頭がごちゃごちゃして整理できないときの解決法～『音のない世界』に浸る～

頭がごちゃごちゃして整理できず、

自分とって大切なものは何か、

どれを優先して解決した方がいいのか、

自分の頭の中に言葉が溢れているときはありませんか？

私はしょっちゅうです（笑）

とはいえ、

『ゆるゆると生きる』と決めてから、

そういう状態になっても、

きちんといつもの凪のような穏やかさに

戻れるようになりました。

今回は、

頭がごちゃごちゃしたときに私がやっている解決法を

紹介したいと思います。

読んだ方の少しでも何かの参考になればいいな、

と思いながら、書いていこうと思います。

お時間のない方は、まとめをご覧下さいね＾　＾

１．毎日が悩みのオンパレード

　社会人になって間もない頃、

　毎日が悩みのオンパレードでした。

　どういうことかというと、

　常にいくつかの悩みの抱え、

　それを毎日考えては落ち込み、

　頭の中が悩みでいっぱいでした。

　それは、

　あたかも頭の中に沢山の悩める自分がいて、

　それぞれ好き勝手に言いたいことを叫んでいる、

　そんな状態でした。

　それだからこそ、

　毎日がひっちゃかめっちゃかで、

　何とか今日を乗り越えても、

　明日もまたその繰り返しでひっちゃかめっちゃか。

　それを数年間続けていたとき、

　ぷつりと糸が切れたように、何もかもが嫌になりました。

２．逃げ出したい衝動に任せて……

　そんなある日。

　朝からどこかへ逃げたい衝動に駆られました。

　その日が休日だったか、仕事の日だったか、

　よく思い出せませんが、

　ともかく、

　その日のスケジュールを全てキャンセルして、

　どこか遠くへ……という一心で、

　何も考えずに車へ乗り込み、

　当てもなく海岸沿いを走り続けました。

　その間、

　ラジオすらかけずに、

　『音のない世界』に浸っていました。

　ほぼ『無』の状態だったと思います。

　こんな風に当日にスケジュールを全てドタキャンして、

　自分の衝動のままに行動したことは、

　おそらくそのときが初めてだったかと思います。

　それだけ追い詰められていたのかもしれません。

　そして、

　スケジュールどおりに毎日をこなすことが、

　それまでの私の『当たり前』だったのだと思います。

　でも、

　その日の全てをリセットして海岸沿いを走り続け、

　数時間後にはっと我に返りました。

　（今思えば、よく事故に遭わなかったなと思いますが……）

　何故、我に返ったかと言うと、

　急速に心が穏やかになったからです。

　なにが原因だろうかと考えて気がつきました。

　頭の中で好き勝手に叫んでいた悩める自分が、

　一切自己主張をして来ないのです。

　……今までの騒ぎが嘘のように。

３．自分が本当に欲していたこと

　それまで、

　日々に追われ、失敗しては落ち込み、

　そこから自分の不足を見つけては勉強し、

　それを実践し、定着させるために

　スケジュールの穴をびっしり埋めてきていました。

　しかし、

　逃げ出したい衝動から、

　その日のスケジュールを全てリセットし、

　『音のない世界』に自分を浸らせた結果、

　私は自分を取り戻せた気がしました。

　すくなくとも、

　現状から逃げたい、という気持ちは

　すっかり消えていました。

　それから、

　『じゃあ、これからどうしようか』

　とすっきりした頭で自分と向き合う元気が

　出てきたのです。

　そして、気がつきました。

　自分は日々の雑音から離れて、

　静かに自分と向き合う時間が本当は欲しかったんじゃないか、と。

４．悩める自分に別れを告げる

　反省も、勉強も、実践も大切だけど、

　そもそもそんなにスケジュールを詰め込む必要があるのか、と。

　

　ここまで自分を追い詰めて、

　私は一体何を目指しているのか、と。

　そこから私は、

　スケジュールを詰め込むのを止めて、

　偶に『音のない世界』に浸る時間を取るように

　なりました。

　そして、

　その『音のない世界』で静かに自分と向き合う。

　それをするようになってから、

　頭の中に沢山いた悩める自分は少しずついなくなり、

　今では、控えめに一人が現われては消えていく程度

　になりました。

　きっと、悩める自分一人ひとりと向き合った結果、

　話すことがなくなって満足して消えていったんじゃないかと

　思います。

　もし、悩める自分が複数いて、

　毎日の自己主張に悩んでおられる方がいたら、

　一度、『音のない世界』に浸りながら、

　悩める自分一人ひとりと向き合う時間を取ってみてはいかがでしょうか？

５．まとめ

　頭の中でごちゃごちゃと悩める自分が自己主張するなら、

　『音のない世界』に身を置きながら、

　一人ひとりとじっくり向き合う時間を持とう、

　というおはなしでした。