見出し画像

稗粒腫(はいりゅうしゅ)と汗管腫(かんかんしゅ)

ニキビ博士・片柳です


本日は白ニキビに似ているけれど白ニキビではない白いボツボツについて
解説していきます。
まず、そもそも白ニキビについて簡単に触れます。
⭕️白ニキビ
白にきびは医学的には閉鎖面皰と言われ、初期段階のニキビです。毛穴の表面が角質や汚れでふさがれ、毛穴の中で皮脂が詰まっている状態です。
できやすいのはやはり皮脂過剰になりやすいTゾーンや鼻の周り。
では、稗粒腫(はいりゅうしゅ)と汗管腫(かんかんしゅ)について、
解説して行きます。


✔️稗粒腫(はいりゅうしゅ)
目の周りや、額にできやすい盛り上がった1~2 mm程度の白いブツブツしたできものです。
毛穴に角質がたまったもので、袋状の構造をしています。
子供の頃は自然と消えることもありますが、年齢とともに自然となくなることは少なくなります。
▶︎治療法
見た目が気になるかもしれませんが、放っておいても健康に害はありません。また、飲み薬や塗り薬と言ったものもありません。病院で治療する場合は、注射針で小さな穴をあけて、ピンセットで押し出す方法を取ります。(もちろん医療機関のみで治療可能)
唯一サロンケアでできるとすれば、優しいピーリング等で角質を柔らかくすることで、自然治癒を促すことくらいです。ただ、これも確実ではないのと、稗粒腫ができやすい目の周りは、皮膚が非常に薄いため、逆に擦りすぎたり、乾燥の原因にもなるので、くれぐれも気をつけて行うことをオススメします。

✔️汗管腫(かんかんしゅ)
エクリン汗腺のもととなる汗管が、真皮内で増殖することで発生し、眼瞼(まぶた)にできやすく、1~5㎜程度の左右対称に発生する良性の腫瘍です。
思春期以降の特に40~50代の女性に見られる。汗をかきやすい夏にできやすく、男女比は女性に多いのが特徴です。汗管腫の原因はわかっていません。加齢と遺伝が関係している可能性はあります。
年齢とともに数は増え、自然に消えることはありません。
▶︎治療法
汗をつくる汗管の良性の増殖なので放置しても問題ありませんが、女性化粧では隠すことができなくなり皮膚科を受診されます。
治療としては、液体窒素やピーリングの治療は適さず、アイクリームやイボ専用外用薬でも治りません。一般的に、レーザー等の治療で汗管を取り除くことはできますが、きちんとした肌の見極めが必要となるので、くれぐれもクリニック選びも含めて気をつけてください。

いかがでしょうか?
それぞれ治療法等も違うので、
押さえておいてください。
また、これらを治す行為は全て、医療行為です。
もちろん、結果的に治ることはたくさんありますが、特にご自身で治そうとすると悪化させる可能性大です。
と言っても、絶対に全て病院へいかないといけない疾患かと言えばそうではありません。
稗粒腫は健康に被害を引き起こすものではありません。ただ、見た目がイヤで、取りたい!と思う方もいると思います。

エステでも綺麗になるケースはたくさん見てきましたので、
私で良ければご相談もお受けしています。

ニキビ改善をされたい方のための”ニキビの治し方をまとめたページ”もありますのでそちらもご覧ください⏬

⇨ニキビの治し方マニュアル【完全版】を今すぐ

🌹ニキビ博士・片柳ちひろ🌹
顧問医師提携クリニカルサロンミュー代表
INFA国際ライセンスゴールドマスター取得
スキンフィットネスカウンセラー取得
2019年に世界へ伝えたいエステティシャン20人にも選ばれる。
【専門分野・得意分野】
⚫︎ニキビ改善
【運用Web.SNS】
⚫︎Twitter:ニキビ改善情報とニキビ博士の気づき🌹
⚫︎Instagram:ニキビ症例とニキビ博士の日常つれづれ🌹
●アメブロ:ニキビ改善法・毎日更新中🌹


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?