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由香と加奈子 ③「朝陽の中でつかまえて」

秋野ひとみ「つかまえてシリーズ」全95タイトルを全巻レビュー。
無作為に選び一冊ずつ、順不同にいきます。

3作目「朝陽の中でつかまえて」1988年

由香と左記子のところに依頼人が。
深瀬加奈子さん。
…彼女って同じ学校の生徒だったっけ?
自分が誰かにつけられているようなので助けてほしい、との依頼。

あたし、工藤由香。都立高校の1年生。でもね、本当は、友人のサキと小林クンと一緒に、なんと、二つの事件を解決(?)しちゃった、その人でもあるのです。そんなあたしたちの前に、高名(?)を聞きつけたのか、1人の依頼人がやってきたの。その人は深瀬可奈子さん。クラスは違うけど、同じ高1。誰かにつけられてるらしいの。でも、その時はまだ、深瀬さんとあたしが、命を狙われるなんて、知らなかったんだ…。 

カバーから引用しちゃう。
そうしないと書けないくらい、この作品については思い入れがないのかもしれない。

桜崎さんは出てこない。

加奈子はこれからも、数回出てくることがあるけど、
このシリーズ唯一の「嫌われ役」なのかもしれない。
同じ高校だということも忘れちゃうような存在。


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