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夏のアカデミー2019を振り返る

「三日間のコンポジション・アカデミー」に参加くださったみなさま、ありがとうございました。楽しかったという声を聞けたのがとても嬉しかったです。有意義なのもいいけど、やっぱり楽しくないとね!!

さて、受講生の皆さんにはアンケートをいただきましたが、ざっとまとめるとこのようになりました(全部ではなく、主なものです!)。

【感想】
・人数がちょうど良かった。全員が意見を言い合えるディスカッションの場は日本ではあまりない。
・また受けたいです。
・有意義かつ楽しいものだったが、お互いに本音で話し合うことができたのか疑問は残った。
・クリエイティブな場だった。ディスカッションは大切だと思った。
・オーケストレーションの実践的な講義が勉強になった。
・作品や音楽についてどのぐらい深く幅広い視点で感じる事が出来るかどうかは創作する人にとって大事なポイントだと感じた。

そうか、本音で話せていないと感じた人もいたんだね。それこそわたなべさんと私(森下)の間でも意見や考えの相違は常にありますし、だからこそ面白くもあります。そういうこともどんどんオープンにしていける場になるといいな。

note線水玉小

次のアカデミーは2020年4月の週末を予定しています。それに備え、どのような講義やレクチャーに参加したいか聞いてみました。楽曲分析という案も出ていたので、それについても。(こちらも主なものです)

【講義/レクチャー】
・作曲家から自作品についてじっくり聞きたい(今回の稲森さんの講義はとても良かった)。
・コンセプトを具現化する方法について知りたい。
・様々な選択肢からどう絞り込んでいくのか、決断の決め手となるものは何か。具体例とともに聞きたい。
・演奏家に、コンサートで演奏した作品についてレクチャーしてほしい。その作品で用いられている奏法や記譜法にどのような問題点があるのか、演奏家の観点から聞きたい。
・既存の曲をしっかり分析するコーナーがあっても面白そう。

【楽曲分析】
・ヨーロッパで活躍する30代の作品
・わたなべさんの師匠(フラー、シェルホルン)の作品
・シュパリンガーなどドイツ系作曲家作品
・国際的に活躍する、あるいは活躍が見込まれる日本人作曲家作品(望月さん、坂東さんなど)

参加されていなかった皆さんでも、よろしければ是非アイディアやご意見をお聞きしたいです。さっきょく塾とアカデミーの双方で反映させていこうと思っています。ensembleppp[at]gmail.comまでぜひ。

個人的に気になっているのはプロに自作曲を演奏してもらう系のワークショップにどれくらいの人が興味を持っているのかということ。やはり演奏家をインボルブしてほしいという声も多くあったのですが、コストがかかるので受講料が高くなるんですよね。とはいえそんな機会もしょっちゅうあるものではないので、ぜひやりたいとは思っているのですが。

なお、次回のアカデミーの案内を希望される方も、こちらにご連絡をいただければ。詳細が決まり次第案内をお送りさせていただきます。

さて今日帰独したわたなべさんに続き私もそろそろドイツ戻らなきゃ(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)

写真はアカデミー初日関連イベント「第二回中堅女性作曲家サミット」のようす。

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