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敏感肌

ニキビ博士・片柳です

「ニキビ肌は敏感肌の一部である」
・・・こんなことをおっしゃった皮膚科のドクターがいらっしゃいました。


この考え、当たり前のようで実はものすごく重要だと私は思っています。
ニキビのお客様の肌をたくさん診てきましたが、
初回肌解析では、ほとんどの方が
超敏感肌状態です。
なぜそうなるのでしょうか。
まず敏感肌とは?
バリア機能が弱い、刺激を感じやすい皮膚の状態
を指します。
敏感肌になると、環境や化粧品、外からの刺激に対してかゆみ、ほてり、ヒリつきなど、少しのきっかけでトラブルを起こしやすくなっています。敏感反応が出やすい敏感肌は、角質層が大変薄く、バリア機能そのものが弱いため、あらゆる刺激に対して過敏に反応します。
では、敏感肌の原因はなんでしょうか?
肌質(体質)として、角質層が薄く弱い場合や、乾燥が進行して敏感肌となることもあります。また、体の内側から起こる内的要因や、外侮からの刺激による外的要因もバリア機能を弱くする要因です。様々な要因により代謝機能がうまく働かず、バリア機能(防御力)が弱く皮膚の抵抗力が低下することで過敏となり、少しのきっかけで反応を起こす敏感肌となります。


バリア機能を弱める要因を内側からと、外側からの二つに分けてあげてみます。
⭕️内的要因
→バリア機能をうまく作れない
 ✔️ホルモンバランス(内蔵機能障害)
 ✔️栄養バランス
 ✔️ストレスの蓄積
 ✔️遺伝的体質(アトピー/アレルギー性など)
 ✔️心理的要因(自立神経)
 ✔️年齢
⭕️外的要因
→バリア機能を傷つけている
 ✔️合わない化粧品(成分/添加物)
 ✔️間違ったお手入れ方法(刺激)
 ✔️紫外線
 ✔️化学物質
 ✔️外的刺激(摩擦など)
 ✔️温度/湿度の変化
 ✔️季節の変わり目
 ✔️生活環境
また、バリア機能を低下させる大きな原因の一つに乾燥があります。肌の乾燥は、皮膚の老化を加速させるとともに、少しのきっかけで過敏あ反応を起こす敏感肌の引き金です。


バリア機能は、3つの保湿因子によって維持しています。
◉天然保湿因子(NMF)
角層細胞内のが水分を保持する役割。NMFの半分以上はアミノ酸でできていて、高い吸湿性があります。
◉細胞間脂質
角層細胞間を埋めて隙間のない構造をつくり水分の蒸発を防ぐことと、細菌などの異物の侵入を防ぐ役割があります。主成分はセラミドで、高い保水力を持っています。
◉皮脂膜
角質層の一番外側にあり、角質層を覆っているのが皮脂膜です。細菌の増殖を抑制し、外部からの刺激から守ってくれます。水分の蒸発も防ぐ役割があります。
これらが機能低下することで、水分が保持できずに、
肌は乾燥してしまう、というわけです。
では、敏感肌がひどくなるとどうなってしまうのか?
・・・ここからさらに長くなるので、続きは次回にしますね。
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🌹ニキビ博士・片柳ちひろ🌹
顧問医師提携クリニカルサロンミュー代表
INFA国際ライセンスゴールドマスター取得
スキンフィットネスカウンセラー取得
2019年に世界へ伝えたいエステティシャン20人にも選ばれる。
【専門分野・得意分野】
⚫︎ニキビ改善
【運用Web.SNS】
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⚫︎Instagram:ニキビ症例とニキビ博士の日常つれづれ🌹
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