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タヌキを捕まえに

自分の周りで、コーチ業をお仕事にしたいと行動を始めている人が増えている。
今の自分にとって、コーチって、コーチングって何なんだろう。

仕事にしたいかと言われると
コーチングをしたいと稼ぎたいが
何とも言えないラインで行き交っている。

会社員としての自分が好き。
周りと協力したり、コミュニケーションを取ったり
何気ない会話やユーモアのある会話
「会社の仲間同士」で毎日同じ人と顔を合わせて
他愛ないやり取りをすることに幸せを感じる。

それとあわせて「この空間だけの関係」であり
「会社というコミュニティでのキャラクター」が確立されている安心感。
なにより、会社という社会に所属しているという所属欲求が満たされる。

求職していながらも、会社の動向がきになったり
ふとしたタイミングで「みんな元気かな」なんて思ったり。

そんな時に
「あぁ、自分はなんやかんや言うても会社という空間をきにいっていたんやな」
って思う。

ただ、人間の記憶ってすごく簡単で
思い出はいいところだけ残して、良くないところは無意識下に沈んでいく。
いま、会社という空間は「思い出」にしかないんだな。

そう思うと、会社というコミュニティになじんでいた自分と
うまくいかなかった自分
どちらが多かったんだろう。

やりたい事、未来、将来の展望
自分は楽観的で、何が起こるかについては
いつも、捕らぬ狸の皮算用だ。

うまくいかないとは思っていない。
でも、うまくいくとも思っていない。
皮算用をしているうちに、
タヌキさんは人に見つからない場所にある寝床に帰ってしまう。

その結果を「あぁ、運がなかったな」ってあきらめたりするけれど
本当は運がないんじゃなくて動く勇気とか行動力が足りないだけ。

もう少しだけ、半歩だけ
そっと足を前に出してみることをはじめて行きたいな。

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