&JO1奨くんメインストーリー41話〜ラスト+ヨナシロ星でのお話

主人公名は『星野ねお』とします。

という訳で沖縄に到着した2人。
街を散策したり暫し楽しい時間を過ごしますが、ねおが奨くんの闇()に踏み込んでしまい一時2人はぎこちない雰囲気になってしまいます。
しかしねおが自分のことを大切に思ってくれているとわかった奨くんはついに本心を打ち明けます。
自分が意思を主張することで周りとぶつかるのが怖い、自分は周りから求められる自分でいることで居場所を守っている臆病者だと。
そうか、今までの奨くんの言動がここに繋がるのか。
面倒見が良くていつも周りに気を配って自分のことよりも皆のことを優先して、でもそれは嫌われたくない、自分なんていらないと言われるのを恐れてのことだったのです。
自分の夢なんて考えたこともなかったという奨くん。
そんな奨くんにねおは、誰かとぶつかっても味方でいる、奨くんには自分のやりたいことをやって欲しいと訴えかけます。
その気持ちが伝わり、沖縄から帰った奨くんは学園祭でのソロステージに自ら立候補し成功を収めます。
やりたいことをやって認められる喜びを知り、奨くんは自分に自信を持てるようになったのでした。

ところが神様からのお告げがあり王子達は3月4日の星祭りの日に星に帰ることになってしまいました。
ねおに全てを話す奨くん。
11人は星から来た王子であり、奨くんの故郷のヨナシロ星では第一王子の座を巡って兄弟が争っていました。
兄弟仲良くしたい奨くんは弟達に譲るつもりでONEを探すことも拒んでいましたが、今では第一王子として皆が笑って暮らせるようにしたいという夢を持つようになっていたのです。
奨くんのことを好きになっていたねおは別れを悲しみますが、奨くんが自分自身の大切さに気付き夢も持つようになったことを喜ぶのです。
奨くんもまた自分を大切に思ってくれるねおに想いを寄せるようになっていましたが、一人残されるねおを思って気持ちを伝えないつもりでいました。
しかし別れ際想いが抑えられなくなった奨くんはねおを抱きしめ「愛してる」と告げ星に帰っていったのでした。

『平和を愛する温かい彼の予想外の願いとは』
『自分がここにいる理由を見つけた』
&JO1のプロモーションで奨くんに付いていたフレーズですが、今ではこの意味がすごく重く感じられます。
誰もが認める頼れるリーダーという普段の奨くんの人物像とはまるでかけ離れた、人との争いや嫌われることを避ける為に自分を押し殺し、役割を果たすことでしか自分に存在意義を見い出せない悲しき最年長。
それが&JO1での奨くんです。
自分も長子だからわかるのです。
年長者としての役割を期待され果たすことを求められ、他人を優先して自分は我慢する、自分の意思を通すことを遠慮してしまう、それが当たり前になってしまってるんですよね。
そんな奨くんがねおや10人のメンバーと過ごす内にリーダーだから、年長者だからではなく自分自身が愛されていることに気付き自分で自分を大切にすることができるようになったのです。
よかったね奨くん。
バンドのお兄さんの「長男にも幸せになって欲しい」という言葉も沁みました。
幸せになろう長男長女。

魅惑のお兄さんも健在で良かったです。
「同じ部屋じゃないの?」だの「男を部屋に入れちゃっていいの?」だの……とどめにバックハグからの「愛してる」ですよ。
この男はほんまに……………
そしてねおへの想いに揺れる奨くんの良き理解者となるのが瑠姫なんです!!!!!!
ここは蓮くんがくると思った。
よなるき推し(ダブラビの次に)の筆者大歓喜です。
ありがとう&JO1!!!

〜 〜 〜
ヨナシロ星では皆から頼りにされ人気者の奨くん。
しかし第一王子の座には関心を持たず、弟達が王になるための勉強を頑張るのを嬉しそうに見守ったりしていました。
そんな奨くんに地球に行って王子としてONEを見つけるようにとの命令が下りました。
王子の座には執着のない奨くんでしたが最年長としての役割を期待されていると悟り地球に向かうことを決めるのでした。

〜 〜 〜
星に帰った奨くんを人々は次期王として歓迎し、弟達も奨くんが正直な気持ちをぶつけても変わらず奨くんを慕ってくれるのでした。
王宮では大勢の女性に求婚されますが断ってしまいます。
奨くんの胸にはただ1人の想い人の姿があるのでした。

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