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"BLACK","BLUE"( Model:髙野プロ) 【What is your color】


モデルについて

「What is your color」企画の22人目のモデルは、髙野プロです。

言わずと知れたバータックスレジェンド。
数々のオリジナルトリックで平成の垂直軸部門を彩ったトッププレイヤー。
約5年の沈黙を破りDMOC2023に急遽出場、復帰戦にもかかわらず第2位に入賞する怪物です。
AJDC(全日本ディアボロ競技会)は2013年〜2018年まで皆勤賞なんだとか。
出過ぎ。

集合

2024年2月10日。
渋谷駅で髙野プロと待ち合わせ。
しばらくすると、ベージュのコートを纏った髙野プロが登場。
両手には大きな袋を2つ抱えています。
このまま旅行に行くのかもしれません。
聞くと、これら全て、今日の撮影のための荷物とのこと。本気だ。

撮影

1.代官山 蔦屋書店

この企画ではお馴染みの、代官山蔦屋書店にやってきました。

髙野プロから「是非ここで撮って欲しい」とのリクエストがあり、三度目の来店です。(しかし一度も買い物をしたことはない)
今まで「白」の撮影で多用してきたこの場所ですが、今回は「黒」の撮影で使用。
どんな仕上がりになるのか楽しみです。

カメラの準備をしていると、隣で髙野プロもお色直し。
ツヤのある黒いジャケットに黒いパンツ、ヒールのある黒いブーツ。
黒づくめです。
例の如く、通行人のお邪魔にならないように撮影開始。

50mm単焦点 f/2.5 1/1250秒 ISO100
35mm標準ズームレンズ f/5 1/1000秒 ISO100
33mm標準ズームレンズ f/5 1/500秒 ISO100
50mm単焦点 f/2.5 1/640秒 ISO100

髙野プロの目力を活かすため、カメラ目線のショットをたくさん撮りました。
快晴かつ順光なのでストロボ要らず。
プロは終始眩しそうでした。申し訳ありません。

しかしプロ、めちゃくちゃ身長が高い。
元々タッパのある人なのにヒールを履いているので、巨人になっています。
そのため、全身のショットはカメラが地面にめり込むくらい下げてローアングルで撮りました。
ていうかプロ、ファルコンまだ持ってたんですね。

2.青い壁

りょーたくんの撮影で訪れた、謎の青い壁にやってきました。

実は先ほどの蔦屋書店から徒歩5分ほどの位置にあるんです。近い。
「黒」の撮影なのに何故青い壁にやってきたのか。
それは今日、「黒」と「青」の2色を撮るからです。
別の色の人を1日で複数人撮ったことはありますが、同じ人を別色で同日に撮るのはこれが初めて。

現場に到着すると、プロがまたお色直し。
先ほどのジャケットの下に着ていたシャツを脱ぐと、水色のTシャツが出てきました。
RedbullPAO出場時のTシャツ。懐かしい。

車通りがそこそこあるため、手短に撮影。

50mm単焦点 f/2.5 1/320秒 ISO100
50mm単焦点 f/2.5 1/320秒 ISO100

色鮮やかなTシャツが映えています。
ファルコンといいTシャツといい、プロは物持ちが良いです。
この壁素晴らしいからずっと残っててほしいな。

3.レインボー渋谷店

渋谷駅から少し歩くと、MODIが見えてきます。
その8階には、内装をこだわり抜いたカラオケ、「レインボー渋谷店」があります。

店内全体の壁にオシャレなウォールペイントが施されている、前衛的なカラオケ施設です。
受付をせずとも写真は撮れるのですが、何か悪い気がして30分だけ利用料金を支払いました。
コンビニでトイレ借りた時にガムだけ買っていくアレのカラオケ版です。

館内の通常利用者に配慮しつつ撮影開始。

24mm標準ズームレンズ f/4.5 1/60秒 ISO100
27mm標準ズームレンズ f/4.5 1/100秒 ISO100
25mm標準ズームレンズ f/4.5 1/100秒 ISO100
23mm標準ズームレンズ f/4.5 1/100秒 ISO100
33mm標準ズームレンズ f/5 1/100秒 ISO100
22mm標準ズームレンズ f/4.5 1/100秒 ISO100
32mm標準ズームレンズ f/5 1/60秒 ISO100

遊び過ぎました。
それくらい館内のポテンシャルが高い。
面白い壁がいっぱいあります。
結局トータル1時間ほど撮影し、1曲も歌わずに退店しました。

4.象の鼻パーク

東急東横線でみなとみらいまでやってきました。
駅からしばらく歩き、象の鼻パークへ。

時刻は20時前で、辺りは真っ暗。なんなら小雨も降ってきました。
しかしどうしても撮りたい。髙野プロの技を。
無理を言って撮影させてもらいました。

50mm単焦点 f/2.2 1/200秒 ISO100
50mm単焦点 f/2.8 1/200秒 ISO100

むずい。
暗闇で高速で動く被写体を撮るの、めちゃくちゃむずい。
流石に日中撮るべきだったと後悔。
暗闇かつ極寒の中トリックを決めてくれたプロに感謝です。

5.横浜大さん橋

象の鼻パークから5分程歩くと、横浜大さん橋に到着します。

プロからの希望で、大さん橋の映えスポットを撮影しに来ました。
日中はカップルやらカップルやらカップルやらで賑わっていますが、この季節この時間ではガラガラ。
取り急ぎ1枚撮ってみました。

24mm標準ズームレンズ f/4.5 1/100秒 ISO100

撮れたっちゃ撮れたんですが、違和感。
映えるスポットの中央に棒立ちのプロ。滅茶苦茶シュールです。
よくよく考えたら、男性1人置いて撮る景色ではなかったかもしれません。
しかし折角来たので、もう少し粘って撮影。

33mm標準ズームレンズ f/5 1/30秒 ISO400

めちゃくちゃしっくりきます。
これこれ。プロはこういう方がかっこいいです。
しかし構図が難しい。なんかもっとやりようがあったような。

横浜の夜景が素晴らしいので、もう少し粘って何枚か撮らせて頂きました。

50mm単焦点 f/1.8 1/60秒 ISO800
50mm単焦点 f/1.8 1/60秒 ISO800

被写体の近くに光源(今回は高さ低めの街灯)を置き、単焦点でグッと寄り、1/256くらいでストロボ焚いて撮ってみました。
玉ボケ(っていう名前であってるはず)がいい感じになりました。
夜景っぽい。とても夜景っぽいです。

そしてこのポーズ。滅茶苦茶便利なことに気が付きました。
シンプルだし、カッコつくし、手前にボケ作れるし。
今後使い倒します。

撮影終了

22時頃に撮影終了。
場所を転々としたとはいえ、過去イチの長丁場になりました。
しかしその分得たものも大きいです。
ストロボを用いたナイトポートレートはいい経験になりました。
髙野プロに最大の感謝を。AJDC2024応援してます。

本記事に載せきれなかった髙野プロのお写真はTwitter(現X)やInstagramに投稿していますので、是非プロフィール欄からチェックしてみてください。

それではまた。

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