2002年05月02日(木) 島唄

(昔の日記から自分のために)

今、アルゼンチンで大ヒットしている島唄。
10年前にMIYAが作ったこの歌。
BOOM=島唄のイメージも大きいのでは?
皆さんも一度は耳にしたことがあるでしょう。
歌詞通り、風に乗って海を渡って
たくさんの人に愛されているなんてすごい!
「僕が飛ばした種がいろんなところで花をさかせている」
そう、それは島唄だけじゃないんですけどね、
私の心にはMIYAの蒔いた種は発芽して
もう永遠に枯れることのない満開の花を咲かせているのです。
昔、MIYAが「上を向いて歩こう」「SUKIYAKI」のように
世界中の人に愛される歌を作りたいと話していましたが
島唄はその一歩を確実に歩んでいるのではないですか!
良かったね、MIYA。
痛みをしっていたり、優しくなければ
人の心を動かすものは作れないと思います。

アルゼンチンで歌っているカセーロは島唄で大賞をとったコメントに
「この賞を宮沢に捧げる」と言っておりました。
ニクイよ、カセーロ、泣かせるね。

みんなそれぞれの故郷があると思うのです。
生まれた所が故郷だとは限らないとも思うし。
故郷なんか思い出したくもないって人も
故郷が恋しい人も今故郷にいる人も
みんなみんなみんな。郷愁、恋とはまた違うセンチメンタル。
言い尽くせぬ想い・・サウダージ。

島唄には何かしらそういうものが含まれていて
きっと心の奥の
もしかしたら誰にも触れられたくないような場所に
優しく優しく
ゆっくりとしみてくるのではないでしょうか。

我らがMIYAZAWA、あなたの音楽への愛の賜物です。

「海よ 宇宙よ 神よ 命よ このまま永遠に 夕凪を 」

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