#375 60歳から65歳定年後、5年間無収入を今から対策

この記事は音声メディアVoicyで配信している台本を掲載しています。主にインタビューをお送りしている番組です。気になる方はぜひ 【アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ】 ☞https://voicy.jp/channel/1718  ご視聴くださいませ。チャンネル登録どうぞよろしくお願いいたします。なお、LINE登録もよろしくお願いします。

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アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ。
改めまして、このチャンネルを選んでくださってありがとうございます。チャンネル名は アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオアナウンサー。プロデューサーとして30年近く放送局に勤め、音声の研究者として心地よい声の研究を続けています。またYoutube朗読チャンネルはフォロワー2万1千人を突破しました。
このVoicyでも聞き取りやすい声、また聞きたくなる声を意識しながら、月~金曜日毎朝6時半から配信しています。よかったら最後までお聞きください。さて今日は私たちの老後のお金の問題について、リスナーの皆さんもいつかは直面するであろう問題についてお話をしたいと思います。
よかったらお付き合いいただき、情報をシェアしていただけるとありがたいです。

まず、私たちは何歳まで生きるのでしょう。
一昔前、一般の100歳の双子のおばあちゃん、金さん銀さんがCMに取り上げられるほど、100歳というのが大変珍しい時代でした。
そのため、敬老の日は祝日にもなっているし、100歳まで生きている人は、住まいの自治体でもプレゼントがもらえたり、長生き自体がとても誇らしいことでした。
よく子供の頃はおばあちゃんに肩たたきの券をプレゼントする!なんて孫の定番プレゼントだったりしました。
ところが今ではというと。

厚生労働省の調査によると
百歳以上の高齢者の数は、老人福祉法が制定された昭和38年には全国で153人でしたが、昭和56年に千人を超え、平成10年に1万人を超えました。平成24年に5万人を超え、今年は86,510人(前年比+6,060人)です。
また、百歳以上の高齢者のうち女性は76,450人(全体の約88%)です。

前年に比べ、6000人プラス、女性の方が長生きなので、全体の88%を占めます。このペースで行くと、多くの人が100歳を超えてきます。

私たちは100歳を超える長寿を考えての人生設計をしていません。
人生100年時代なんて、ここ最近出てきた言葉です。

我々の世代は、65歳から年金受給がスタートになります。
ただ、多くの会社で60歳定年が定番なため、サラリーマンはこの空白の5年間、自分でなんとか対策しないといけません。

そんなのわかっているから年金保険に入っているよ。貯金しているというシッカリさんもいらっしゃると思いますが、子育てにお金がかかりすぎて、そこまでの貯蓄をしていない方が殆どだと思います。

政府は備えよ!と2000万円貯蓄をもて!と言いましたが、実際に2000万円で足りるのでしょうか?

現実的に年金だけで生活していくことはできるのでしょうか。日本年金機構によると2020年の年金支給額は、国民年金(老齢基礎年金の満額)で月額約6万5,000円、厚生年金(*)(夫婦2人分老齢基礎年金を含む標準額)で月額約22万円となっています。(*)厚生年金は、平均的な収入で40年間就業した場合に受け取りはじめる年金の給付水準となります。

60歳で定年退職し、それ以降は働かない場合は60歳から65歳までに収入の空白期間があり、今ここが大きな問題となっています。

生活費を見ていくと、総務省の家計調査によると。
【60歳から65歳までの生活費】
約27万5,000 円×12ヵ月×5年=約1,650万円

さらにここに、ちょっとした旅行をしたい、趣味などを入れてるとその中身にもよりますが、上乗せで850万から1000万。めちゃくちゃ贅沢ではない資産です。

となると、厚生年金受給者の場合ですから、個人事業主、自営業の方は、全くもって足りません。これは80歳までの試算ですので、90歳以降というのは未知の世界です。

となると、早いうちから備えた人生設計は必須です。
我が家は共働きで、子育ても終わっているので、親の住宅のフォローをしたりと、積極的にお金を使ってきました。ところが、夫の定年があと数年後にやってくる、では一体いくらいくらい収入があるのだろう・・・と考えたときに、収入がゼロになる可能性も出てきて、今ものすごく焦り毎日喧嘩が増えました。

日常、仲良い夫婦がお金のことで揉めるのは本当に辛い。

先々のことはわからない。もうお手上げと!いうのは簡単ですが、何も解決しません。
まずは、家の資産管理、そして、60歳からの収入について、どう稼ぐのかについて、早急に考える必要があると思っています。

この話は、また調べてお伝えしたいと思っています。


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アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ、お相手は鹿島田千帆でした。ハピハピスマイルでまた明日

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