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マスクの時代の子どもたち

私の娘、下の子は4歳、上の子は7歳で小学生になりました。


4歳の娘は今保育園なのですが、先生もマスク、園児もマスク、2歳園児のときからそのような園生活をさせてもらってます。


そうなったとき、ふと思ったのは顔の表情を子供たちはどうやって感情を汲み取っているんだろうという疑問…

お客様情報では、園児全体で表情が乏しくなってきているイメージもあるそうで。
これはとてもとても、悲しい現実。
仕方のない、このご時世なのかなと。

園の方針によっても違いますけど、
食事中はしゃべらない、とか
ギューとかして近づかない、とか
【子どもなのに寂しすぎる】と思ったわたしですが。

多分、マスクのない時代を知っているからそう思うわけで、今の子どもたちはこれが当たり前のように育てられて、【家族にだけ素顔で居られる生活】が普通になるのかなぁ。

どーしてマスクをしなきゃいけないのか?
と疑問も持たずに、

外出る時は靴を履く 

のと同じレベルで
【当たり前】のことになっていくのかな。


私が小学生のときはケータイもなければ、
家の電話の時代で。
不便と便利の時代を感じて生きてきたから
ケータイのありがたさやカメラ機能の素晴らしさは「おー」って毎回思うんですけど、
私の子どもたちの時代では、あって当たり前だから
ありがたみも何も、「普通」で終わってしまうんだろうか…?
そんなことも頭によぎりながら。

自分と娘が、同じ過去じゃないのは当たり前だけど、
こうやって時代を感じて歳を重ねていくんだなーと思うと歳を感じざるを得ない。

たった、36年の間に
こんなにも変わってしまうなんて、
浅はかな言葉だけど、純粋に、すごい。

マスクの話に戻すと、
顔の筋肉は表情を作るためにあるので
使わなくなると発達しなくなるんですよね。

なので、その影響で人の気持ちが理解しにくかったり、自分の気持ちを伝えるのが苦手になったりするのかなぁ。

子どもは、まず親の顔を見て学び、
こんな顔すると優しい気持ちなんだな、とか
こんな顔すると怒ってることを伝えてるんだな、とか
をリンク付けて【顔の使い方】を知るんです。

無表情の親に育てられた人は比較的無表情なことが多いらしく、お客様な中にも、ありがたいことにそれを確認できた方もいました。人間の本能というか動物的な側面って、わたしが思う以上に強くて、根深い。

そう思うと、お母さんの立場としては
顔を異様なほどにたくさん使って、
おこったり
わらったり
悩んだり

したいと思うんです。
保育園では伝わりづらいと思うからなおさら、
顔はこうやって意思を伝えるんだよ、と
無意識に伝わるといいなぁ。

保育園の先生方には頭が上がらないけど、

早くマスクが取れるといいなと、
未来のためにも、強く願うわたしです。


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