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"YELLOW"(Model:ちきぽ) 【What is your color】



モデルについて

「What is your color」企画の19人目のモデルは、ちきぽさんです。

そう、僕です。
日本の黄色ディアボロユーザーの知人が周りにいなかったため、自分自身でその穴を埋めることになりました。
この企画の見切り発車具合を象徴していますね。
黄色いディアボロ使ってるよ、って人は是非ご連絡ください。

撮影前

日光ストロベリーパーク

2024年1月27日。
僕は栃木県日光市にある「日光ストロベリーパーク」にいました。

3人分になる僕

「いちご狩りをやってみたい」という妻の希望を叶えるため、そして美味い苺をしこたま食べるためです。
とちおとめ、とちあいかの2品種を30分間食べ放題。
信じられないくらい美味しかったです。
絶対また来ます。

苺を堪能したところで、次のミッション。
撮影です。

候補の撮影場所は、
・日光東照宮(金色の建物が多い)
・戦場ヶ原(一面のススキが見れる)
の2か所。
道中ギリギリまで悩み、今回は戦場ヶ原に向かうことにしました。

画像検索すると、遥か遠くまで広がるススキがヒット。
これは「YELLOW」の撮影にピッタリでしょう。

画像検索で出てきた戦場ヶ原

いろは坂

日光東照宮を通り過ぎ、いろは坂方面へ。
観光地感が薄まるにつれて、側道に溶け残った雪がちらほら見え始めました。
いろは坂の方面に目を向けると、山の斜面は真っ白。
めちゃくちゃ嫌な予感がします。

いろは坂の「ろ」までしか登っていないのに、辺りは一瞬で銀世界。
東北地方にワープしたかのようです。
少なく見積もっても5cmは積雪しており、路面は一部凍結しています。
嫌な予感的中。
まさかこんな形で今年最初の雪を見るなんて。
頭の中で中島美嘉が熱唱しています。

この調子では戦場ヶ原のススキなんて見る影もないでしょう。
しかしここまで来たらもう引き返せません。目指せ戦場ヶ原。

戦場ヶ原

多分到着したのでしょう。
僕の目には雪景色しか見えませんが、カーナビは着いたと言っています。

気温は-2℃。
現実を受け入れることを、脳が拒否しています。

ですが日没は待ってくれません。覚悟を決めて撮影の準備をします。
ちなみに今回のカメラマンは妻。
出不精なのにこんな寒冷地に連れてこられて可哀そうに。
付き合ってくれてありがとうね。

撮影

とりあえず戦場ヶ原っぽい方に歩みを進めてみます。

戦場ヶ原っぽい方に向かう僕

寒すぎる。
車内の暖房が恋しくて仕方ありません。
寒すぎて、お尻のポッケに入れたハンカチを出すのをすっかり忘れています。
手足が千切れ飛ぶ前に撮影開始。

50mm単焦点 f/3.5 1/250秒 ISO125

おお。
それっぽい。
忘れるところでしたが、妻は結構写真が上手いです。
外にあまりにも出ないのでほぼ発揮されないスキルですが。

奥に進むと、「ここで戦場ヶ原を一望してね」みたいな場所を発見。
撮影を再開しますが、すっかり冷え切ってしまい手が動きません。
案の定ミスを連発し、転がったディアボロが小さな崖から転落。

崖下に落ちたディアボロ

崖下の雪に深々と埋まってしまいました。
アクセルはビチャビチャです。
もう嫌だ。僕はなにをやっているんだ。

卸したての靴を雪でグチャグチャにしながら崖を降りると、遠くに野生の鹿が通りかかりました。

野生の鹿

雪まみれの旦那そっちのけで鹿を撮影する妻。
こちらには目もくれません。

なんとかディアボロを救出し、ポーズを取りますが、
「猫背」
「姿勢が悪い」
「何でそんな立ち方なの?」
と妻に叱責される始末。

心がポキポキと折れる音が聴こえてきます。
寒さと切なさで涙が出てきました。
そんな僕を見て「涙目になってるw」と爆笑する妻。あんまりです。

妻にポーズを指導してもらいながら撮影を続行。

50mm単焦点 f/5 1/250秒 ISO250
50mm単焦点 f/5 1/250秒 ISO400
50mm単焦点 f/6.3 1/250秒 ISO1250

時刻は17時を回っており、雪もちらついていましたが、結構明るく撮れています。良かった。

撮影終了

四肢が壊死する前に撮影終了。
帰り道に商店で買った肉まんは、死ぬほど美味しかったです。
でも、次に来るときは絶対秋にしようと心に誓いました。

本記事に載せきれなかった僕の写真はTwitter(現X)やInstagramに投稿していますので、良ければプロフィール欄からチェックしてみてください。

それではまた。

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