山本由伸投手のローテーターカフの怪我について

山本由伸投手のローテーターカフ(回旋筋腱板)の怪我について
確認のために書いておくと,
1. 回旋筋腱板とは肩の筋肉であり,腱や,靭帯を指すわけではない.勿論骨につながっている部分は腱となっている.
2. 4つの筋肉が含まれ,棘上筋,棘下筋,小円筋,肩甲下筋である.
3. 山本投手の場合痛みを感じたのは上腕であって,回旋筋腱板自体の痛みではなく,偶然見つかった損傷であるので,回旋筋腱板自体に生じている損傷や炎症は軽度であると考えられ,手術などに至る可能性は低く,保存療法が取られていると推測される.
4. 保存的療法として,幹細胞移植による再生医療が行われている可能性がある.
5. 再生医療には自己の脂肪組織から取られた幹細胞が用いられる.
6.山本投手の場合12年という長期契約のため,復帰に当たってはかなり慎重にならざるを願い.復帰によって怪我への影響が出るくらいなら今シーズン中の登板が見送られる可能性もある.
7. 逆に今期中に復帰できたのであるとすれば,完全な状態であると考えてよい.

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