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"WHITE"(Model:れんしょー)【What is your color】,ポートレート(Model:せんすい)


モデルについて

「What is your color」企画の25人目のモデルは、れんしょーくんです。
そして今回は、企画と関係無く、せんすいも撮ります。

れんしょーくん

2023年上半期に台湾で開催された国際大会に出場し、2ディアボロ部門で優勝した凄い人。アジア王です。

普段は温厚な印象ですが、上記国際大会に参加するために入社数カ月目にもかかわらず5連休を申請したという、肝が太い一面も持ち合わせています。
ありがたいことに今回は撮影の依頼を頂き、撮らせて頂く運びとなりました。

せんすい

「What is your color」で"青"の被写体を担当してくれた凄腕ディアボロプレイヤー。詳しくは過去の撮影時の記事を参照。

前回はこちらから依頼させて頂きましたが、今回はせんすいから「色関係なくポートレートを撮って欲しい」と撮影の依頼を頂きました。感謝。
ちきぽとれは、リピーターの方も大歓迎です。

集合

2024年2月17日。
志茂駅にて2人と待ち合わせ。

駅に着くと、れんしょー君が既に待っていました。
コートの隙間から見える服は全身真っ白。凄い。
今回の企画のために全身揃えてくれたとのこと。
マジかよ。感謝にたえません。

服はAkitoに選んでもらったらしいです。
確かに、どことなくAkitoを彷彿とさせるコーデ。
Akitoくんは、What is your color企画の"緑"のモデル。
詳しくは下記記事参照。

しばらく待つと、せんすいも到着。
厚手のダークグレーのコートに黒のパンツ。中のシャツも薄めのグレーと、全体的に暗めなコーデ。
前回の撮影時よりは暖かそうな服装で何よりです。

撮影

1.旧岩淵水門(赤水門)

志駅からタクシーで5分程いくと、旧岩淵水門(赤水門)が見えてきます。

見るからに真っ赤なダム。
「これ、"赤"で来た方がよかったんじゃないですか?」とせんすい。
珍しく正しい指摘をしてきます。僕もそう思います。

ダム横の道を渡った先にある離れ小島で、早速撮影開始。

50mm単焦点 f/2.8 1/2000秒 ISO100
50mm単焦点 f/2.8 1/2000秒 ISO100
50mm単焦点 f/2.8 1/2000秒 ISO100
50mm単焦点 f/2.8 1/2000秒 ISO100
50mm単焦点 f/2.8 1/1000秒 ISO100
50mm単焦点 f/2.2 1/4000秒 ISO100
50mm単焦点 f/2.2 1/4000秒 ISO100

風がある中でも大技をポコポコ決めるれんしょーくん。
流石アジア王です。
れんしょーくんはトリック中、前かがみor上を向く姿勢になることが多いため、ローアングルとハイアングルでそれぞれ撮ってみました。

れんしょーくん、通常時とトリック時でほとんど表情が変わりません。
普通、トリック時はもっとこう、いっぱいいっぱいの顔になるものなんですが。
この程度は楽勝ということなのかもしれません。

50mm単焦点 f/3.2 1/1000秒 ISO100
50mm単焦点 f/2.2 1/4000秒 ISO100

画角に空を入れたかったので、せんすいには橋の縁に腰かけてもらいました。
写真だと伝わりにくいですが、この縁、幅が全然ありません。
彼が後ろにひっくり返って下に落ちないかヒヤヒヤしながら撮影しました。
無事に撮影出来ましたが、代わりにせんすいのお尻を痛めてしまったようです。ごめんね。

ダムの近くの道まで戻り、開けた場所でもう少し大技を撮らせてもらうことに。

85mm単焦点 f/2.8 1/1000秒 ISO100
85mm単焦点 f/2.8 1/1000秒 ISO100
85mm単焦点 f/2.2 1/1000秒 ISO100
50mm単焦点 f/3.5 1/1000秒 ISO200
50mm単焦点 f/3.5 1/1000秒 ISO200

れんしょーくんは先程と変わらずガンガントリックを成功させてくれます。
流石に上手すぎる。
れんしょーくんの代名詞ともいえる、両足を使った2ディアボロのスティックリリーストリックは、ローアングルから撮るとかなりの迫力。
この技はぜひ撮って欲しいと事前に彼からオーダーがあったので、しっかり撮影できて良かったです。

85mm単焦点 f/2.8 1/1000秒 ISO100
85mm単焦点 f/2.8 1/1000秒 ISO100
85mm単焦点 f/2.8 1/1000秒 ISO100

せんすいは、とりあえず橋の上ですまし顔をしてもらいました。
相変わらず面が良いので、ただの立ち姿も絵になります。

85mm単焦点 f/2.8 1/1000秒 ISO100

立ち絵の後は、彼のオリジナルトリック「ステラ」を撮影。
スティックとディアボロが同時に飛ぶ、超高難易度トリック。
難易度と同じくらい見た目が面白いので、撮影していて楽しかったです。

50mm単焦点 f/3.5 1/500秒 ISO200
50mm単焦点 f/3.5 1/500秒 ISO200

橋の近くで、カバンからおもむろにシャボン玉セットを取り出すせんすい。
使えるかもしれないと今回持参してきたそうです。

ダム近辺は風が強く、シャボン玉が吹いたそばからどこかに飛んで行ってしまいます。
さらにせんすい、シャボン玉を吹くのがシンプルに下手です。
スコースコーと音がするだけで全然シャボン玉が出てきません。
撮影は難航を極めましたが、何とかそれっぽい写真を撮ることが出来ました。
「シャボン液で手がベタベタします」と泣き言を垂れるせんすい。
無視して次の撮影場所に向かいます。

赤水門の下に桟橋を見つけました。
人通りも少なかったので撮影を実施。

85mm単焦点 f/3.5 1/500秒 ISO200
50mm単焦点 f/2.5 1/1000秒 ISO100

85mm単焦点を使ってれんしょーくんを撮影。
振り返る姿も撮りたかったので、通路を奥まで歩いてもらい、そこから振り返ってもらいました。
単にその場で腰をひねるよりも自然な感じで撮影出来ました。良かった。

85mm単焦点 f/2.5 1/1000秒 ISO100
85mm単焦点 f/2.5 1/1000秒 ISO100
85mm単焦点 f/2.5 1/320秒 ISO100

立ち絵には定評のあるせんすいも桟橋で撮影。
ふと思いついて、コートを羽織る時の動きを撮ってみました。
結構いい感じ。
普段ジャグラーを撮影する際は必ずジャグリング道具を画角に入れるよう心掛けているので、What is your color企画では撮れない写真かも。

2.旧岩淵水門(青水門)

赤水門から5分程下流側に歩くと、今度は真っ青なダムが見えてきます。

「え、僕の"青"ここでよかったじゃないですか」とせんすい。
反論できません。次"青"で誰か撮る時は絶対ここにします。

50mm単焦点 f/2.5 1/320秒 ISO100
50mm単焦点 f/2.8 1/500秒 ISO200
50mm単焦点 f/2.8 1/500秒 ISO200
20mm標準ズームレンズ f/4.5 1/200秒 ISO200

無骨な柵や梯子がとてもいい感じです。
赤水門よりも高さと広さがあることを活かし、れんしょーくんにはハイトリックを依頼してみました。
真っ青なダムがレタッチにより黒い壁に変質してしまいました。
何とも言い難い、「もったいない」感。
そして、どうしても気になる、No.3も表記。アジア王なのにNo.3。
でもかなりカッコよく撮れた気がします。

85mm単焦点 f/2.8 1/400秒 ISO200

せんすいくん、ダム前の道の中央で1ディアボロのスティックリリーストリックを依頼。
モデルとスティックとディアボロが一直線になる動き、とてもいいですね。

3.旧岩淵水門(赤水門) 再

「赤水門で撮ってもらい損ねた写真がある」ということで、赤水門に戻ってきました。
赤水門の壁部分は独特の紋様があしらわれており、この紋様の前で撮影してほしいそうです。撮りましょうとも。

21mm標準ズームレンズ f/4.5 1/500秒 ISO800
21mm標準ズームレンズ f/4.5 1/500秒 ISO800
21mm標準ズームレンズ f/4.5 1/500秒 ISO800
18mm標準ズームレンズ f/4 1/500秒 ISO800

赤水門の前で急にふざけだすせんすい。
「撮ってもらい損ねた写真」ってコレのことなのでしょうか。
許せません。
と思っていたら、ちゃんとトリックもやってくれました。
上手い。そして写真映えもします。
普段抜けているヤツがディアボロも上手いのは反則なんですよね。

18mm標準ズームレンズ f/4 1/800秒 ISO400
18mm標準ズームレンズ f/4 1/500秒 ISO800
18mm標準ズームレンズ f/4 1/500秒 ISO800

「実は僕も撮ってもらい損ねたものが」とれんしょーくん。
彼の必殺技、背面で組むスプリンクラーリリーストリックを撮って欲しいそうです。
通常、トリックの難易度と写真映えは必ずしも比例しないため、このポートレート企画で大技をやってもらう必要は全くないのですが、れんしょーくんは数少ない例外。
彼の技は基本的に大技で、そのほとんどが写真映えします。最高。

撮影終了

辺りが暗くなる前に無事撮影終了。
2人にも楽しんでもらえたようで何よりです。

このポートレート企画も、おかげ様で撮影の依頼を受けることが増えてきました。有難う御座います。
今後もちきぽとれを何卒宜しくお願い致します。

本記事に載せきれなかったれんしょーくん、せんすいの写真はTwitter(現X)やInstagramに投稿していますので、是非プロフィール欄からチェックしてみてください。

それではまた。

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