木頭7日目

今日は午前中に木沢支所に向かいました。そのあと神社、鹿肉加工の施設へ行き、四季美谷温泉でランチを食べました。

坂州八幡神社では人形浄瑠璃を行う大きな農村舞台がありました。現在でも地域の人が多く訪れるお祭りが行われているようです。ここでは、桑高さんのこれまでの経緯と杉の子運営のお話をお伺いしました。

鹿肉加工施設では、鹿肉をどのようにオペするのか、肉の保存されている所などを見学しました。

四季美谷温泉では、ファガスという名の鹿肉の竜田揚げの定食を食べました。全く臭みなどは無く、衣がサクサクしていてとても美味しかったです。

杉の子に向かう道中はスカイツリーよりも標高が高いというだけあり、山道がカーブばかりで耳がつまりました。杉の子に到着してからは、初めに古民家をリノベーションしたという家の中や、五右衛門風呂を見学しました。家の中には囲炉裏や、襖が昔のまま使われており、明治などという言葉も襖に書かれていました。
みんなで薪割りも体験し、斧の重さと切るコントロールの難しさを感じました。すぐに切った薪は乾燥していないため使えず、今お風呂を沸かす際に使用しているのは2年前の薪だそうです。

薪割りを体験した後、みんなで川へ遊びに行きました。山道を抜け、岩を登って行くと、とても綺麗な川へたどり着きました。水は冷たく、入ってみると足が届かない位水深が深かったです。みんなで滝の出ている所へ泳いで向かったり、岩の間を抜けたりと、とても夏を感じた体験でした。

帰ってきてからは五右衛門風呂に入って身体を温めました。とても温かく、久しぶりのお風呂は幸せでした。薪でお風呂を沸かしているため、外から見ると出てきた煙が幻想的に見えました。

夕飯はえみちゃんが郷土料理を作ってくださいました。さんまと柚子酢を使った佐伊羅寿司や臭木名とじゃが芋の炊きもの、蕎麦米汁など初めて味わう料理は香りが良いものが多く、とても美味しかったです。

今日1日木沢で色々な体験をして、木頭とはまた違った良さを感じました。川は岩の大きなものが多く、木頭の川は小さな石で出来ているため、このようなことも小さな違いの発見でした。杉の子の周りは街灯がないので、今日も星を観察したいと思います。


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