それは結局、誰かを傷つける。
“相手の気持ちを思うからこそ…”と、ヒトは言うが、
それこそ傲慢さと己の弱さ以外の何ものでもない。
慎ましく、
慈しみ深く、
謙虚に生きよ、と神は言う。
その意味を、決して履き違えてはならない。
嘘に、
酷いも優しいもない。
それだけは断言できる。
ましてや、自分自身を取り繕う嘘など。
恐るな、前へ進め。
あなたの魂は、いついかなる時も、
最高最善の愛で支えられ、
いかなる困難も、どのような険しい道も、
そこを歩く足がどれほど傷つこうが、
経ちどころに痛みは消えてゆくのだ。
言葉は光り。
その光りをもって、他者を癒し、
自らの魂にさえ、明かりを灯すのだ。
傲慢さと弱さを手放し、
その清らかな唇から、優しい嘘を追い払うがよい。