『力を抜いて』生きるために～自分の『力の入れ具合』を『歩調』で確認しよう～

皆さんはどのように日常を生きておられるのでしょうか？

今日は、『力を抜く』というテーマで書いていこうと思います。

お時間のない方は、まとめをお読みくださいね＾　＾

１．無意識で『力が入る』日常

　私は、気を抜くと

　無意識に『力を入れて』生きています。

　なんだ、それ⁉と思われるかもしれませんが、

　私にとって『力を入れる』ことが自然で

　『力を抜く』ことが不自然なのです。

　　おそらく、

　　ＨＳＰ気質のため、集団生活で常に緊張状態にあった結果、

　　『力を入れる』ことが無意識に固定されたのだと思います。

　　なので、毎日すごく疲れます（笑）

　　退職した今でも、

　　意識しないとすぐに『力を入れて』生きてしまいます。

　　『ゆるゆると生きる』と決めたのに、

　　まさか自分の無意識がそれを阻むとは

　　とんだ伏兵でした……（涙）

　　じゃあ、どうしたら『力を抜いて』生きられるのかな？

　　そう考えていろいろと試した結果、

　　今現在の『力の入れ具合』を測るバロメーターを発見しました。

　　それは、

　　『歩く速度』

　　です。

２．『歩く速度』と『力の入れ具合』との相関関係

　　『歩く速度』と『力の入れ具合』にどんな関係があるのか、

　　と思われるのかもしれませんが、

　　ある日の散歩中、

　　最近『力が入っている』かも……と感じ、

　　試しに進んでいるのか疑うくらいのペースで

　　歩いてみたんです。

　　ほんの好奇心でもあったのですが、

　　そうすると、

　　『もっと早く歩きたい、いや、早く歩かないと

　　　時間がもったいない！』

　　 という気持ちがふつふつと湧いてきました。

　　どうやら、『力が入って』気持ちが焦っていたようです。

　　別の日に試したときは、

　　『あぁ、今日は空が青い。風も心地良い。

　　　せっかくだから、歩いたことのない道を歩いてみようかな？』

　　   という気持ちになりました。

　　いい具合に『力が抜けて』ゆるゆると生きられているよう。

　　また別日には、

　　『なんだか肩に違和感があるな。

　　　もう少し歩きたい気もするけど、

　　　早く帰ってのんびりしたいような気もする』

　　どうやら、気がつかない間に『力が少しだけ入って』いたようです。

　　でも、自分を客観的に見られて、調整できるくらいには余裕がある。

　　

　　といったように、

　　ゆっくりと歩いてみることで、

　　今の自分の『力の入れ具合』が分かるようになってきたのです。

３．自分なりのバロメーターを持つこと

　　私の場合、散歩がほぼ日課になっているので、

　　今の自分の『力の入れ具合』を『歩く速度』を通して

　　測る方法が適していました。

　　しかし、

　　誰しもににそれが当てはまるわけではないし、

　　この方法が万能だとは思いません。

　

　　だからこそ、

　　それぞれの人の特性によって、

　　自分なりの『力の入れ具合』のバロメーターが

　　あるといいのかなと感じました。

　　私も『歩く速度』以外にも、

　　『眠いかどうか』でも

　　　私は自分の『力の入れ具合』を判断します。

　　（睡眠欲が異様にあるんですよね…笑）

　　　異様に眠いなら、『力を入れ』過ぎて疲れている状態。

　　　少しだけ眠気が漂うなら、徐々に『力が入って』きている状態。

　　　眠くなく頭がすっきりしているなら、『力が抜けて』いる良い状態。

　　　要は、

　　　自分が日常良くやっている行動や重要視している身体の状態

　　　を『力の入れ具合』のバロメータにすると、

　　　自分の調子を整えるのに最適じゃないか、と。

　　　私も日々どうやったら

　　　『力を抜いて』ゆるゆると生きられるのか、を考えつつ、

　　　焦らず（たまに異様に焦ります！）、

　　　急がず（気がつけば、何かに追われてます！）、

　　　ゆるゆると（無意識に『力が入り』ますけど！！）、

　　　生きていこうと思います＾　＾

　　　きっと毎日の少しずつの積み重ねで、

　　　『力を抜いて』生きることが無意識に固定されるように

　　　願って…。

４．まとめ

　　日課や身体の状態をバロメーターにして、

　　自分の今の『力の入れ具合』を判断して、

　　『力を抜いて』生きていこう、

　　というおはなしでした。