住んだことがなく土地勘ゼロの地域で、幼稚園や学校を中心に住む地域を選ぶ基準
子供が中学生に近くなるといよいよお父さんは単身赴任…
という選択肢が出てくる家庭が多いですよね。
『小学生までは帯同で』という家庭が多いように感じます。
小学生のうちは帯同(家族全員で引越し)となると、子供は転園・転校の必要が出てきてしまいます。
我が家の場合は保育園を3か所経験したり、希望の小学校の学区にするために引越しをした経験があります。
住んだ経験がなく、土地勘がない地域で保育園や学校を選ぶ時のポイントをお伝えしていきます。
保育園の場所・アクセス
保育園はまず「家の近くか」「会社の近くか」で考える家庭が多いと思います。
保育園への送迎は『毎日続くこと』です。
会社・保育園・自宅の3つがどれも徒歩圏内、という恵まれた環境はなかなか少ないのではないでしょうか。
まずは送迎のし易さからエリアを考えていくことが必要です。
家の近くの保育園であれば、保育園に送ってから出社することになります。
このパターンが最も多いのではないでしょうか。
逆に、会社のそばの保育園の方が『発熱での呼び出しへの対応など、何かあったときにすぐ迎えに行けるから安心』という理由などから、会社のそばの保育園にしたい!という場合もありますよね。
通勤が車の場合は比較的スムーズに対応できます。
保育園から呼び出しがあったら、会社を出て、保育園にお迎えに行き、小児科に寄ってから自宅へ帰る、実際に私も経験がありますが、車通勤はスムーズです。
自転車通勤可能(子供を乗せて)という場合も大丈夫。
でも電車通勤の場合、どうでしょう。
職場の近くまで『毎日子供と電車通勤』できるかどうか。
私は1歳の娘を連れてバス通勤したことがありますが、本当に大変でした。
雨の日や台風の日はタクシーを使わざるを得なかったことも・・・
子供にとって、送迎する親にとってストレスがないかどうか。
送迎ルートとセットで考えていくことが必要ですね。
住んだことがなく土地勘ゼロの地域で保育園・幼稚園を選ぶときのポイント
このご時世なので『そもそも保育園に入れるか?』という問題はありますが、それに関しては、地域に寄るところが大きいのでコレ!という方法はありません。
ただ、保育園に入園を考えたとき、ネットで調べるよりも、まず何より確実なのが役所に直接状況を確認することです。
市役所に足を運ぶのが難しければ、電話でもOK。
インターネットでも前年度の情報を含め、該当地域の情報はある程度調べることはできます。
ただ、最新で本当に正しい情報を得られるのは、『役所の保育入所を担当している課に確認すること』でしか得られません。
激戦区などはネットの情報を鵜呑みにして現状を確認せずに諦めてしまいそうになる気持ち、経験があるのでわかります。
でも、問い合わせると状況が違っていることはあります。
直接担当部署に電話して確認する少しの手間を惜しまずに、確実な情報を得るようにしてくださいね!
直接、下見や見学に行くのが難しい遠方の場合、保育園の雰囲気等はHPを見るだけでなく、直接、園に電話して方針を聞いたり、ウィメンズパーク等の地域の口コミも参考にしています。
住んだことがなく土地勘ゼロの地域で学校を選ぶときのポイント
小学校を検討する場合はどうでしょう。
ネットでも「〇〇市小学校ランキング」というのはあるので、一応見ますが、私はあまり参考にしていません。
口コミ総数が少なくて・・・母数が少ないのでランキングとしては
正直あまり参考になりません。
ネットで口コミや雰囲気を調べたいなら、ランキングより知恵袋がおススメ。
私の場合は、複数の(ココもポイント★)不動産屋さんに問い合わせをして、市内で人気の小学校を5つくらい聞きます。
その校区の中で転勤族が多く、我が家・我が子のカラーに合いそうな地域・校区を選ぶようにしています。
転勤族が多い小学校・エリアを選ぶ理由
転勤族が多い小学校・エリアを選ぶ理由は、居心地の良さ。
やっぱり転勤族が多い街は同じような環境、同じような価値観の人が多いんです。
妻の立場としても友達も作りやすいです。
子どもにとっても、転勤族が多い小学校だと、学年の途中に転入・転出を直に見る機会が多いため「来週から一人増えるよ~」というのは当たり前の感覚で受け入れています。
でも、転勤族が多いエリアってどうやって探すの??と思いますよね。
これは、引っ越しを繰り返すうちに気づいたのですが、「大手の企業・金融機関など、転勤がある企業の社宅があるエリアは確実に転勤族が多い!」です。
これも不動産屋さんに聞くのが早いです。
「転勤族が多いエリアは〇〇町や▲▲小学校の校区エリアは転勤族が多いですね~」と教えてくれますよ。
通勤にかかる時間
子育て世代にとって、住む場所を決めるのは『毎日生活する拠点の快適さが再優先』ではあるものの、通勤も毎日のこと。
極力通勤にかかる時間も少なく、乗り換えも少ない方がいいですよね。
とは言っても、夫の通勤にかかる時間は住む地域を決めるときに最優先ではありません。
理由は、夫は1日の大半を会社で過ごしている!からです。
保育園の送迎、スーパーへ行ったり、小児科へ連れて行ったり、PTA活動をするなど、地域の色々なことを把握して活動するのは結局、妻が多い。
その場合は、妻が快適に暮らせる場所を選ぶのが優先、としていいと思っています。
よって、通勤にかかる時間を決めるときの優先順位は 妻>>>>夫 です。
家事や育児の負担割合が『妻=夫』と同程度なのであれば、別です。
地域と深く関わり、家事・育児の負担が多い方の通勤時間を優先すると快適に暮らせると思います。
夫の通勤時間は優先順位が低めの我が家ですが、これくらいならOKというざっくりとした基準のイメージはあります。
基準は、
・通勤はドアtoドアで50分以内。
・乗り換えは2回まで。
・駅歩15分以内。
ざっくりした目安ですが、上記程度なら通勤可能!としています。
まとめ
まとめると・・・
治安が良く、転勤族が多いエリアで評判の良い学校の校区を選び、
保育園に通いやすい場所で通勤出来る範囲のエリアに
決めてから物件を探すことになります。
引っ越し先が都会の場合はどの場所に住むかを決めるだけでも悩ましいですね。
東京や大阪などの大都会に勤務する場合、膨大な選択肢があります。
勤務地が都会のときは本当に悩ましい!!!
ベッドタウンがたくさんあるし、選択肢が多い分迷ってしまいます。
住むエリアで悩んでいる時間はありません。
この後は物件選び、そして引っ越しが待ち構えています。
出来れば住むエリアは1日で決めて次に進みたいくらいです。
いやいやいや、1日で決められないよ!と思うのは当然です。
が、転勤族にとっては数年に1度やってくることなので、慣れてきます。
何度も引っ越しを繰り返すうちに家族の人数や生活スタイル、優先することは変わってきます。
日頃から夫婦間で『今の自分達は何を優先するか』を話して、イメージをお互いに共有して方向性を決めておくとスムーズです。
価値観が共通しないと、優先事項を話し合うところからで一向に地域選び、家探しが進まず、全てが後手に回ります。
優先事項が決まっていて、お互いにやることが分担できていれば、地域選び~家探し~引越しはスムーズに進みます。
突然の転勤の辞令にもうろたえることなく物件探しの一歩を踏み出せますので、日ごろから話し合いは大切ですよ!
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