなく下。
江の島大橋は本土(?)と江の島を真っすぐ繋いでおり、橋の真下から橋脚を写すと、不思議な画になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1713103233090-hfaeZeQxTR.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1713103233715-7mFvh4rbAg.jpg?width=800)
数枚撮らせてもらいました。
等間隔に並んだ橋脚により、消失点がハッキリと分かります。
こういうの好きなんですよね。
橋の下は構造上風が強く、蒼に向かって砂がガンガン飛んできます。
ごめんね。
![](https://assets.st-note.com/img/1713103537262-RzuRGCWowb.jpg?width=800)
江の島大橋のすぐ横には船着き場があり、コンクリートの道が海に向かってひたすら伸びています。
折角なので、縁に座ってもらうことに。
夏っぽい。とても夏っぽい。
蒼が足を投げ出している真下には、安全柵や網は一切ありません。
4m程の絶壁になっており、海が広がっています。
万が一体制を崩せば、今日の撮影は水落オープン予選に早変わり。
蒼の予選1位通過は免れません。
「絶対に落ちないでね、フリじゃないから」とお願いし、手短に撮影させてもらいました。
そういう僕も、撮影にために海側にカメラを投げ出して撮影。
「お前も落ちるなよ」と蒼から注意されました。
江の島ヨットハーバー
江の島大橋を渡り、ようやく江の島に上陸。
そこから10分程歩き、「江の島ヨットハーバー」に到着しました。
テラスから階段を上ると、展望デッキが広がっています。
その手前にある螺旋階段が素敵だったので、数枚撮らせてもらうことに。
![](https://assets.st-note.com/img/1713104660873-JGwIKLYGPk.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1713104657669-NhyuuvoMeb.jpg?width=800)
少しずつ雲が晴れて日が差してきました。
おかげで蒼を明るく撮影することに成功。
螺旋階段の撮影って今までやったことなかったんですが、楽しいですね。
今後螺旋階段を見つけたら積極的に撮っていこうと思います。
江の島堤防
江の島ヨットハーバーからさらに東へ進むと、「江の島堤防」がみえてきます。
江の島の外周の約1/6を構成している、この江の島堤防。
江の島の中でも指折りのエモスポットなだけあって、それなりに観光客の姿が見受けられました。
人が少ないタイミングを狙って撮影開始。
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なるべく奥行が出るように撮影。
橋や柵でボケを作るのが大好きなので、今回もやってしまいました。
キャペリンハットがめちゃくちゃ似合う蒼。
クールな表情を作ってもらうと、どこかの御令嬢のようです。
ちなみに、この堤防には何故か足つぼロードが敷設されており(マジで何で?)、蒼に歩いてもらいました。
先程のクールな表情から一転、「あ゛~!」「ギャ~!」と呻く蒼。
かなり不健康のようです。
身体は大事にしてほしい。
西浦漁港
江の島のメインの通りを少し歩き、裏路地を抜けると、「西浦漁港」が広がっています。
小さな磯なのですが、それなりの人数の観光客がおり、写真を撮ったり磯遊びをしたりと各々で江の島を満喫している模様。
お邪魔にならないように撮影。
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海をバックに撮影したのですが、太陽が傾いてきて逆光に。
しかしこれはこれで、結構良いかも。
水平線や水面の煌めきが写せました。
蒼には磯の縁に立ってもらっているのですが、すぐ後ろは当然海。
気を抜くとすぐに水落オープン出場の憂き目にあってしまいます。
そんな不安定な足場にもかかわらず、サラっとポーズをキメてくれる蒼。
脱帽です。
富士見浜
西浦漁港を少し進むと、そこは富士見浜。
西浦漁港は磯ですが、富士見浜は砂浜が広がっています。
富士見浜には少し高い堤防(?)があり、少し頑張れば攀じ登ることができそうです。
ダメ元で蒼にお願いすると、ひょいと登ってくれました。
ビーチサンダルなのに何でそんなに身のこなしが軽いんだ。
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海側をバックに撮影しているため、相変わらずの逆光。
今回は割り切って、逆光感がより強くなるようなレタッチもやってみました。
通常のレタッチと比較すると、それぞれの魅力があって面白い。
蒼がシルエットになるようなレタッチにすると、駅中に貼ってあるポスターみたいになりました。
こんな遊び方もあったとは。新発見です。
撮影終了
そんなこんなで撮影終了。
撮影時間は3時間弱くらいでしょうか。
蒼から「前回よりも疲れは少ないかも」とコメントをもらいました。
モデルへの負担がなるべく少なくなるように心がけていたので、これはありがたいフィードバック。
今回撮影した蒼の写真はTwitter(現X)やInstagramにも投稿しておりますので、良ければそちらのチェックもよろしくお願いします。
それではまた。
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